パーソナル・ソング

12月29日(月)


1000ドルの薬より、1曲の音楽を!
映画「パーソナル・ソング」をついに観て来ました!

日本語による予告編はこちら…
https://www.youtube.com/watch


まともに会話もできなかった認知症の人が、ヘッドホンで音楽を聴いたとたんに目が輝き、リズムに合わせて身体を動かし、笑い、泣き、若い頃のことを鮮明に思い出し、語りはじめる…

信じられない光景が次々と展開します。音楽を聴くことで、仮に一時的にであれ自分を取り戻すのです。音楽は認知症によって失われた記憶だけでなく、脳全体を刺激するのです。

アメリカには現在500万人、日本には400万人の認知症の人がいると推定され、アメリカではおよそ160万人が介護施設で暮らしています。その多くは薬を投与され、管理され、外界から閉ざされ、無気力に、自分自身を失い、屍のように生き長らえています。

人はだれでも老います。元気に動けて社会の歯車の中で生きている間だけが人生なのでしょうか?
年寄りの人生経験、知恵は? 人としての尊厳とは…?
医療や介護制度って何なんだろうと改めて考えさせられる思いです。

→ 「パーソナルソング」映像クリップ


<追記>

2015年年明け、安倍総理も「2020年を目標に、認知症対策に取り組む」と表明しました。
しかし、その具体的な内容は「専門機関と製薬会社が連携し…」というもの。

しかし医療と薬だけで認知症に対処することには限界があります。

認知症は、病状が現れてから発症(=日常生活に支障をきたす状態になる)までに20年かかるといわれています。いかにその時間を遅らせ、症状を食い止められるか?

だれでも大人になれば死滅していく脳細胞は増えていきます。残った脳細胞と脳細胞をいかにつなぎ合わせ、フルに生かせるか?
それには、新たな刺激、記憶だけではなく思考を積み重ねる習慣、柔軟な考え…さまざまな要素がありますが、そこに「音楽の力」は非常に大きく作用すると思われます。




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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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