日本を、いや「民主主義を」取り戻す!

7月16日(水)

最近、ちょっと社会的・政治的な話題が続いています。この方面にあまり興味のない方は、トップのメニュー画面から音楽寄りの話題~くだらない「★パウゼ」まで、お好きなカテゴリから適当につまみ食いしてください。

安倍内閣の支持率も、集団的自衛権の強引な閣議決定をうけて急激に低下しているようです。
「日本を取り戻す!」と掲げた人によって、日本がどんどん取り壊されていくような気がしてなりません。


自民党の暴走を止めるには

問題は今のところ「支持政党なし」と答えている54%の人たちが次の選挙でどう動くかです。


有権者の意識(民意)について

まずみんな、ちゃんと投票に行きましょう!

この前の日曜日、滋賀県知事選で自民・公明が推す候補者が破れました。みなさんの民意が反映されたんだと思います。
 
が、私が驚いたのは投票率です。集団的自衛権が閣議決定され、戦後の日本の憲法解釈が大きく変わることが打ち出されて初めての地方選挙だというのに、夜7時半現在の投票率は37%
なんと半数どころか40%も切ってるんです。

なんでみんな投票に行かないんですか!?
投票にも行かないで、政治をとやかく言う資格はありません。いや、政治をとやかく言う以前に、この社会に暮らす資格がない、とまて申し上げたら言いすぎでしょうか…?
とにかく、有権者(大人)の権利と義務を大切にしましょう!

「政治や社会の問題は難しい」なんて思わないでくださいね。かつて「週刊こどもニュース」でお父さん役を演じておられて池上彰さん、私はあの方の「わかりやすさ」に惹かれ、「中学生が読んでも分かるブログ」を目指しています。ぜひこのブログを読んで考えてみてくださいね。



前から選挙のたびに思うのですが、「自民か民主か」的な2者択一的な見極めで「勝ち馬に一票」を投じている人がけっこういるんじゃないかと。

けっこう社会のことを考えてるように見える熟年層の方でも、「今回はやっぱり〇〇党が優勢かなと思ってそっちに一票入れたよ」とか「自分が投票した人が当選しなかったら『死に票』になってしまうから」なんてことを平然とおっしゃる方がいるんですね。

投票は「みんなと同じ」「どっちが優勢か」で「予想」して勝ち馬に一票を投じるものではありません!
自分が投票した候補者(党)が政権を取らないまでも、少数派が議席数を伸ばしてくれたら国会での質問時間枠も多く与えられ、民主的な議論に充てられる時間が伸びるのです。
またもし自分が投じた候補者が当選できなかったとしても、一党独裁の流れに反対票を投じたという意味はあります。

いまの政権与党である自民党も、本当に支持しているのは30%程度なんです。上の画面では30.6%となってますが、おおむね各地の選挙では有権者の約半数しか投票に行かず、得票の3分の1程度が自民党だとすると、実際の支持率としては全体の20%程度ではないでしょうか。
 
もちろんその中には信念をもって自民党を支持しておられる方もいらっしゃるでしょう。でもここまで一党独裁によってなんでも強引に決められてしまう傲慢な体制は、政治的な無関心によって投票にさえ行かない人、組織票、および「どっちが優勢か」で大勢に一票を投じた人たちによって支えられてきたとも言えるのではないでしょうか?

ふだんから社会の問題に関心をもち、現政権のやっている矛盾をよく見極め、ほかの各政党の主張をよく聞く。できれば地元の議員が駅前で演説していたらちょっと足を止めて直接話をしてみるのもいいでしょう。そして次の選挙ではぜひ「投票に行く」ことをお願いしたい!


今の選挙制度について

今の選挙制度にも問題は多々あります。議会制民主主義がちゃんと民意を反映しているのかどうか…?

比例代表制で、都会と地方で1票の格差が極端に大きいのは「憲法違反」である、との判例も出ていながら今の議席は有効のまま改善案も出てこない。絶対におかしいです。現国会そのものが憲法に違反しているということじゃないですか?これをいつまでも改善しようとしないのは国会の怠慢です。

あと、政治家(議員)が何か悪いことをすると「そういう人を選んだのは国民だから」などと言う声もよく聞きます。本当にそうでしょうか?

個人的に昔からよく知っている人が立候補して、その人に投票して当選したのならばともかく、たいていは選挙前に掲げた公約や政治理念を信じてその人に託そうと思って投票するんですよね?
その候補者が「センセイになってしまえば別の人」よろしく、選挙前に掲げていた公約を守らなかったり全く違うことをやったら、それは有権者への「裏切り」ですよね。

それに対して「NO」と言って怒りを表明することが有権者の権利であり義務ではないんでしょうか?「そういう人を選んだのはわれわれ国民だから…(しょうがない)」じゃないんですよ!

