「friends もののけ島のナキ」

2月5日(火)

節分を過ぎてしまいましたが、鬼にまつわるお話し。

「泣いた赤鬼」というお話しをご存知ですか?
本当は人間と仲良くしたい赤鬼がいました。でも人間は恐ろしい鬼を信用できません。そこで赤鬼の親友の青鬼がひと芝居うちます。青鬼がわざと人間の村に行って乱暴を働き、それを赤鬼がやっつけ、赤鬼は人間に信用される…ざっとそんなお話しですね。

その「泣いた赤鬼」をもとにしたアニメが
  「friends もののけ島のナキ」(東宝・SHOGAKUKAN)です。

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舞台はおそらく日本のようなどこかの島。人間の住む島と、少し離れたところにもののけの住む島があります。
もののけ島はきのこの宝庫で、人間の子ども(兄弟)が舟でもののけ島へきのこ採りに出かけてもののけに出くわします。お兄ちゃんは舟で無事に帰ってきますが、舟に乗せたはずのまだ幼い弟(コタケ)はもののけ島におきざりになってしまいます。
コタケのお母さんも村人も、コタケはもののけに食われてしまったのかと絶望に陥りますが、コタケはやさしいもののけナキ(赤)とグンジョウ(青)と過ごしていました。

ナキとグンジョウは推定260歳のもののけですが、もとは人間によって自分の村を焼かれ、お互い逃げる途中で母親を亡くした親友同士。人間のことを憎んでいる一方、本当はもののけも人間もいっしょに暮らしていきたいと思っています。
ナキとグンジョウは、コタケに手を焼きつつもなんだかんだ面倒を見ます。でもやはりコタケは人間の世界のこども。村へ帰そうと何度も木の舟に乗せて海流に乗せようとしますが、コタケはナキを慕って戻ってきてしまいます。

もののけたちの協力を得て人間の村に忍び込み、コタケの村の入口まで送り届けますが、コタケはなかなかナキのそばを離れようとしません。魔法の花火を打ち上げられてコタケは家に帰り、お母さんに抱きしめられますが、ふと気づくとナキがいない!コタケの声に後ろ髪をひかれながらも「これでいいんだ」と帰っていくナキ。

コタケはナキを思い出して砂に絵を描きますが、村の長老は「恐ろしいもののけ!」とその絵を足でもみ消してしまいます。「よっぽど怖い思いをしたんだね~」と。

一方、やはりコタケを忘れられないナキは、幻のきのこテンニョタケをお土産に大切にもって、もののけへの警戒柵を張り巡らせた島にわざわざ出かけていきますが、案の定人間たちの反撃にあって負傷してしまいます。 そこへ助けにやってきたグンジョーは…?



風景をはじめキャラクターの動きのディティールまで美く描かれたCGアニメは、笑いあり、涙あり。
もののけは恐ろしいもの・悪いものだと決め付けて真実を見ようとしない人間たち。
もののけたちが抱えるジレンマ、モノローグ、友情…

大人が観てもちょっと考えさせられてしまう作品です。


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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