「不思議な空間!」

公共の施設で突然こんな図形を見たら、おそらくみなさん「はっ!」とされるでしょう。

「半透明で浮いてるの?」「ぶつからない?」…

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フェイスブックからシェアさせていただいたものですが、これらはスイス人アーティスト、フェリチェ・ヴァリーニ(Felice Varini)氏によるトリックアートなんです。

その仕掛けはご覧のとおり。

1タネ1ネタ
2タネ2ネタ
3タネ3ネタ
4タネ4ネタ

道路にペイントされた「止まれ」の文字を、車から降りて近くで見るとやけに長細~く描かれてますよね。あの原理で、「ある図形」を立体物の中に忠実に投影させて描いてやると…
違う角度から見たら、まったく意味不明の細長~いペイントが途切れ途切れに塗り分けられてるだけです。

日本でも今は亡き福田繁雄さんをはじめ、平面と立体の視覚効果を使った面白いトリックアートを手掛けている方は多いので、これに似たものを見たことのある人もいらっしゃるかもしれません。

ある1点から見た時だけ「意味のある図形」が出現します。

壁に施されたペイントは変わらずそこにあるだけなんですが、人間って面白いもので、ある位置から見てたまたま線と線がつながってそこに「真四角」という形が認識されると、空間の中に「真四角の物体がある」ように認識するんですね。

人間は「目で見たありのままの情報からものを認識している」のではなく「ある固定観念をもってものを見て認識している」、つまり「思いこみで見ている」ということ。

知覚・認知心理学の典型的な例とも言える原理をうまく逆利用したパロディ・アートといえるでしょう。


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見事です

お久しぶりです。。


見事なトリックアートですね。



僕は塗装屋をしている為か、トリックアートやデコレイティブペイントなどには、すごく興味も持っています。

Re: 見事です

清水様

ご無沙汰してます。お元気でらっしゃいますか?
清水さんといえば「和太鼓で勃発!」と焼き付いてしまってますが(笑)、そういえば「塗装」がご専門でしたね。

こういうトリックアート、魅かれるものがありますよね。さっそく段ボール箱に切り込みを入れてモダンアートのような空間のミニチュアで実験してみようかな…と思案しています(笑)。
スライド投影機を使って、でこぼこの空間にある図形を投影し、それをトレースしてやれば案外簡単に描けるかもしれませんね。お子様たちと遊びで何か作ってみられては…?

No title

にわかには信じられないようなトリック空間ですね!
橋の欄干などにすごく鋭角に見てやっと見てとれる絵柄は昔からありましたけどね。
ここまで徹底的にやられると「参りました」と言うしかありません。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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