「心につばさを」第2回コンサート

2月9日(土)

<「音楽の力」はジャンルも楽器も国境も超える!癒しの音色を祈りにかえて、みんながふるさとに帰るその日まで東北を、復興を、忘れない!>

東日本大震災で、大切な恩人を亡くされた森ひさよさんが主宰する「心につばさを」コンサートが2月9日(土)文京シビック小ホールで開催されました。

心につばさをチラシ2013 


昨年3月につづいて2回目となるこのコンサートに、私も「撮影係」としてお邪魔しました。
昨年にも増して、「ふるさとを忘れない」「過ちをくりかえさない」…そんなメッセージが満場の客席いっぱいに響いたように感じました。

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★写真はすべて、クリックすると大きな画面でご覧いただけます。


<第一部>

プログラム1b

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つづいて、韓国の太鼓の音が観客席うしろから…

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プログラム2b
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最後の「剣の舞」では、オリジナル曲にはないパーカッションソロも!


<第二部>

プログラム3

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(演奏中の撮影は許可されなかったので、購入したCDジャケットより)


ナターリャさん(本名)は、6歳の時にチェルノブイリ原発事故のあったすぐ近くの街にお住まいでした。
事故は深夜に起きたため、そんな重大な出来事とは誰も知らず、翌日子どもたちは学校へ行き、市民は公園を散歩し、ごくふつうの1日を過ごしたそうです。原発事故のニュースを知らされたのはその翌日。

「大したことはないが念のため避難してください。3日で戻れますから荷物は持たずに避難してください」と。

ところが、3日どころか、それから20年以上たっても家には帰れませんでした。
幼いころ遊んだ森も、思い出のつまったわが家も、すべて取り壊されて地面に埋められ、誰も入れない「死の街」になってしまった…

悲しみを忘れることはできない。忘れることで、同じ過ちを繰り返してはならない…そんな思いを込めてナターリャさんは歌い続けているとおっしゃいます。

ナターリャさんは、親・兄弟と離れてひとり日本へやって来られて、気がついたら13年の歳月が流れていたとか。
日本で出会った数多くの曲の中でも 「秋桜(こすもす)」(さだまさし作詞・作曲)はナターリャさんにとって特別な歌となり、お母さんの愛と感謝の気持ちが蘇るそうです。
また同じくさだまさしさんの「防人の詩」、『千と千尋の神隠し』のラストで流れた「いつも何度でも」… どの歌詞も、今日のコンサートに込められたメッセージとぴったり重なって心に響きました。


「ふるさと」

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最後は出演者全員がステージで演奏するのに合わせて、会場の全員で「ふるさと」を合唱。

ロビーでは、チャリティグッズの販売や、写真ギャラリーが開かれていました。
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主宰者の森ひさよさんがfacebookでご紹介されていた文面によりますと、写真を提供されたのは沖縄在住のジャーナリスト池間哲郎氏。池間氏の事務所は沖縄にあり、NPO法人アジアチャイルドサポート代表も務められているそうです。
震災の直後はいち早く現地に赴き、現地に必要な具体的な支援活動をされた、とのことです。

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出演者の皆さん、そして森さんをサポートされてきたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。 素晴らしいコンサートをありがとうございました。 

「ふるさとを忘れない」…それぞれの思いが大きな輪になって広がっていきますように… 
 

    
↓ <追記>



「感動は生もの」「今できることは今」!


会を主宰されている森さんは、かなり前から寝食も忘れてこのコンサートのことを日々考えて準備にあたってこられました。
私なんぞは、正月明けにご案内を頂いておきながら、コンサートの直前になって「あれ、本番は何日でしたっけ?」という始末。お恥ずかしい限りです。

でも幸い記録係としてお邪魔させていただくことができ、会場で聞いたナターリァさんの言葉が心の記憶から薄れないうちに…と、コンサートから帰ってすぐにこの記事をアップしておいたところ、この連休のうちに3人もの方がfacebookを通じてこの記事をリンクしてくださいました。ありがとうございます。 
 

「輪が広がる」ということ


あと、私も本文の最後に書きましたが、「輪が広がる」という表現がありますね。
キャンプファイアーでひとつの火を囲んで、初めて会う人とも手を取り合い、ひとりでも多くの参加者が集えば「大きな輪」になります。でもそういう種の「輪」は、とかく「その場かぎり」でおしまいになることも多いように思います。

「輪」が継続していくかどうか、「出会い」「出逢い」となってその後につながっていくかどうか、その違いは何でしょうか?

まったく初めての人と出会って名刺交換し、その場で話して盛り上がっても、その後その人と情報を共有しあって深まっていけるかどうかは「その後」次第です。でもそれは、単にその人のマメさや努力というよりも、お互いがすでに何らかの「輪」の元になるものを持っているかどうかではないかと思います。

たとえ離れた場所でそれぞれ違う世界であっても、直接の経験のある・ないに関わらず、どこか根本で同じような思いを抱いてこられた人たちは、目に見えないアンテナによって多くを語らなくても通じ合う何かがあるように思います。その方たちと、いつどこで出逢えるかです。

単に「知り合う」ことと「出逢う」ことは根本的に違う…そんなことを最近よく思います。
ひとりひとりがもっている「輪」がリンクし合ってより大きな輪に広がっていく。1回限りで終わるのではなく、また来年も、次の年も…

そんな本当の「出逢い」を大切にしたいと、あらためて思います。 


 
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感動が蘇ります!

主宰者の森さんのFacebook案内で、このチャリティーコンサートを知りました。そして、高木さんとお知り合いになりました。
高木さん、感動を蘇らせて頂き、有難うございます!なっちゃん(愛称?)の撮影NGは残念ですが、文章で彼女の気持ちが良く伝わりますね‼ 韓国太鼓の迫力が写真から伝わり、ライアー演奏と朗読が清らかに心に刻んでいます。
早く復興がかない、皆さんの笑顔が蘇れば、ぼくも至福です。そんな気持ちでぼくのFBにもシェアさせて頂きました。

Re: 感動が蘇ります!

石井さん

さっそくのコメントありがとうございます。素晴らしいコンサートでしたね。
石井さんのページも拝見いたしました。それぞれの持ち場で、気持ちはつながると思います。
今後とも、facebook・ブログあわせて、よろしくお願いいたします。

素晴らしいコンサートだったことがよく伝わってきます。こちらまでコンサートの余韻に誘い込まれるようです。

<追記>に書いてくださったことも第一楽章さんらしいですね。おっしゃるとおり、「出会い」を「出逢い」にできないのは哀しいですね。でも、マメさや努力の問題というより、「輪」の元となるものを持ち合わせているかどうかなんですね。なるほど!です。

あと私は、人間同士にも万有引力の法則のようなものを感じますね。一方的に惹かれるだけではだめで、お互いがそれぞれ質量(中味)を持ち合わせていて「惹かれ合う」「釣り合う」ということが必要に思います。

Re:

昭和大好きさん

万有引力、なるほどです!
お互いに引かれ(魅かれ)合う何かを感じないとだめですね。地球と月のように大きさは違っても、共通重心の周りをそれぞれが回るような関係。
魅かれ合う力(=求心力)と、遠心力で接線方向に直線で飛んで行こうとする力(=独自の世界)が釣り合っているから一定の距離を保ちながら「軌道」ができるんですね。

一方が巨大でもう一方が極小だと、軌道上をちょっとかすめてどこかへ行ってしまうか、引き込まれて衝突して爆発、もしくは大気圏に突入するときに一瞬輝いておしまいです。

でも、小惑星が衝突をくり返しながらしだいに大きくなっていくように、はじめは小さくても「出会い」がひとつのきっかけになって、興味や多少の努力によって大きく成長していって「出逢い」の軌道に乗る、という関係もあっていいと思います。いくつになってもそうありたいですね。

♪Akira
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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