「雲のスタジオ」より

新年度がスタートしましたが、行徳高校の電磁波のデータはまだ眠ったままのようです。この時期、早めの復旧を心待ちにしています。

前にもご紹介した「雲のスタジオ」 http://www.menokami.jp/joyful/joyful.cgi に投稿されていた各地の雲の画像をウォッチングさせていただきます。

●3日に神奈川で観測された、波状の雲
0403.jpg 
投稿には「横須賀港上空に出ていた」とあります。

かなり高度が低い雲のようですね。
雲が低いほど、浅い震源のエネルギーが反映されていると見ることができます。
3日というとほぼ1週間前です。少し気をつけた方がいいかもしれませんね。


●8日(金)朝、千葉県から西方向の空
0408.jpg  

◇これは地震とは直接関係のない 寒冷前線の雲ではないかと思われます。
8日から9日にかけて、関東地方を寒冷前線が通過しました。
場所・時刻・方向から推定して、これは前線に関係した雲ではないかと推測されます。
chart_small.jpg 
気象庁のサイトより
<script type="text/javascript" charset="utf-8" src="http://tenki.jp/blog/script/paste/chart/?public_datetime=20110409180000"></script>


ちょっと気になる情報

9日(土)、山梨方面から朝霧高原を経て富士宮市内に降りてこられた方からの投稿記事を次にご紹介させていただきます。

投稿者:宮そばさん 投稿日:2011/04/09(Sat) 22:19 No.2809
富士山0409

先ほどの雲を拡大して撮影しました。
甲府で雲を撮影後、静岡県富士宮市方面へ移動中、山梨・静岡県境の朝霧地区は、いつもの如く深い霧。市街地に下るに連れ、霧も晴れ安心したつかの間、市街地に入り再び突如の深い霧。一度晴れた霧が標高の下がった場所で再び発生。
60年近く、この地に住む私の義母でさえ、「あまり経験のないこと・・・」
これは、何かを意味しているのでしょうか?



◇この雲の画像を拝見する限り、地震とは必ずしも関係のない、いわゆる「吊るし雲」ではないかと思われます。

画面の右手が富士山にあたるそうですが、高い山に湿気を含んだ風が当たると、山頂よりも風下の側に渦を巻いて出来るものです。
「笠雲(かさぐも)」は山頂にかぶさるようにできますが、この「吊るし雲」は山からやや離れた位置に渦を巻いて出来るものですね。今日はとくに前線が通過して西寄りの風も強かったため、いっそう山頂から離れた位置にこのように綺麗にできたのではないでしょうか?
 
山頂からかなり離れた位置にあると、いわゆる“熊のジョン”と呼ばれる巨大地震直前に現れる塊状の雲のように見えて驚かれるかもしれませんが、これは今日の気象条件から見ても、形状・場所から考えても、地震とは直接関係のない一般的な「吊るし雲」ではないでしょうか?

★むしろ気になるのは、文中にある霧に関する記述です。

霧は、空気中で飽和状態となった水蒸気が水滴になってできます。霧が晴れたり現れたり…ということは、地表付近の気温、ひいては地熱とも大いに関係がある(ごく局地的に地表付近の気温が異なる)と思われます。
「60年近く、この地に住む私の義母でさえ、『あまり経験のないこと・・・』」 と書かれているあたり、ちょっと気になりますね。自然に対してこういう謙虚な目を向けることがとても大切ではないかと思います。

富士宮市といえば、先月15日以来気になっている静岡県東部(山梨県の富士五胡にも近い富士山の西側)にあたります。

本日9日19:08、やはり震源の深さ約10キロという浅い所で、M2.3と小規模ながら地震が観測されています。
前からこの「なまず通信」にも書いてきたように、この内陸付近の非常に浅い場所を震源とする揺れが、相模湾あたりとどういう関係があるのか…?
伊豆沖~相模湾付近がこのところずっと静かなのも気になります。

この地域近辺の方は、ここしばらく念のため身の回りにはお気をつけになって過ごされると良いと思います。


<参考> 潮位データ

9日の潮位データを見る限り、駿河湾一帯の潮位の異常は見られません。
石廊崎と内浦で予想潮位よりやや低いですが、御前崎、清水港とも予想潮位どおりです。

●石廊崎
irousaki0409.gif 


●清水港
shimizuminato0409.gif

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: KF4Bef <a href="http://…

hfkfdfumuuqさま
半角のアルファベット・数字だけで本文のないコメントは受付けられません。あしからずご了解ください。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
このすぐ下の「カテゴリ」から興味のあるテーマごとにクリックして覗いてみてください。
一部パスワードをご存じのメンバーの方のみ閲覧できるページを含みます。

カテゴリ
カウント開始 2011.1.14~
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR