鉄道アラカルト ~車両の呼び名あれこれ~

5月25日(土)


今さら申し上げるまでもなく、鉄道好きです!

そんな私にとって、蒸気機関車の牽く列車や、朝の連続ドラマ「甘ちゃん」に登場する三陸鉄道の1両だけで走るディーゼルカーなど、線路の上を走る車両たちを、なんでもかんでも「電車」と呼ばれてしまうのにはちょっと抵抗があります。

でも、かく言う私も子供のころ、夏休みに旅行に行くときに乗るような長距離列車のことを「汽車」と呼んでいました。私の両親がそう呼んでいたのです。両親の育った昭和初期は、「旅」といえば蒸気機関車の引っ張る「汽車」だったので、ごく自然にそう呼んでいたのでしょう。

4人向い合せのクロスシートまたはリクライニングシートの車両で、お弁当を食べながらちょっと遠くまで「旅」する時に乗るのは、ふだん見慣れた通勤スタイルの「電車」ではなく、「汽車」という感覚なんです。たとえそれが電車であってもディーゼル(気動車)であっても。

ふだんの通勤・通学に使っている「電車」とは区別して呼びたい、鉄道(=線路の上を走る車両)の色々な呼び方、あらためてちょっと考えてみたいですね。



汽車=蒸気機関車の牽く列車

台湾や中国では街のいたるところに「汽車」と書かれた店が目につきます。中国語で「汽車」とはバイクのことなんです。ちなみに日本語の「汽車」のことを中国語では「火車(ファツー)」といいます。紛らわしいですね。

さて日本の鉄道の話に戻しましょう。

「汽車」は上に書いた通り、「蒸気機関車の牽く列車」のことです。

「汽車ぽっぽ」と言うように「汽車=蒸気機関車」と考えてもいいのですが、操車場で入れ替え作業をしていたり、転車台(ターンテーブル)で向きを変えたり、機関庫に単独でいる時にはあまり「汽車」とは言いません。「機関車」と言った方がしっくりきます。

乗客が乗る客車、または貨車をつなげた「列車」の状態になって「汽車」というイメージになります。先頭を行く機関車はもちろん、汽笛やドレイン(蒸気を吐く音)、客車の車内、車窓…そのすべてが「汽車の旅」なのです。夜行列車のことを「夜汽車」というのも情緒があっていいですね。

最近は蒸気機関車のことを「SL(Steam Locomotive)」といい、それの牽く列車のことまで「SL 」と呼ぶことも多いようですが、ちょっと言いづらくても私はやはり「蒸気機関車」、そして蒸気機関車の牽く列車=「汽車」という言葉の響きの方が好きですね。「SL」だと情緒がちょっと違ってきてしまうんです。


機関車の牽く客車列車

「機関車」には、蒸気で動く「蒸気機関車」だけでなく、ディーゼルで動く「ディーゼル機関車」、電気で動く「電気機関車」があります。これら「機関車」に乗客は乗ることはできません。

電気機関車の屋根には架線から電気をとるためのパンタグラフがついていますが、あれを「電車」とは呼ばないでくださいね。「機関車」です。

電気機関車と電車の区別。電気機関車は一般に窓が小さく機械室のような外観で、運転席が前後または中央部にあり、動輪が大きく、全体に重量感があります。色は、直流電気機関車は茶色、またはブルー(特急塗装)、そして交流は赤、交直両用はややピンクがかった赤です。 最近は「桃太郎」とか「金太郎」と書かれた2両一体の力持ちがいますが、JR貨物用の機関車ですね。

電気、蒸気など動力は略してただ「機関車」と言ったり、蒸気機関車のことを「蒸機」、電気機関車のことを「電機」と書くこともあります。

一方機関車に牽かれて走る動力のない旅客用の車両を「客車」といいます。
機関車につながれた客車のことを何と呼ぶか?…まあ平たく「列車」と言って良いでしょう。

昭和33年に誕生した「あさかぜ」に代表される寝台特急(=いわゆるブルートレイン)は東海道・山陽からついに姿を消してしまいましたが、上野と札幌を結ぶ「北斗星」や「カシオペア」は、今となっては貴重な「客車列車」の寝台特急です。
 
