座敷わらし

「童子」と書いて「わらし」。
昔から座敷わらしのいる家には繁栄がもたらされ、みんな幸せになると言われる。
『遠野物語』にちなんで、今でも東北地方には座敷わらしに会える旅館があるという。

しかし最近は座敷のある家も少なくなり、座敷わらしも年々住む場所を追われ、人々が幸せをなかなか見つけづらい世の中になった。

そこで、座敷に代わって、わらしが姿を変えて住みついてくれそうな所を探してみよう !


座椅子わらし
…背もたれに背後霊のようにへばりついて笑っている
 (けっこう怖いかも!)

座学わらし
…家で勉強しているとにっこり笑ってそばにいてアドバイスしてくれる。ただしフィールドワークや実技試験にまではついて来てくれない

座高わらし
…座っている人の隣に密かにやって来て、座高を比べて笑っている
 (けっこう性格悪い!)

座骨わらし
…腰巾着のようにまとわりついて邪魔だが、いなくなると激しい座骨神経痛におそわれる

桟敷(さじき)わらし
…座敷わらしに最も近い古風な姿をしていて、祭りの行列・花見・花火・相撲などを見物する人と一緒に混じっていて、気づいてお団子をくれるような人が大好きで幸せにしてくれる

座礁わらし
…船が座礁した時にどこからともなく現れて、歌ったり踊ったりくだらないギャグを飛ばして乗組員たちを慰めてくれる

挫折わらし
…落ち込んでいる時に現れて、一緒に挫折して傷口をなめてくれる

座禅わらし
…禅寺にはたいてい昔からいる。小坊主の姿をしていて、修行僧たちが真面目に座禅をしているとおとなしく笑っているが、修行をサボったり座禅中に居眠りしていると、大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)のような形相で飛んできて警策(きょうさく)で思いっきり叩かれる

座頭わらし
…仕込みの杖を使って悪党どもを目にも留まらぬ速さで斬り捨ててくれる

座標わらし
…X軸・Y軸・Z軸の交わるあたりにいて、真面目に勉強している数学の苦手な人をやさしく導いてくれる

座布団わらし
…ふだんは押入れに積上げた座布団の上にいて、何か面白いことを言うと気前よく座布団を投げてくれるが、つまらないことを言うと目にも留まらぬ速さで座布団を引っこ抜かれる

座面わらし
…ぺちゃんこなノシイカみたいな顔をして、いつも尻に敷かれて笑っている

座薬わらし
…ボケ笑いに対して気づかないうちに座薬まで突っ込んできて、いつの間にか痔も治してくれる 

いずれにしても 「笑う門には福来たる」…??

© Akira T.

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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