活かす、活かされる支援

知合いの演奏家・音楽療法士の方が、まるで宝くじでも当たったかのような喜びの声。

どこかからスポンサーのお話しがあって、小さいながらご自身なりに東北支援のコンサートをできたらと。まだ具体的な話は存じませんが、私もとても嬉しいお話です!

バブル時期には色んな企業が「音楽を支援する」と称して、自社名を掲げた「冠コンサート」がたくさん生まれました。しかし予算の大半は広告宣伝費に消え、音楽は広告塔として使われ、チケット代はむしろ値上がりし、バブル崩壊・不景気とともに引き潮のように去っていきました。

今こういう時期に、小さなコンサートに協賛してくれる企業はきっと「本物」でしょう。そう信じたいです。

企業が利益の一部を社会に還元する。それも音楽をはじめ、それを必要としている人がいるところを理解して支援することがこれから益々大切だと思います!

あとは主催者・演奏家の声を聞いて、ちゃんと中味を理解して、本当に必要なところをバックアップしていただけることを祈ります。
いや、祈ることじゃないですね(笑)。話の分かる担当者に、ぜひきちんと伝えていい関係を築いて下さい。



その昔、絵画の好きな王様や貴族は、宮殿の壁面を提供し優秀な画家に絵を描かせました。また音楽の好きな王様や貴族は、作曲者や楽団を集めて宮廷内で演奏する機会を与えました。
文化芸術は決して企業の考えるような採算第一の考え方では成り立たない世界。でも人々の心に豊かさの灯をともす、なくてはならないもの。

お金があって、そういう世界をちゃんと理解して愛する心ある人が支えてくれてこそ成り立つ世界です。

行政からの支援でも企業からの支援でも、本当に必要なところに届かなくては意味がありません!
見返りを期待したり、自己満足なPRではいけません。「教育」といってはおこがましいですが、本当の意味でお金を「生かす」「活かす」支援のあり方をきちんと伝えることが大切かと思います。


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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