「ふるさと納税制度」をご存じですか?

昨年9月の誕生日ごろ、この「豊かさとは…?」というカテゴリーでいろいろ記事を書きました。
今の日本はモノは豊かなのに心が豊かにならない、大企業の論理で強いものばかりが優遇される、マネー第一の資本主義の歪み…etc.

そうした中で、老いも若きも、どんな仕事を目指している若者たちも、既成の価値観に縛られることなく自分らしく、いま自分に与えられていることに感謝しつつ、「何か自分にできるオリジナルを探そう!」…と。
3月に起きた東日本大震災のあとも、私の中では引き続きキイワードとなっています。



さて、その「豊かさとは?」の中で昨年9月に「税金の納め方・使われ方」について大胆な提案をしたのを覚えていらっしゃいますか?
自分の意思で「私はこの自治体(都道府県)に税金を納めたい」という制度ができてもいい、という提案でした (↓ この記事の後半にあります)。
    http://resolutely.blog6.fc2.com/blog-entry-131.html

否応なく取られている所得税・住民税。音楽家など自営業の方は、源泉徴収分を勘案して手取りでいくら、というとらえ方をしますが、われわれサラリーマンは手取りの額では契約していません。本来の給与の額面を見て、引かれる税金を見ると腹が立つから見ないようにしている、という方も多いのではないでしょうか?(私もそうですが…笑)
一方、無駄な公共事業や政治とカネの話などを見るとさらに腹が立つので、税金のことはなるべく考えないようにしよう…

それがいけないんです!
税金をどう納め、それがどう使われているかに目を向けないようにすることで、政治的にも無関心が助長され、ますますおかしな税金の使われ方がまかり通ってしまうことにもつながるのです。

震災後、私も2つの大きなチャリティコンサートに参加しました。日本赤十字社にも相当な額の義捐金が集まっているはずですが、いまだにその配分方法も見えず、肝心の被災者のもとへは届いていないのが現状のようです。
寄付でもなんでも「なんとなくいいことをした」というレベルで満足していないで、そのお金がちゃんと届いたのかどうか、どう使われるのか、にもっと関心を持つべきだと私は思います。



いま復興支援も視野に入れて、総務省の「ふるさと納税制度」というのができているのをご存じでしょうか?

自分が今現在住んでいない(=住民税を払っていない)地域(複数でも可)に、「ふるさと」という気持ちで寄付をすることで、所得税・住民税の一部が控除される、という制度です。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html

私が昨年提案したように、所得税を10口に分け、そのうちのたとえば3口分を好きな自治体へ、という完全な「税金」のような形にはなっていませんが、自分の所得税・住民税のほんの一部ながら、自分の意思で好きな自治体に生かしてもらおうという発想ですね。

集まったお金は、ある目的にしか使ってはいけない(=使いきるしかない)「特別会計」ではなく、その自治体の必要なことに回せる「一般会計」とし、税金の無駄使いをなくす。

納めた人も、そのお金がどう生かされているかに関心をもつようになる。
そんな新しい流れができるきっかけになったら嬉しいですね。

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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