そういう意味で、いまは地方自治体(都道府県・市区町村)の首長および議会に対してはリコール制度があります。有権者の3分の1以上の意思が集まれば首長や議会をリコールできるんです。まずそのことを知りましょう。

そして、いまのところ国会議員に対してはリコール制度がないことについても、疑問を持ちましょう。すでに有識者の間にはそうした議論があります。
国会議員は全国各地から立候補した国民の代表なんです。その人が選挙前に掲げた政治理念を捻じ曲げたり、180度違うことをやったり、その他有権者を裏切るような行動をとった場合は、有権者からリコールできるようにすべきです。


適正な議員数・議員報酬を

アメリカは、人口3億に対して国会議員は525人(上院:各州から2名ずつ合計100名、下院:425人)。対する日本は、人口1億に対して国会議員は衆参両議院合わせて724人。多すぎます!

しかも議員報酬は、アメリカでは「労働者の平均的な収入を上回ってはいけない」に対し、日本は「特別公務員を含めて公務員の最高額を下回ってはいけない」です。

有権者の投票によって選ばれ、社会のために頭を使い、考え、動き、発言権をもつ。それが議員の役割でしょう。べつにタダで働けとは言いませんが、一般の労働者なみの給与にすべきです。一度なったらやめられなくなるような法外に高い報酬は間違っています。
また「センセイ」なんていう呼び方もやめましょう。べつにピアノや指揮を教えていただくわけでもないんですから…


国会運営上の「おかしなこと」をやめさせよう!

まず「造反」と「ねじれ」という悪しき言葉を使用禁止にすること!
議決は議員一人一人が賛成か反対を決めて投票するべきもの。与党だから全員が賛成しなくてはならない、なんていうルールはないはずです。

あと、与党は「最大議席」であってもいいですが「過半数」である必要はありません。仮に与党が全員賛成してもそれだけでは(=野党の賛成も加わって過半数に達しない限り)通らない姿が本来の民主主義には望ましいのです。
今はそれを「ねじれ」と呼んでいるが、そのようなマイナスイメージの呼び方を止めるべきです。
そういう姿を実現するには、最初に書いたように、有権者が「勝ち馬に一票」でその時に優勢な政党に圧倒的な票を集中させないで、ちゃんと投票に行ってひとりひとりの意思で投票することが必要です。

最後にもうひとつ。
重要法案などに「反対」する野党がこぞって決議の議場を退席する、あれは何ですか!?

「われわれは反対だ。話にならん」というパフォーマンスのつもりか何だか知りませんが、反対なら反対でちゃんと決議に出て反対票を投じるべきです! 有権者の支持を受けて議員となっているという自覚はどうなのか? 議決をボイコットした政党の人が駅前で演説していたら、ビラを配っている人に抗議の一言を!

あと誰かが質疑してる時の汚いヤジを禁止する。とくに政治理念に基づいて渇を入れるものを除き、品位のないヤジと議長が判断したものは即刻退場させ、議員報酬を減額したり向こう何日かは審議に出られなくするなどなんらかのペナルティを科し、その議員名と政党名を表示する!

このように国会内で、あるいは地元の地方議会で、民主主義の大原則を取り戻すこと。
こうした基本的なことに有権者が目を光らせる必要があると思います。


ひとりひとりの力で

いかがでしょうか?
ここまで書いたことはとくに難しい専門的なことではなく、中学生の生徒会などと照らし合わせてみても分かるような民主主義の大原則でしょう。

こうした「当たり前のこと」を、ひとりひとりがちゃんと考え、おかしなことは「おかしい」とまず思うことです。 マスコミが報じること、世間で騒がれていることも、「みんながそう言ってるから」ではなく自分の目で物事の本質を見ることです。

会社組織に所属している人も、音楽・芸術など美しい世界を求めている人も、サッカーの好きな人も…みんなこの社会に生きている有権者です。
「こんな意見を出したらどう思われるかな」とか「〇〇さんはどう思うかな」といった人の目を気にすることなく、自分は自分の意見を持てばいいのです。

物事の表面に流されずに、しっかり本質を見ましょう。そして機会があったら意思表示するのです。意思表示のしかたはいろいろありますが、今はせっかくこうしたネットがあるのですから、そこで発信するのが最も身近にできることです。

自分の名前を出したくなければペンネーム(このブログも、ペンネームで登録できます)でもいいし、ネット上で誰かが書いた記事に賛同するなら「いいね」や「拍手」をワンクリックするだけでもいいでしょう。そうしたことの積み重ねが世論になると私は思っています。また、今は電子メールによる署名もあります。

地元から国会に出馬している代議士、あるいは自分の地元(市町村)の議員なども、たいてい今は皆さん自分のホームページを持っていますから、そこを見たり通信欄に投稿するということもできます。ある重要な議題に反対なら反対と意思を伝え、「もしこれに賛成したら次の選挙ではあなたに投票しませんよ」ということもできます。恐喝まがいのことをやってはいけませんが、ある案件に関して賛否の意思を伝え、その議員さんに頑張ってもらう、ということは有権者として当然の行動ではないでしょうか。

そうしたひとりひとりの良識と、できる範囲でのちょっとした行動が民主主義の原動力になるのです。

民主主義は4年に1度じゃない ★ダニー ネフセタイさん作成 

 

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
このすぐ下の「カテゴリ」から興味のあるテーマごとにクリックして覗いてみてください。
一部パスワードをご存じのメンバーの方のみ閲覧できるページを含みます。

カテゴリ
カウント開始 2011.1.14~
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR