もう一両の産業型Cタンク

6月13日(土)

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2004年に製作した自由に楽しめるキット「自由形Cタンク機関車」をこのブログでご紹介しました。

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もう30年以上前に、中村精密というメーカーから発売されていた、安価でシンプルなキットで、ここからどんな風にでも加工して楽しめます。

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パーツ類はいたってシンプル

同じキットをもうひと組入手できたので、前回とはちょっと違った姿にしてみました。


◆基本的な構造部分

キャブ(運転席)、ボイラー、左右の水タンクなど、基本的な構造物を組み立てます。
キャブ部分を組んだ時点で、日さし、手すり、雨樋、後方ライトなどを追加しておきます。

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★以下、画像はクリックすると大きな画面でご覧になれます


ボイラー上に「ふたこぶラクダ」のこぶように乗っかる2つのドーム。近代の大型蒸気機関車では一つにまとまっていますが、一つは「砂入れ」、一つは「蒸気溜め」です。

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前方が「砂入れ」で、上に蓋、左右に2本ずつ砂まき管らしきものをつけ、後ろのドームには汽笛をつけて「蒸気溜め」とします。

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ボイラーは、真鍮版を丸めただけのつるっとした筒ではさびしいので、2か所ほど補強帯を回しておきます。とくにボイラー前方の煙室との境はリベットのついた帯を巻いておきます。


◆前作との違い

前回は、前輪を1軸加え、国鉄のC12風に仕上げました。

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前作のイメージとなった国鉄C12型


今回は前輪は加えず、この大きさの機関車としてはやや大きめに思えるシリンダーボックスの上を削り落として上面をフラットにすることで、床板の高さを下げ、ボイラーが床面上にまるまる見える形にし、どこかの炭鉱などで働いていた産業用の機関車風にしてみます。

前記事2 
<前作の写真資料>
オレンジ色のライン(上から6ミリ)でシリンダーボックスをカット。


シリンダーボックスの上面がフラットに。

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これに伴って、床板(ランボード)の高さが下がり、ボイラー下面と同レベルでフラットとなり、前面の傾斜部分も短くなります。前輪がない分だけ、すっきりしたフロントデッキに。

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パーツを切り取り、床面をフラットに上面に網目板をハンダ付。
デッキの上面にも網目板をハンダ付け。のちほど煙室扉前の傾斜部分に踏み台も追加。

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前後の連結器の高さも、標準の高さに調整。

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コンプレッサーと空気溜め

蒸気タービンを回して圧縮空気を作る装置がコンプレッサー。圧縮空気はブレーキ制動やブロワーなどに用いられます。

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前作ではC12型のイメージ合わせてコンプレッサーを機関車の右側におき、エアタンクを運転席の左右両側に持ってきましたが、今回はコンプレッサーを機関車の左側に、エアタンクは右側1つのみにしました。

右サイドの、冷却管とエアタンク

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発電機
も、蒸気タービンが原動力なので、キャブ前方から蒸気管、発電機の裏側から排気管を出しておきます。排気管の出口手前に筒型のマフラー(消音機)をつけておきます。

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煙室扉(前面)および踏み台も取り付け、ひととおり加工を終えた上回り

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◆塗装

半ツヤのセミグロスブラックを吹付け
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まだ汚しメイクはかけていません。


ならんだ姉妹機

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いずれも手前が今回の10号機。

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ランボードが低くなり、傾斜部が短くなったことで、車長が4ミリほど短くなっています。
前からみた表情も違う印象になりました。

炭鉱などで働いていた産業用のCタンク風の風貌に…


<イメージに近い機関車たち>

筑豊線勝野~筑前宮田
筑豊線勝野~筑前宮田

筑豊・貝島炭鉱
筑豊・貝島炭鉱 

岩見沢
岩見沢1 

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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