こちらがその寝台特急「北斗星」。

寝台特急「北斗星」 

上野~青森、青森~函館は電気機関車が牽引しますが、函館~札幌は電化されていない区間を走るため、このようなディーゼル機関車が2両で牽引します。
 
もう少し詳しく言うと、上野~黒磯までは直流の電化区間。黒磯から青森は交流です。上野~青森までは交直両用のEF81という電気機関車が引っ張ります。
青森駅では、前の機関車を切り離して後ろに交流電気機関車をつなぎ、進行方向が変わって津軽海峡線へと入っていきます(明け方です)。
そして青函トンネルを抜けて北海道に入り、朝6時半ごろ函館に着きます。函館山を正面に列車が止まると、後ろに待機していた青色のディーゼル機関車が重連で連結され、先頭の電気機関車は切り離されてとどまり、列車はふたたび進行方向を変えて終点札幌をめざします。上野を出発した時と同じ進行方向になって札幌駅 に到着するのです。

もし「北斗星」に乗られたら、「客車に乗ったよ、寝台特急に乗ったよ」と自慢してくださいね。


電車 VS ディーゼルカー(気動車)

ふだんの会話の中で、「電車が遅れた」「電車の中でのマナーが悪い」「電車の中で寝よう」…などと言いますね。 おもに通勤・通学に使う日常的な公共交通機関で、「バス」に対して「電車」という意味で使われます。

また、通勤時間帯の電車に乗っている時、つまり「いつ、どこで」という指示代名詞のように「電車の中で」「電車を待っている時に」などと使われることも多いですね。

そこでは厳密な車両の種類を言っているわけではありませんから、鉄道にあまり詳しくない方がディーゼルカー(気動車)のことを「電車」と呼んでも、私もあまり気になりません。いえ、気にしないようにしています(笑)。

ただ、千葉県の小湊鉄道や九州・北海道など、自分の日常生活圏から離れた地域をのどかに走るディーゼルカーを、TVレポーターなどに「電車」と紹介されると「違うだろ!」となるのです(笑)。

ディーゼルカー(気動車)は、電化されていない区間を走る車両で、バスのようなエンジン音を響かせながら屋根から黒い煙(排気ガス)を吐いて走ります。

朝のドラマ「甘ちゃん」に出てくるような、1両だけでのどかに走る車両もありますが、北海道の「北斗」のように10両編成で走る特急列車もディーゼル(気動車)です。「ディーゼル特急」と言います。

こちらは懐かしい国鉄色のキハ58というディーゼル(気動車)
昭和40~70年代、全国各地で急行用としても使われていた車両です。
キハ58系

しかし最近の新しいディーゼルカーはカラフルで、車両の色やデザインをぱっと見ただけでは「電車」なのか「ディーゼル」なのか分かりにくいかもしれませんね。
床下や台車をマニアックに識別できなくても、誰でも簡単に見分けられる方法があります。

まず、線路の上に架線がない、電化されていない区間を走るということ。
でも、電化された区間にディーゼルカーが乗り入れることもありますから、架線の有無だけでなく車両の屋根の上を見てください。パンタグラフがあれば電車です。 何両かが連結されていてもどこにもパンタグラフがなく、機関車に牽かれることもなく自走できたらディーゼルです。

あと、駅に停車中にバスのようなアイドリング音がしていて、灯油系の匂いがしたらディーゼルです。

たとえば中央本線は電化されていますが、小淵沢から清里方面に向かう小海線はディーゼルです。もし乗り換える際に、目的地は電化されていない区間の先なのに、間違って隣のホームに停車中の「電車」に乗ってしまった、なんていうミスは、多少テツの知識があれば防げるはずです(→みんなに役立つ明るいテツになりましょう!)


◆「電車」の黄金時代へ

「電車」とは電気で動く車両で、先ほどご紹介した電気機関車に牽かれる客車列車以外のものを広く「電車」と言います。今日では鉄道の代名詞とも言えますね。

しかし明治のころは「電車」といえば、いわゆる路面電車を指しました。
また地下鉄は、地下のトンネル内に排気ガスを出したくないこともあって早くから電化されていました。「電車」は一般に軌道の上に張られた架線から電気を取りますが、地下鉄のように天井までの高さに制限がある場合、線路脇の「第三軌道」という線から集電するものもあります。今日の銀座線や丸ノ内線にその原型を見ることができます。

「汽車」に比べて「電車」の歴史は浅く、昭和30年代に入る前は「電車」といえば近距離用のあまりスピードの出ない乗り物として位置づけられていました。

自動車に例えると、最近ようやく電気自動車も性能が向上して普及しつつありますが、まだ主流はガソリンエンジン車が一般的でしょう。ちょっと大きめの車で高速道路を何時間も走って行く時にはまだ電気自動車ではないですね。
昭和30年代のはじめごろの「電車」はまだそんな感じで、特急や急行などの長距離列車といえば機関車の引っ張る「客車」列車が主流だったのです。

