「楽器占い」

一部手直し・諸事情により再浮上した記事です!

このテーマ、本来カテゴリー的には「★音についてのアラカルト」に分類したい楽器ネタなんですが、やはり流れとしてはこちら「★パウゼ(♪ひと休み)」に分類するしかないでしょうね…


楽器占い

1999年ごろ「動物占い」というのが流行ったのをご存知ですか?
心理学者でもあった増永篤彦氏がその発案者と言われ、陰陽五行をもとに四柱推命の12運星を動物名に置き換え、4つのグループ・12の動物に分けられるようですね。

ならば「楽器占い」なんていうのがあっても面白いと思いませんか?
その人が選ぶ楽器によって性格が現れる?、あるいはそういう性格だからそういう音の楽器を選ぶ?…N響の首席オーボエ奏者である茂木大輔氏が「オーケストラ楽器別人間学」(新潮文庫)という本を出されてますが、それのパクリではありません。

弦楽器・管楽器・打楽器・鍵盤楽器と大きく4つのグループに分け、高音・低音、メロディ・リズム、音が伸びる・すぐ切れる、それぞれ明るい音・暗い音で合計12に分類。 動物占いになぞらえて、12のカテゴリーに分けてあなたを楽器の音に例えたら…?


◆あなたのギャグを楽器に喩えたら

ギャグにも人格・品格は表れます。それを楽器の音に喩えたら、あなたのギャグはどんな音色でしょう?

単純に口からこぼれ出る「おやじギャグ」を楽器の音に例えたら…?
くだらな~いおやじギャグが出たら、一瞬の間をおいてどんな音を入れたくなるでしょうか?

鼓の「ポン!」 、木魚の「ポケっ!」、仏壇の鐘の「チ~ン」…etc.?
なんとなく和物のイメージが私には浮かびます。

一方、予期せぬときにわき腹に打ち込まれる機知に飛んだ魚雷ギャグ(←後述)には、ぜひラテンパーカッションで!

それもボンゴ・トムトム・ティンバレンといった皮を張った太鼓系ではなく、ちょっと変わった鳴りもの系で、こんな音はいかがでしょうか?


キハーダ(or ビブラスラップ)

キハーダ(またはビブラスラップ)という楽器をご存じですか?
森山良子さんの「禁じられた恋」という曲に用いられていましたが、ちょっと古い(昭和44年)ので若い方はご存知ないかな…?

北島三郎さんの「与作」なら皆さんお分かりでしょう。
「♪へいへいほー×2」、「♪とんとんとん×2」、いずれも1回目の裏に入るのはクラベス(拍子木)の「カン」、2回目の裏に入る「ギャ~~~ん」という音。あれがキハーダ(ビブラスラップ)の音です。

キハーダ(Quijada)とは、スペイン語で「顎(あご)の骨」という意味。 英語でいえば「jaws」、ジョーズですね(上下ふたつあるから複数。ちなみにサメはsharkです)!
じょうずに叩いてくださいね(チーン)。

馬やロバの下顎の骨を乾燥させて歯ぐきを取り除くと、骨と歯の隙間ができ、叩いた振動で音が出ます。
キハーダ
キューバで生まれた楽器ですが、決して「きゅうばしのぎ」で作られたわけではありません。
(チーン…)

しかし本物の動物の骨なので、楽器の材料として入手するには限界があること、また動物愛護の観点から、今ではこれに代わってビブラスラップが使われることが多いですね。
 

ビブラスラップ

スチールのフレームの一方に木の箱がついていて、その中に鉄片が取り付けられています。、そしてフレームのもう一方の端には丸い木の重りがついています。
フレームの中央部分を片手にしっかり持ち、丸い木の重りを叩くと反対側の木の箱が振動し、中の鉄片が細かく振動してキハーダのような「ギャ~~~ん」という音が出ます。

音を聞けばたいてい皆さんお分かりいただけるんですが、「キハーダ」「ビブラスラップ」という楽器名をご存じない方も多いようです。業界人の中にはこれを「与作」なんて呼んでる人もいるようですが、それで通じてしまうところが凄い!(笑)

ちょっとインパクトのある余韻の残る音。

ふいにエアポケットで急降下して頭を天井にぶつけたような、力が抜けた骸骨がバラバラと壊れるような、状況が映像を見るように浮かんでツボにはまり、後からジワジワと腹筋に来るような…
魚雷ギャグにはまさにこんな音がお似合いかもしれませんね。

じらされたわりに炸裂することのなかった不発弾のようなすべり笑いには、ギロの「ジ~、ジャッジャッ」、きわどい下ネタには、サンバで使うホイッスルで「ピッピッピピッピ~」(警告)…etc.


さて、記事中にしばしば登場した「魚雷ギャグ」って何?
正体が分からないまま「いったい何もの?」と想像力が膨らんで恐怖がこみ上げる…まるで映画「エイリアン」の前半だけを繰り返し観させられたような感覚に陥っているあなた、お待たせしました!

この「★パウゼ」のカテゴリーに埋まっている過去の記事はこちらから…
 「魚雷ギャグとは?」



<参考>
少し前にカフェオレアートの話からかつての「ウルトラQ」のオープニングテーマをご紹介しましたが(→ アートカフェオーレから「ウルトラQ」へ)、よく聴いていただくとそこにもビブラスラップの音が入っています。このように効果音としてもよく使われます。

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なるほど。。。
お恥ずかしながら初めてみました。。。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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