電柱 & 電信柱

あるブロともさんが、
「今日、ある方のコメントから電柱と電信柱は別のものだと知った。​電柱は電力会社のもの、電信柱はNTTのものだそう」
と書かれていました。

私も以前これに似た話で、時代設定の少し古いドラマで「電柱」というべきか「電信柱」というべきか…といった議論に加わったことがあったので、念のため調べてみました。
あらためてウィキペディアから引用してより正確に定義づけると…

「電柱には、電力会社が送電・配電を目的に設置する電力柱(でんりょくちゅう)、通信会社が通信用ケーブルを支持することを目的に設置する電信柱(でんしんばしら)、共用の共用柱(きょうようちゅう。「共架」とも言う)などがある。」

つまり、「電力柱」・「電信柱」・「共用柱」の3種類を総称して「電柱」と呼ぶのが正しいようですね。



日本では東京~横浜で電気通信が敷かれたのが1869年、電力会社が登場したのは1883年の東京電燈が最初といいますから、「電信柱」の方が少し早く登場したことになります。

私も子供のころからなんとなく、「電柱」よりも「電信柱」という呼び方の方がしっくりくるように思いますが、電話線を共用していない「電力柱」のことまで「電信柱」と呼ぶのは間違いだと指摘された覚えがあります。

漫才やコントなどで、「おめぇ、電信柱みたいにつっ立ってんじゃねぇよ」みたいに突っ込みを入れる際に、「電柱(でんちゅう)みたいに…」と言うより、「電信柱(でんしんばしら)みたいに…」の方が文字数としてしっくりいくような気がするのですが…



ところで、街の景観に電柱は邪魔になるのと、地震などの災害の際にも、支柱が倒れたり電線が垂れ下がるのは危険であるため、最近では地中への配線を進める動きが各自治体で進んでいます。

でも、電柱の多くは、住所表示や広告スペースとして活用されています。お散歩の犬も、電柱の根本(ねもと)は恰好のマーキングポイントになっています。
また、昔懐かしい下町の板塀などの脇にさりげなく立つ電柱がとても似合います。
電柱そのものが日本の街の風景の一部として私たち日本人の生活にすっかり溶け込んでいますね。

「1本の電柱を描くと、そこから描きたい風景が浮かんでくる」とおっしゃったのは、長年「週刊新潮」の表示絵を飾った谷内六郎さんです。

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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