ところが、東海道線が全線電化された1956(昭和31)年から、国鉄は最新型の「電車」の開発に本格的に取り組みます。私が生まれる前の年です。

緑とオレンジに塗られた斬新な「湘南電車」と呼ばれる車両(80系)が誕生します。振動を抑える新型の台車も開発され、空気抵抗を考えた「流線型」という言葉が流行しはじめます。

80系湘南型 

そして1959(昭和33)年、東京~大阪間を6時間半で結ぶビジネス特急が誕生します。
ボンネットの上に運転台があり、肌色と赤に塗り分けられた151系「こだま型」は、今日に至る特急の原型ともいえる美しいスタイル。当時の国鉄の威信をかけた一大プロジェクトだったようです。

「こだま」を走らせた男たち 

私も幼いころ新幹線が開通するまで、夏休みに東京の祖母の家に来る時は同型の「はと」や「つばめ」のお世話になりました。


◆「電車」なのに、あえて「電車」と呼ばない場面

この「こだま型」特急も、新幹線も、もちろん紛れもなく「電車」です。
でも皆さん、新幹線で旅行する場合に「電車で行く」って言いますか?
「新幹線で行く」と言い、あえて「電車で行く」とは言わないのではないでしょうか?

新幹線に限らず、在来線でも「特急・急行・快速」など中長距離の列車、それも「あまぎ」「踊り子」「あずさ」など列車名がついた特急列車に乗る場合、「特急で行く」とか「あずさで行く」と言うのが一般的でしょう。

そうなんです。日常の空間を抜け出して「旅」に出るときにお世話になる特別な列車のことをあえて「電車」とは呼ばない(呼びたくない)のです。

高速バスや自家用車で行くのと区別して言う場合も、「電車で行く」というよりは「列車で行く」「鉄道で行く」と言うでしょう。私としても不思議で面白い、偏見といっても良い「言葉えらび」です。「電車」は必ずしも動力装置による車両の分類だけではない、ということです。

これは私のあくまで個人的な感覚として、山手線や埼京線などは「電車」でよいのですが、東海道線や東北線を走る「急行」以上の列車で、乗る距離が100キロ前後、乗車時間にして1時間前後ぐらいのところに、「電車」が電車でなくなる境界線があるみたいなんです。

日常と非日常の微妙な壁、子どものころ「汽車」と呼んでいたあの世界に近づく境界線です。この感覚はどうしようもないのです。ごめんなさい。


◆「電車」であっても「旅」の情緒に大切な座席配置 

最近、東北本線(=愛称・宇都宮線)や東海道本線を走る快速列車のほとんどが、ロングシートでつり革のぶら下がった、いわゆる通勤スタイルの「電車」に成り下がって(?)しまいました。

通勤圏がそれだけ広がったということでしょう。また、ドア付近に人がどうしても固まってしまうので、車内の中程まで人の動きがスムーズになるように、味気のない通勤スタイルになってしまったのでしょうが、「旅」好きにはなんとも残念ですね。

ふと時間ができて日帰りのぶらり旅に出たいと思っても、私が東北方面を避けるのは、あの通勤スタイルの車両しかないことが大きなネックになっています。
宇都宮、黒磯、那須方面に出かけるのに、あの車両はあんまりじゃありませんか!
(宇都宮方面から通勤されている方には申し訳ありませんが…)


「旅」にはやはりクロスシートの車両を!

クハ165系(急行型)…
車両の前後にデッキ(乗降口)があり客室と隔てらている
165系外観 165系車内
*クリックすると大きな画像でご覧になれます

クハ115系(近郊型)…車両の片側に3箇所ドアがあり、通勤スタイルが一部混在
115系外観 115系車内
*クリックすると大きな画像でご覧になれます

いつまでも古いものにばかり固執するつもりはありません。新型の乗り心地のいい車両もいいのですが…
せめて総武線・横須賀線の快速や東海道線の列車の前後に併結されているような、4人向い合せのクロスシートの車両もぜひ残していただき、通勤ラッシュ以外の時間帯や休日にはもっと増やしてほしいですね。

もしこのブログをJR関係者がご覧になったら、ぜひ前向きにご検討ください!


◆「電車」のもうひとつの顔

日常生活圏の「通勤電車」以外に、あえて「電車」と呼ぶ場合、私は「路面電車」とか、地方の電鉄会社の古い車両、ちょっと模型で作ってみたくなるような可愛らしい車両をイメージします。
モハ71完成 
以前「模型ギャラリー」でご紹介した、熊本電気鉄道の模型(手づくり)
 →火の国に移籍した車両たち


よく路面電車のような小さな電車を「ちんちん電車」と呼びますが、なぜだかご存知でしょうか?

