日付 & 曜日のランデブー

2011年12月22日

大震災に揺れた2011年も残すところわずかとなりました。
せめて年末~来年は、暖かく嬉しいニュースでいっぱいになるといいですね。

ところで、今年のクリスマス12月25日はちょうど日曜日と重なります。
ちょうど今から6年前の2005年も同じ曜日まわりでした。皆さんはどう過ごされていましたか?
さらに過去にも、私が小学生だった1966年、その11年後の1977年、1983年、1988年も同じでした。

よく「〇年の〇月〇日は何曜日?」と尋ねると一瞬で「〇曜日」と答えられる人がいます。
特殊なコンピューターが頭の中を回っているんでしょうが、私は残念ながらその類ではありません。

ただ、クリスマスに限らず、嬉しいことも悲しいことも、人それぞれ忘れることのできない「記念日」があるでしょう。 その「記念日」が再び同じ曜日でめぐって来る「ランデブー」の年には、ある周期があるのです。

結論を先に言ってしまうと…
 6年後・5年後・6年後・11年後…というサイクルで巡って来ます。


◆「ランデブー」の周期

閏年でない年は365日ですから、日~土までの7つの曜日で割ると52週で余りが1日。
2011年は1月1日が土曜日でしたから、12月30日でちょうど52週めぐり終えて金曜日となり、1日余った31日の大晦日は、元旦と同じ土曜日になります。

閏年でない年は必ずこのように、その年の元旦と大晦日が同じ曜日になります。
そして翌年の1月1日は、今年の正月よりも曜日がひとつ後ろにずれますから、来年2012年の1月1日は日曜日ですね。

もし閏年さえなければ、翌年はすべての日が前年より1つずつ後ろの曜日にずれ、7年後にはまた同じ曜日まわりになるはずなんです。

しかし4年ごとに閏年が巡ってきますから、そう単純にはいきません。
2012年がちょうど閏年ですから、来年のカレンダーを見てみましょう。

1月1日~2月28日までは、今年より曜日がひとつ後ろにずれています。
ところが「2月29日」が割り込んでくるため、3月1日以降は今年より曜日が2つ後ろにずれます。来年の12月25日は月曜日ではなく火曜日ですね。

閏年による曜日の「2つ後ずれ」は次の年の2月28日まで続き、3月1日以降ふたたび「1つ後ずれ」に戻ります。



このように、閏年も含めて日付と曜日の「ランデブー」を考える時には、3月1日~翌年の2月28日までをひとつのスパンとして考え、「ランデブー年度」とでも呼んでおきましょう。

「ランデブー年度」内にある記念日は、翌年が閏年でなければ曜日が1つ後ろにずれ、閏年には曜日がひとつ飛ばされて2つ後ろにずれます。閏年の後はまた「1つずれ」が3年続き、4年目にふたたび閏年が巡って来ます。 
 
閏年がどのタイミングに入ってくるかによってランデブーまでの周期は異なり、次のA~Dまでの4つのパターンが考えられます。

日~土までの7つの曜日を並べ、青い数字で「1、2、3…」と記したのは「〇年後」で、閏年でない年はひとつ後ろの曜日にずれ、閏年は2つずれ…と表してみました(以下A~Dタイプ同様)。


<Aタイプ>

ある記念日が日曜、それから2年間はふつうの年が過ぎ、3年目に閏年が入る場合です。

初年(★記念日)=日曜、1年後=月曜、2年後=火曜、3年後(*閏年)=木曜、4年後=金曜、5年後=土曜、6年後=★日曜
6年目で同じ曜日が巡ってきます。

Aタイプ  


この「Aタイプ」からの流れを受け、次は「記念日」の翌年に閏年がめぐってくる「Bタイプ」です。


<Bタイプ>

記念日の翌年が閏年。3月1日以降の記念日はいきなり2つずれて火曜となります。
その後ふつうの年が3年連続して水・木・金、その次にふたたび閏年がめぐってきますからまた2つずれて日曜に当たります!

閏年が2回入ることで、曜日の2つずれが2回、先ほどの6年周期より1年早く5年目でランデブーを迎えます。

Bタイプ 


今年2011年の3月1日~12月31日までに「記念日」のあった方はこのBタイプで、5年後の2016年に「ランデブー」が起こります。
同じ「ランデブー年度」内ですが、来年年明けの1月1日~2月28日までに「記念日」が予定されている人は、その記念日から5年後の2017年に「ランデブー」を迎えることになります。

そして、この「Bタイプ」の次には次のような形で閏年が入ってきます。


<Cタイプ>

記念日から4年目に閏年が入ります。 

Cタイプ

Aタイプと同じく、閏年は期間中に1回ですので、6年後に「ランデブー」ですね。
ところで、最もお気の毒なのが、次のパターンです。


<Dタイプ>

記念日の2年後に閏年が入ってくるパターンです。

Dタイプ

記念日の翌年はふつうの年で1つずれ、2年後に閏年があって2つずれ、ふつうの年が3年続き、「さあ、あと1つずれたらランデブーだ!」という6年目にちょうどまた閏年!
お目当てのランデブーが1回飛ばされてしまい、次の「ランデブー」は11年後まで巡って来ません!

昨年2010年3月1日~今年2011年2月28日までに「記念日」のあった人は、お気の毒ですがこのパターンに当たってしまい、11年後2021年3月1日~2022年2月28日までランデブーはめぐってきません!

でも11年後の2022年には、今年2011年1月月1日~12月31日の1年間に「記念日」のあったすべての人が一緒に「ランデブー」を迎えられますよ!



上のパターン図A~Dを連続して見ていただくと、閏年が4年ごとに巡ってくる形になっているはずです。
かくして冒頭に書いたように「ランデブー」の起こる周期は、3月1日~翌年2月28日までをひとつのスパンとしてとらえ、その年度内にあった「記念日」からそれぞれ 6年後・5年後・6年後・11年後…という周期で巡ってくるわけです。


過去に今年と同じ曜日まわりだった年は…?

冒頭にもちょっと書きましたが、今年2011年と同じようにクリスマスが日曜日に当たった年は過去にどのくらいあったのでしょうか…?
この「ランデブー周期」に当てはめてさかのぼることができます。

このブログを読まれている年齢層(私より少し上まで)に関係ありそうな範囲で…

1955、(1960)、1966、1977、1983、(1988)、1994、2005年

(  ) をつけた1960年と1988年は閏年ですから、1月・2月が今年とは異なりますが、3月1日以降は今年2011年と同じ曜日です。
先ほどの「ランデブー年度」で考えて、上記の年の3月1日~翌年の2月28日までのスパンで見れば、上に書いた年はすべて今年2011年3月1日~2012年2月28日と同じ曜日まわりになっています。
閏年以外は1月1日から年内いっぱい、および翌年の2月28日まですべて一致します。


◆1年のカレンダーの中で

最後にちょっと別の話を。
来年のカレンダーや手帳をあちこちでもらうこの時期、年末の忙しい中でしょうが、ちょっとカレンダーをあらためて眺めてみると…

クリスマス・イヴの24日と大晦日31日は同じ曜日に、翌クリスマスの25日と翌年の元旦は必ず同じ曜日になります。
その間隔はちょうど7日間(=1週間)ですから当たり前の話なんですが、皆さんの感覚としていかがでしょうか…?

クリスマス・イヴの晩に「来週の今ごろは大晦日だな」とか、逆に大晦日の日に「先週の今頃はクリスマス・イブでケーキを食べてたね」なんて思いながら過ごす人はあまりいらっしゃらないでしょう。

「クリスマス」と「お正月」はまったく異文化の世界。11月ごろからクリスマス一色となっていた街の飾りも、25日を過ぎるとガラッと様変わりして、角松・しめ飾り・鏡もち…と急に日本的なものが増えてきます。
おまけに年末は色々とバタバタしていますし、大晦日~元旦にかけてはテレビの番組編成もふだんと変わりますし、あらためて「今日は何曜日だっけ?」という感覚で過ごす方も少ないでしょう。「そう言われてみれば…」ではないでしょうか?



あと12月は、その年の9月1日~30日と同じ曜日まわりだってことも、あまり皆さん考えたことないでしょう?

閏年でない年の2月3月は同じ曜日まわりになることは皆さんよくご存知ですよね。
28日は7でぴったり割り切れますから、3月1日は2月1日と同じ曜日でスタートします。
うっかりカレンダーをめくり忘れていても、2月のページのままで3月末近くまで問題なく過ごせてしまいます。3月のページを飾る絵柄はちょっと可哀想ですね(笑)。

それに比べて、9月と12月が同じ曜日まわりだと言われても、あまり関係ないし、なんのメリットもないからあまり考えたことはないでしょう。9月に日本を飛び立って、12月に帰って来たらたまたま9月のカレンダーのまま過ごせてしまった、なんて経験のある方以外は…。



ところで、3月3日(=女の子の節句)、5月5日(=男の子の節句)、7月7日(=七夕さま)は、閏年に関係なく、毎年必ずみな同じ曜日になる、ってご存知でしたか?
今年はすべてが木曜日でしたね。来年はすべて土曜日になります。

まさかそれを期待してこの日を定めたわけではないでしょうが、いずれも63日(9週)の間隔ですから7できっちり割り切れて同じ曜日になるんですね。

でも、4月4日(=おかまちゃんの節句)は残念ながら同じ曜日にはなりません。

太陽・地球・月の動きを基準に定めた日付と、7つの曜日とのコラボレーション。あらためて見てみると面白い発見がありますね。

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No title

いや~、日付&曜日も『ランデブー論文』お見事でした!
そういえば、小学生の頃「○月○日は何曜日?」との問いかけに、片手(たしか)の指でなにやら計算して即座に答えた親戚がいました。やり方を聞きそびれてしまいましたが、『曜日早分かり法』があるんですね。(ただ数えていただけなのかな~?)
あ、そうそう、僕は片手で31まで数えられますよー。
要は2進法なんですが、5本の指全部を立てた状態で31です。
だから、両手を使えば31×31=961まで、さらに足を使えば・・・やめときましょう(笑) 
よくしたもんだな~と思うのが、このやり方は中2の時に習得したのですが、いまだに指が覚えていて、4秒もあれば全開(31)までいきます。 
ただ、実際に役に立ったということもなく、コンピューターに強いというメリットもなにもありません。

こんばんわ☆

私の父と母は毎年誕生日が同じ曜日なので、
なんかいいな~と思います。
でも、私の誕生日は両親とは毎年違う曜日なんです。。
ランデブーには一定の周期があったのですね~

おかまちゃんの日も同じ曜日にしてあげたいですね☆





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No title

おかまちゃんの日って、第一楽章さまがお作りになられたのぉ?
それとも、有名な日なのかしら~?
一度、おかまちゃんにお目にかかってみたくって~♪
4月4日に、はとバスツアーあるかなぁ?
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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