月・木星・アルデバラン

1月22日(火)

けさ方まで雨を降らせた雨雲は東に抜け、今夜の東京の空はよく澄んでいます。 今夜の月は、またしても木星のすぐ近くにいます。 数日前から「もうすぐ月と木星がまた近づくな~」と思って見ていました。

2013.1.22月・木星・アルデバラン

画面の右端、月の右下の大きな光が木星です(もし表示画面が切れていたら、画像をクリックしていただくとフルサイズでご覧になれます)。

画面左は冬の空におなじみの「オリオン座」。その3つ星の下を斜め左上から右下へ横切っているオレンジの光の筋は、ちょうどシャッターを開けていた16秒ほどの間に通り抜けていった旅客機です。
そしてオリオンの3ツ星を右に延長したあたりにある、小さな赤い星が「おうし座」のアルデバラン(月の左下)。

でも、昨年の11月28日、半影月食を撮影した時の画像と比べると…
月・木星・アルデバランとオリオン座

あれ!? アルデバランと木星の位置が今とは逆でしたね!

同じ時刻に見える夜空の星座は1~2ヶ月もすると西方向へとずれていきます。
でも、木星も一緒に移動していたら位置関係は同じはず…

そう、木星は同じ太陽系の中で地球よりもはるか外側を回っている惑星(=外惑星)。他の星(恒星)とはまったく違う動きをして「惑わす星」。この1月半ほどの間に、木星は東から西へ動いたのです。ちょうど「惑星の逆行」にあたる時期だったんですね。

どうしてそういう動きになるのかは、高校の地学を思い出してみてください。
まだ高校生になっていない方は、メリーゴーランドで自分よりも外側を回っている馬を内側から追い抜くとき、相手の見える方向はどう動いていくかをちょっと考えてみてください。

サイト検索で拝借した画像ですが、赤い珠が外惑星の実際の動き。その外惑星を内側から追い抜く地球から見た「見かけの動き」を示したのが一番上のオレンジの珠です。
外惑星の逆行・巡航

地球よりもゆっくり公転する外惑星を追い抜く時(=もっとも接近している時)の前後に逆行は起こります。
つまり今地球は木星と近い位置にいるんですね。あと2~3ヶ月もすると、木星はふたたび東へと速度を速めて移動していって、やがて地球から遠ざかっていくことでしょう。


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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