運転手と車掌が乗務していた時代、乗客の乗り降りが終わってドアを閉め、安全確認を終えた車掌が運転手に「発車していいですよ」のサインとしてベルを「ちんちん」と2つ鳴らしていたんですね。
その名残りで、いまも世田谷線の最新車両はワンマン運転であるにも関わらず、ドアが閉まると電子音で「ちんちん」という音がするのはその時代の遺物です。

そして昔の「電車」のあのモーター音がまたいいですね。台車に取り付けられた吊り掛けモーターの回転数が上がるにつれ、音程が「ガーー」と上がっていき、「ダダン、ダダンダダン」…という車輪の音と重なります。そう、これこそまさに「電車」なんです!

こういう「電車」だったら、長椅子ロングシートでつり革がぶら下がっていてもいいのです。路面電車のつり革がブランコのようにバッタンバッタンと揺れるのもまたいいですね。

千葉県の「銚子電鉄」や、少し前に娘と出かけた記事をアップした静岡県の「岳南電車(少し前まで「岳南鉄道」だった)」のように、「~~電鉄」「~~電気軌道」「~~電車」といった社名が付いている路線は電化されていて、そこを走る車両たちは「電車」だと思っていただいて間違いありません。


◆テツの情緒を大切に!

日本人は情緒をとても大切にする(してきた)国民だと思います。

麦わら帽子の匂い・夏の思い出と重なるバッタ、キリギリスの仲間たち。
バッタにもショウリョウバッタ、トノサマバッタ、ツチバッタ…色々いますね。
また秋の夜長に鳴くスズムシ、マツムシ、ウマオイ、コオロギ(エンマコオロギ・オカメコオロギ・ミツカドコオロギなど)たち…
その鳴き方を「ことば」で感じ取るなど、日本人は素晴らしい感性で虫たちと接してきました。

ところがアメリカ人はそれらをまったく区別することなく「グラスホッパー=草むらで跳ねてる奴ら)」とひとくくりで呼びます。アメリカにだっていろんな虫たちがいるはずなんですが…。

いくらアメリカ人の友達がいても、こればかりは譲れません!
「なんて情緒のない、アバウトな奴らなんだ!」…と(笑)


そうなんです!私にとって、線路の上を走るものをなんでもかんでも「電車」と総くくりで呼ばれるのは、この感覚に近いと言ってもいいかもしれません。

さまざまな日本の風景、旅への思いを秘めて線路の上を走る車両たちを、ただの「移動のための手段」としてしか見ず、ふだんの日常の世界にいる通勤電車と同じレベルで、総くくりで「電車」と呼ばれてるような気がして、私の心はとても傷つき、寂しくなるのです。

せっかくの「旅」の情緒もかき消されるような、デリカシーをわし掴みにされたような、なんとも切ない気持ちになるのです(←そこまで言うか?…笑)

動力装置などをマニアックに瞬時に見分けて正確に呼べなくてもいいのです。かつて「汽車」と大きなくくりで捉えていた私としても、そこまで要求してはいません(笑)

皆さんもさすがに、北海道へ向かう「寝台特急」も、京都の保津川に沿って走るのどかな「とろっこ列車」も、ふだん通勤で使っている「電車」とまったく同じとお感じにはならないでしょう?

では「電車」に代わる何かいい呼び名はあるのでしょうか…?


◆「電車」 →「鉄道」・「列車」と置き換えてみてください

2本の並行した鉄の線路、およびその上を走る車両たちを広~く呼ぶ時は、「鉄道」と言ってやってください。
 
蒸気機関車の大好きな人は「電車マニア」ではありません。「鉄道マニア」なんです!
「鉄道」と言っておけば、あらゆる種類の車両および路線を広く包括してとらえられます。

あと、走ってくる車両を見て、電車なのかディーゼルなのか客車なのか、すぐに判別できなかったら、とりあえず「列車」と言っておいてください!

「列車」とは英語の「Train(トレイン)」、つまり2両以上連結したものを指すのが一般的ですが、運行上の単位としては「一両編成の列車」などと言う場合もありますから、「列車」と言っていただいても良いでしょう。

いかがですか? 今まで何でもかんでも「電車」と言っていた時よりも、たった2つの言葉に置き換えただけで「旅」の世界にぐっと近づいた感じがしませんか?
列車の旅に出て美味しいお弁当や美しい車窓に会いたくなりませんか?
そう感じていただけたら私もとても嬉しいので、ぜひ今後のご参考まで!(笑)

ちなみに「テツな道」のことを、剣道・柔道・合気道と同じく、イントネーションの終わりを少し下げて「鉄道(てつどう)」と言ってもいいかもしれませんね(←まだ市民権は得てませんが)

長々と失礼いたしました!



