「~しておきますね」(未来形)でなく、「~してみました」(完了形)で!

7月6日(日)

これは私自身がそうありたいと思っていることですが、コミュニケーションを大切にしたい方も参考にしていただけたら…

このカテゴリーでこれまで色々つづってきて思うのは、コミュニケーションとは「その場限りのお喋り」のことだけをいうのではなく、人と「気持ちのキャッチボールができること」だと思うのです。



なにか連絡を受けたら、まずは「ありがとうございます」といった挨拶は大切ですね。
お知らせいただいた内容、相談や依頼を受けたことについて「見ておきます」「調べておきます」「聞いてみます」と、まず気持ちを返しておくことも大切です。
 返信が数日後になってしまったような時は、「返信が遅れて申し訳ありません」とひとこと添えます。

そこまではいわば儀礼的な社交辞令です。
問題は中味です。お知らせを受けてすでに数日たってるのに、まだ「見ておきますね」「調べておきますね」(=未来形)と返されると少々がっかりします。

皆さんそれぞれお忙しいのは分かります。だったらあと半日~1日後になってもいいから、せめて概略ぐらいは「見ました、どうだった」(=完了形)という中味のある返信をいただいた方が嬉しいのです。

「見ておきますね」のまま結局それっきり…ということも最近けっこう多いように思います。
時間的な問題ではなく、相手から投げてもらった球をどう受け止め、どう返すかというところです。 



友達同士の個人的なたわいもないことならともかく、さまざまな業者さんへの「業務連絡」でも、こうしたキャッチボールがスムーズにいかないことが最近多いように感じます。

こちらの不具合を伝え、修理が必要なのかどうなのか、都合のいい時に見に来てもらえるのか、修理にはいくらぐらいかかるのか…いろいろと相談したいわけです。
すぐその場で即答できないことは「見ておきます」「調べておきます」「分かったら連絡します」となります。営業担当が個人の判断でできないこと、親会社と子会社の役割分担、いろいろ事情はあるでしょう。

でもそこそこ時間がたったら、「調べてみました→どうだった」という完了形での報告がほしいと思いませんか? 
 
たとえ100%答えが出ていなくても、とりあえずどこまで調べてみたのか、検討した結果どうだったのか、内容の分かる担当者に伝えてくれたのか?…といった途中経過の報告がないと、お互い相手あっての物事が先に進みません。

こちらから催促の電話をすると「いま見てます」「いま調べてます」などと返ってきます。そば屋の出前(=出前を注文したのに一向に来ないので催促の電話をすると「今出ました」という笑い話)じゃないんですから…

で、ようやく技術的なことの分かる担当者から連絡が来たと思ったら「どういった不具合でしょうか?」で、また1から説明し直し!?
「え、前回伝えた内容がまったく伝わってないの?」「いままで待たされてた時間はなんだったの?」

打ち返しが遅すぎる上に、内容がちっとも伝わってない…コミュニケーション力のなさに情けなくなります!



簡単にできること、ちょっと時間を要すること、それはさまざまでしょう。
でもおよそどんなことでも、「そろそろ連絡が来るかな?」と思い始めるタイミングってあると思います。

こちらもずっとそのことだけを気にして待ち続けているわけではありませんが、ふと「あの件はその後どうなったんだろう?」と思うようになります。
そろそろ連絡が来てもいいはずなのに…という時期を過ぎると、はじめは「まだ忙しいのかな?、催促しないでもうちょっと待ってみよう」ですが、しだいに「あれ?どうしたんだろう?」と不安になり、いずれ「いったい何やってんだ!」へ。

時間が経過するにつれて、人の感情も変化していきます。

たとえ個人的な友達同士の約束であっても、来週の予定をどうするか等の相談ごとには1~2日ぐらいのうちには返事が欲しいですね。
いただいた資料に目を通しておくのはおよそ1週間ぐらいのうちに…
物事によって違いますが、そこそこのタイミングというものがあると思います。
→ 「気持ちに応えるタイミング」

コミュニケーションは、会ってるその場の楽しいお喋りだけではありません。
ちょっと離れた相手の気持ちをくみ取り、相手の「どうだったかな?」という気持ちに応えることが大切ですね。


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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