きょうの日の出・日の入り

1月10日(木)

お正月が明けてから早10日たちました。
冬至から20日、すでに夕方の日の入りの時刻が少しずつ遅くなっているのにお気づきでしょうか?

今日1月10日 東京の日の出は6:51、日の入は16:46

日本気象協会「きょうのフォト」より 
(日本気象協会 「きょうのフォト」ギャラリーより 1月7日の東京の夕日)


よくラジオでも日の出・日の入の時刻は案内していますが、単にその日の時刻だけを聞いても「ふ~ん?」でしょう。でも1年でいちばん日の短い冬至から比較してみると…

<冬至> 12月21日 日の出…6:47、日の入…16:32 
<正月>  1月 1日 日の出…6:51、日の入…16:39
そして今日  1月10日 日の出…6:51、日の入…16:46

日の入時刻を縦に見比べてみると、冬至の日は16:32だったのが10日後の正月には16:39、さらに10日後の1月10日には16:46と、1日に1分弱ずつ遅くなっていることが分かります。確実に春に向かっているんですね!

一方、日の出の時刻は、冬至に比べてお正月の方が遅くなっています!しかも10日たった今日も変わらず6:51のまま(1月13日まで)!
そう、朝日が東の空に登ってくる時刻は今が1年でもっとも遅いのです。



言うまでもなく1年でもっとも昼が短く夜が長いのは「冬至」の日ですが、必ずしも日の出の時刻が1年でもっとも遅く、日没の時刻が1年でもっとも早いわけではないんですね。

日の入の時刻を見てみると、じつは冬至よりも前の11月28日~12月12日にかけての14日間が1年でもっとも早く、16:28だったんです。
その時期、私も職場から見る夕日を写メに撮ってフェイスブックにアップしたことがありますが、地上では16時半前にすでに太陽は地平線の彼方に完全に沈んでしまっていて、5時前に真っ暗でした。それに比べると今は5時でもまだ西の空が明るいですね。
 

◇日の出・日の入時刻の変化


地球の地軸が傾いた状態で自転しているため、春夏秋冬によって日の出・日の入の時刻が変わっていくわけですが、地球が公転していく方向によって東西に差が生じます。

秋~冬にかけて(=冬至の前)は夕方西の空に太陽が没する時刻が早まるのが先行します。「秋の陽のつるべ落とし」ですね。

一方、冬から春にかけて(=冬至の後)は、朝日が東の空に登ってくる時刻が一歩遅れでいったん遅くなり、朝の最低気温はどんどん下がっていきますが、日没の時刻は順調に遅くなって日が長くなっていきます。

これから2月・3月にかけては「夕方5時を過ぎてもまだ明るい」に、さらに4月に入ると「夕方6時を過ぎてもまだ明るい」となっていきます。
 

 
なお、上に示したのは東京での日の出・日の入の時刻です。
日本の標準時は兵庫県の明石市で昼の太陽が真南に何中する時刻を12:00と定めています。春分・秋分にはだいたい朝6時に日が上り、夕方6時に日が沈むと思ってよいでしょう。

日本時間は明石を基準に時刻を設定され、東西によって時差は設けられていませんから、各地での太陽の動きは標準時とは少しずれ、東日本・東北・北海道では標準時よりも早く、西日本・九州・沖縄では遅くなります。大相撲九州場所(11月)の中継を見ていると、東京ではもう日が暮れているのに九州ではまだ明るい、ということが起こるわけです。



基本的なことですが、日の出・日の入、いずれも地上で観測している人から見て、太陽の上の端が地平線と一致する時刻、つまり太陽が地平線から顔を出す時刻が「日の出」で、太陽が西の地平線に完全に没して隠れる時刻が「日の入」です。

上空はこれより遅いですから、標高の高い地域にお住まいの方、あるいは東京スカイツリーの展望台からは日没時刻を過ぎてもまだ西の空に太陽を見ることができます。
日没後に高い山の山肌が赤く輝いて見えたり、上空の飛行機が夕陽に照らされて星のように明るく輝いて見えます。人工衛星を肉眼で発見しやすいのも日没後の時間帯ですね。


各地の季節ごとの日の出・日の入、月の出・月の入の時刻はこちらで簡単に確認できます。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/

あなたの生まれ育った地方での日の出・日の入の時刻をあらためて確認されてみると、幼いころの思い出の朝、思い出の夕方と重なりませんか?



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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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