    ↓ 少しでもご納得いただけたらワンクリックよろしく!  

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

気動車を電車と言う場面にはよく遭いますが、汽車まで電車と呼ばれているんですか、最近は!

電気機関車が牽いても汽車と言います。「電車」を他の奴に奪われてしまったから。では、ディーゼル機関車なら「気車」か? やはり汽車の方がしっくり来ます。

広島の路面電車は、「ぶーぶー電車」で新鮮に感じたのを思い出します。路面電車にすべてベルが付いている訳ではないのだと。あ、でも、広電のことですから、どこから来た車輛かによって、音も違ったのかも。

私が違和感を持つのは、「一輛で~も列~車♪」です。列になっていない車輛には、別の呼び名が欲しいと思いませんか?

列車

大いに同感するお話ではあります。ただ、鉄道の用語としては列車は人や貨物を乗せるために走る車輌のことを指します。従ってたとえ1輌でも列車が正しいそうです。もちろん車種は問いませんが、機関車の単機回送などは列車とは言いません。なので、一番無難な言い方は列車なのかも知れません。

Re: 列車

ひもブレーキ様

ナイスフォローありがとうございます!私も本文に書いたように、鉄道用語としては「1両でも列車」と言いますね。貨物にしても旅客にしても「運ぶ・輸送するための車両」はたとえ1両編成でも「列車」なんですね。
だから機関車だけを回送運転するのは「輸送」ではない、ということですね。



北西風さま

日曜朝から外出していて返信が遅くなりました。ひもブレーキさんのコメントのとおり、鉄道用語は鉄道用語としてあるわけですが、これまた私も本文に書いたとおり、一般の言葉の感覚として、連なっていない1両を「列車」というのは不思議な感じがしますよね。「単行」とか「単行列車」などという言葉も聞きます。

鉄道用語としての「列車」にとらわれずに単純に言うならば、ただ「車両」とだけ言っておく。あるいは1両だけならパッと見てパンタグラフがあるかないかはすぐ分かるはずですから、ずばり「電車」、「ディーゼルカー」、もしくは「機関車」と言えるのではないでしょうか?

架線のない電車

意地悪コメントです。普通の人には識別が難しい電車がありますね。
「架線のない」は、第三軌条の話ではなく、今実験段階の車輛達です。

・蓄電装置を持ち、電動機で走る車輛
 停留所で充電し、架線のない区間を走る路面電車が実験されていたと思います
・何らかの発電装置を持ち、電動機で走る車輛
 ディーゼル発電機を持つ場合は、ディーゼルカーと呼ぶのが日本流だと思います。では、もし燃料電池で走れる鉄道車輛ができたらどうなるのか? 燃料で決めるのか、走行装置で決めるのか、それとも、これも「ハイブリッド」と呼ぶのか?

悩ましい、と思いました。

第三軌条は第三軌条で、普通の人には難しいかも知れません。今は、十把一絡げに「電車」なので、問題が表面化していませんが。


ところで、第三軌条で思い出しました。新交通システム。こなれない名前で、好きではありません。私は電車だと思いますが、「モノレール」だと言う人多数。
タイヤの下にあるものをレールだと考えるなら、「モノ」でなくて「バイ」レールだと思いますけれど、普通の人にそんな原則を喋っても仕方がなく。
いっそ、「タイヤ電車」とでも呼びましょうか。

Re: 架線のない電車

架線がなくても電気(バッテリーも含め)で走れば「電車」でいいと思います。

もうひとつが足回り。2本の鉄のレール(線路)の上を走るから「鉄道」なのですよね(笑)
もうだいぶ前にできている札幌の地下鉄をはじめ、東京の「ゆりかもめ」をはじめ「新交通システム」と言われているものははたして「鉄道」なのか、いや、あれは鉄道ではない、と私も思っています。

あの仲間を何と言ったらいいのか?
「モノレール」とも違いますね。雰囲気は似てますが… 鉄ではなく太いコンクリートのレール(?)が1本だからモノレールなんです。またがるタイプとぶら下がるタイプがありますね。

「新交通システム」にもいろんなタイプがありますが、おっしゃるようにタイヤがついていて電気で走るものは「タイヤ電車」、案外いけるかもしれませんね。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
このすぐ下の「カテゴリ」から興味のあるテーマごとにクリックして覗いてみてください。
一部パスワードをご存じのメンバーの方のみ閲覧できるページを含みます。

カテゴリ
カウント開始 2011.1.14~
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR