中国ひき逃げ事件 「都市化・経済成長」が原因…?

中国で、2歳の女の子がワゴン車にひかれ、苦しんでもがいているすぐ目の前を、通行人ら18人もが見て見ぬふりして通り過ぎ、さらに2度目にひかれて重体…その一部始終を街の防犯カメラがとらえていた!

この“事件”、中国では「人心荒廃」「冷漠社会」などと大々的に報じ、国民にも大きな衝撃が走り、ネットなどでも相当量の情報が飛び交っているようだ。

4千年の歴史をもつ儒教の教えに支えられた国、少し前に私もブログで「我為人々、人々為我」という美しい言葉を紹介したが、その中国でこんな“事件”があっていいのか!!

先般の列車事故を上回る勢いで国民的な世論を巻き起こし、ネットなどでも話題が飛び交っているらしい。それだけこの出来事を重大に受け止めているのがせめてもの救いか…?



10月19日の夜、日本のマスコミでもこの“事件”を報じ、「急激な都市化や経済の急成長が原因か?」とコメントしていたが、「都市化」「経済成長」が本当の“原因”なんでしょうか?

「人口が集中した大都市では、事件や犯罪が多くなる」…これはかつて私が中学~高校生ぐらいのころに考えた図式です。
刑事番組で起こる事件の舞台も“大都会”が定番。 となり近所の顔がすべてわかっていて駐在さんのいるような街では刑事ドラマなんて成り立たないでしょう(笑)。
「都市は人口が多いんだから、(人口比率から考えて)事件などの発生件数が多いのはあたり前じゃん」という反論もありましたが「いやいや、そういう問題じゃないでしょ?」と(笑)。

人口が集中し経済が発展すると、“人間の心”が変わるということです。
隣にいる人の顔が見えなくなり(=匿名性が強まり)、競争社会でストレスがたまり、みな自分のことにしか関心がなくなり、他人と関わらないことが便利で快適なことのようになり…

私がこのブログのカテゴリ「★コミュニケーション」「★豊かさとは…?」「★ノーマライゼーション」でもさんざん書いてきたこと、「せめて自分にできることは?」といった発想から見れば、全く逆の、なんともやりきれない現象と受け止めざるを得ません。

日本も決して他人事(=ひとごと)ではないと思うのですが…


( ↓ この下の記事へつづく


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衝撃を受けました。自分のことでいっぱいいっぱいになり、人を思いやるという気持ちがなくなってきていて、悲しい現実です。18人という数にも驚きました。

No title

自分も中国のひき逃げ動画観ました。
とても悲しい事件です。

子供を持つ親だったら、大人だったら自分の痛みのように感じるはずです。
すぐに助けるはずです。
本当に心がどうかしてしまったんでしょうか?
しかも助けた人をネットで叩くとは!

お嬢様の一日も早い回復を祈るばかりです。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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