「私たちのこれから」

7月11日(土)

やはりこの国のかじ取りは間違っています!
アベノミクスに賛成の方も、いま一度よく考えてみてください!


老後の不安

下のパネルはほんの一例ですが、介護保険料や国民健康保険料の負担が増えて年金の手取り額がどんどん減り、これまで社会に貢献してきた人たちが安心して老後を過ごせなくなってきています。

年金先行き

★NHKスペシャル「私たちのこれから」より


しかも、介護保険料の負担は上がり、ますます福祉の担い手を確保して充実させなくてはいけないのに、この春から介護報酬を削減するなど、福祉はどんどん切り捨てられています。

消費税を何のために上げてきたんでしょうか?
また年金機構は、データの管理があまりにもずさん。その責任もまだきちんととったとは言えません。


◆弱者に厳しい政策

消費税の逆進性(富裕層にほど有利で弱者に厳しい性質)を見直すと言いながら、消費税が導入されてからこの15年あまり、生活必需品には安く、ぜいたく品には高くという見直しもなされないまま一律に消費税率だけが上げられてきました。

しかも、軽自動車にも普通乗用車並みに税率を上げる、13年以上の車歴の車には15%も高い税率にする…どんどん消費しなさい、新しいものをどんどん買いなさい、ということです。見かけの数字での「景気」を上げるために。そして消費税を上げる環境を整えるために?

かくして、ぜいたくをせず、つつましやかに、身の丈にあった消費を選択している人たちへの負担を増やすばかり。

私の思う「豊かさとは…?」(=この記事を含むカテゴリー名)に逆行する流れです。


格差拡大、弱者切り捨て

インフレ政策で物価を上げる。これによって、必要なものを買うだけの同じ消費でも、見かけの数字は上がることで「景気」はよくなったように見えます。

しかし、給料は上がらず、取られるものは増え、年金受給者など弱い立場にとって物価の上昇(インフレ)は二重・三重の苦しみです。

金融緩和で低金利政策が続けば、貯蓄をしていても利息は対してつかない、物価は上がる、つまり貨幣価値は相対的に下がります。だからどんどん投資した方がいいですよ、ということになります。
どんどん稼いで、投資をして、大量に消費して…それができる人はいいですが、そちらにばかり目を向けた政策は、弱者をますます追い詰めます。かくして社会の格差をどんどん広げてきました。


◆社会保障の崩壊を加速させる力

高齢化が進んで、国や地方自治体の社会保障費の負担も増えることは何十年も前から予測されきたこと。

病院を老人の談話室にしないよう、医療費の一部個人負担を増やすなど、「受益者負担」の発想もある程度取り入れていくこと自体はまちがっていません。しかし、今のような切り捨てる一方の政策は明らかに間違っています。

最初にも書いた通り、なんのための消費税だったのでしょうか?
さらに、国債の発行額は増え続ける一方で、国は大きな借金を次世代に残すことになります。

そんな中で、新国立競技場にかかるあの馬鹿げた出費に象徴されるように、無駄な公共事業への出費はとどまるところを知りません。けっきょく一部の大企業を儲けさせるためだけの大規模プロジェクト。

東日本大震災の復興財源も、実際のところ全国にばらまかれ、復興とは関係のないところにお金が消えているという話もいろいろ聞きます。

さらに、安倍総理のけた外れの海外歴訪、そして海外へのばらまき外交
武器輸出や戦争に参加できる国を目指す安保法案…etc.

それら政策のほとんどすべてとも言ってよいところに、大企業への利益誘導、その見返りとしての企業からの政治献金…という構造が見え隠れします。

いまの政治は、国民のためではなく、財界(大企業)と政治家のための政治といってもよいでしょう。



いかがでしょうか?
見かけの景気を上げ、企業活動を優遇して元気にすれば国民も豊かになる…そんな幼稚な幻想で「やっぱりアベノミクスはいいんじゃない?」などとまだ言えますか?

今さえよければいい、自分さえよければいい…そいういう思いやりのない者が中心となって社会をわがもの顔に操っていったら、日本はどうなってしまうでしょう?

過去の戦争で犠牲になった人たちへの反省も思いやりも忘れ、国の発展を支えて来てくれた高齢者、次世代を担う子どもたち、そうした「今だけで見た生産性」には合致しないけど、長い目で見て守らなくてはいけない人たちを無視した思いやりのない政策は、国の道を誤らせ、海外からの信用も失い、やがて国を滅ぼします!


注)

ここに綴った内容は、NHKスペシャル「私たちのこれから」のサマリではありません。あくまで私なりに見た「これまでの日本の政策」についての雑感まとめです。
番組ではこれらの背景に関する話題も出ましたが、高齢者に限らず若い年代も含めて「いかに自分なりの備えをすべきか?」 が中心だったように思います。
ただ、裏返せば「自分さえ良ければいいのか?」という思いもあるので、あえてこのような記事を書きました。

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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