Nスペ「沖縄戦 全記録」

6月14日(日)

重かったけれども、予約録画もとりつつ、終わりまで観ました!
20万人もの死はいったい何だったのか?あの戦争は何だったのか…?

→ 番組告知



糸満市役所に残るデータから、日ごとに沖縄のどの場所で何人が犠牲となったかをグラフで示しながらの番組進行。
4月1日、おびただしい数の米軍上陸。戦争映画そのものの実録カラーフィルム。早い終結を試みる米軍に対して、地上戦・ゲリラ戦で少しでも時間を稼ぎながら食い止めようとする日本。

非戦闘員である住民を避難させるどころか、足りない兵力を補うために「防衛召集」という名のもとに駆り出された住民たち。
それも14歳以上の男子だけでなく、女子も含むあらゆる住民が、軍事訓練などまったく受けることもなく、十分な装備もなく、もっとも危険な最前線で闘わされたのです。

「一億玉砕」「一人十殺」を強要され、捕虜となって生き延びることを最大の恥という教えを叩き込まれた住民たち。

米軍の機関銃や火炎放射器もさることながら、手製の爆弾で敵に突っ込むという無謀な戦いに駆り出されました。アメリカ軍の犠牲者である以前に、日本の愚かな過ちの犠牲者といった方が良いように思えます。

ついに島の最南端の喜屋武(きゃん)岬に追い詰められ、断崖から身を投げた女性や子供たち。それを目のあたりにして「早く戦争が終わりますように」と神に祈ったというアメリカの元海兵隊員。



機関銃を撃ちまくり、火炎放射機で壕を焼き払ったアメリカ軍だけが悪魔だったのでしょうか?

むしろ、そんな無謀な戦いに住民を巻き込んでいった日本の軍の指導者、さらに日本を戦争に導いたトップたち。そうした日本の過ちによる犠牲者だったと言えるのではないでしょうか?

ひとたび戦争になれば、「防衛」も「攻撃」も表裏一体です。先にやらなければこちらがやられる、相手が民間人のように見えてもゲリラかもしれない、こっちがやられるかもしれない、弾が手元にあれば撃ちまくるしかないのでしょう。

そえが戦争というものです。そこにはアメリカ人も日本人の区別も、国としての勝った負けたも関係なく、人間同士の殺し合いでしかないのです。罪もないお年寄りも女性も幼い子どもたちも巻き込んで…



番組の終わりの方でも言われていたように、ひとたび戦争になれば、一人の命がなんと軽く見られてしまうことでしょう、と。
「防衛」とか「平和貢献」などもっともらしい言葉のもとに「最低限の武力行使」なんて言う言葉がいかに絵空事であるか?

沖縄だけで20万人と言われる死者。東京大空襲が10万人ですからその2倍です。沖縄に向かう途中で撃沈された戦艦大和の乗組員がおよそ3000人…

そうした尊い犠牲のもとに築かれた戦後70年目の平和な日本を、いま破壊して「戦争できる国」にすることなど、絶対に許されてはなりません!


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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