岳南鉄道

4月4日(木)

前夜までの風雨もおさまり春の日差し。年度はじめ早々ながら有休をとり、下の娘と静岡方面に「テツ旅」に出かけました。

上の娘(この春中3)とは小湊鉄道・銚子電鉄・江ノ電・箱根登山鉄道…とあちこち出かけましたが、下の娘は鉄道の旅より「工作派」で、家族旅行以外に私と2人きりでノリ鉄の旅に出かけることはなかったな~、とあらためて。

朝のラッシュタイムも過ぎた9時半過ぎの渋谷駅にやってきたのは緑色の山手線。昨年から話題になっていましたが、うまく遭遇して乗れたのは初めてです。

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品川から東海道新幹線で三島へ

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三島から東海道本線で吉原へ
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◆きょうの訪問先はこちら
岳南鉄道(つい最近「岳南電車」と社名変更) です。

岳南1 岳南2
 
岳南4b 岳南4c

沿線には紙工場も多く、全長9.2キロという短い区間ながらかつては貨物輸送も盛んで、新幹線からもちらりと見えた記憶があります。

岳南3 岳南4 

懐かしい固い紙のきっぷ。駅員さんのご好意により自分で入鉄。
岳南4a

岳南5 岳南6 

かつての京王帝都・井の頭線の7000系。1両だけで往復運行できるよう両側に運転台を設けてあります。このオレンジのほかに緑色の車両もあるらしいのですが、今日はお目にかかれませんでした。

岳南7 岳南9 
富士岡29 富士岡30

岳南8 岳南10
少し雲に隠れてしまいましたが、正面には富士山

復路3 復路4
工場のすぐ近く(工場敷地内といった方がいいかも…)も通る。


そして今日の私のお目当てはこちら。
途中駅「岳南富士岡」駅に憩う新旧の電気機関車たち。

富士岡1 富士岡2 

貨物の需要はしだいに少なくなり、ついに引退した機関車たち。
「保存車両」というわけではなく、動力としてはちゃんとまだ動く状態にありながら、イベント時以外には走る機会もなく、「現役」の原型をとどめた状態のままこんなに間近に見られるのです(とくに旧型の車両は、博物館に静態保存されたものしか見られない)。 今のうちに見ておきたいと前から気になっていた場所です。

以下、ちょっとテツな画像が続きますので、一般の方は適当に飛ばしてください。
画像はすべてクリックすると大きくなります。

ED29 型
富士岡4 富士岡5 富士岡7 

豊川鉄道(後の国鉄飯田線)で「デキ52」として活躍した電気機関車。1927(昭和2)年、日本車両製造。国鉄時代に「ED29」と改名され、岳南鉄道に移籍された後もそのまま「ED29」として活躍。現役時代ライトブルーに塗装されていた時期もある。


501 (旧ED500)型

富士岡9 富士岡10a 富士岡10b 富士岡12 富士岡13 富士岡14

昭和3年に川崎造船所で作られた、ボンネットが前後に飛び出したいわゆる「凸電」。
上田温泉電軌(現在の上田交通)で「デキ300」として活躍したのち、名鉄(名古屋鉄道)に移籍されて「デキ501」となって「501」と表示され、その後岳南鉄道に移籍されて「ED500」となった。ナンバー表示は名鉄時代の「501」のまま。


ED40 型

富士岡15 富士岡16 富士岡17 富士岡18
富士岡19 富士岡20

こちらは松本電気鉄道(現在のアルピコ交通)が1965年に新製(日本車両製造)した機関車。曲面窓の近代的なスタイルながら、正面貫通ドアにデッキから乗務するタイプ。現役時代には赤く塗られていた写真も見たことがあります。ED402とED403の2両在籍。

富士岡21 
ED40 2は、仮の台車を履いて整備中



木製の枕木、だるま型の転轍機、手押しトロッコなど、昭和の引き込み線風景が懐かしい。

富士岡28 富士岡27 富士岡22 富士岡23 富士岡24 富士岡25 富士岡26 


付き合ってくれてありがとう!

富士岡3 富士岡8 復路2
復路6 復路7

娘にとっては初めての東海道新幹線。往きの車中でリュックから色えんぴつをとり出して描きはじめ、おやつタイムに富士山を入れました。私も子供のころ、「こだま型」(新幹線ができる前の肌色と赤の特急)を左頭に、バックに富士山をよく描いてました。これって遺伝…?

新幹線1 新幹線2

帰りは東海道本線を1回乗り継いで小田原まで戻り、小田急にて帰途へ。
復路8 復路8b

小田原駅では初めて「北口」に降りてみたところ、寄木細工のお店を発見!
復路9 復路10

鋳物の風鈴(松虫)がとてもいい音色だったので記念に購入。小田原一帯では鋳物職人さんはたった一人になってしまったというお話を伺っていたら、娘は寄木細工の箱を発見。開けてみたら美しいオルゴールの音色がすっかりお気に入り。
「さかもと」のご主人に寄木細工のサンプル板も見せていただいて今日の記念に購入。

曲は「♪いい日旅立ち」

1週間後には8歳の誕生日を迎えます。今日の旅を、ずっと覚えててね!



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No title

東京の私鉄の電車が転出した写真はよく見ますが、単行の 3000 系!
それは顔が顔だけに、すごい (@_@)

電気機関車もいっぱい持っているんですね。碓氷峠の機関車と区別できない (ピニオン付きなのに!) 門外漢ですが、見てみたいと思いました。

Re: No title

北西風さま

コメントありがとうございます。碓氷峠で活躍した日本で最初のアプト式機関車は「EC40」ですね。動輪3つがロッドでつながった独特のスタイルですが、上まわりのボディのイメージ(窓やよろい戸のデザイン)はなんとなく似てますね。

私鉄でも、もともと旅客が中心の線にはこんなに電気機関車はいませんね、ふつう。ここはかつては貨物の需要があったということでしょう。下りの新幹線が三島を過ぎて富士川の鉄橋を渡るまでの間、富士山方向を見ていると製紙工場がたくさん見えてきます。その間を縫うように、こんな電気機関車が貨車を引いて走っていた姿をチラッとみた記憶があります。

製紙工場

ロッド! そうでした。それに、茶色ではなく銀灰色の姿が頭に浮かびました。

製紙工場と言えば、1970 年代の匂いの記憶が鮮明です。見たものは後に教科書で見た写真と混ざってどこまでが自分で見たのかわからなくなっていますが、あの匂いは....
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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