新日本紀行テーマ ~ノスタルジー~

7月25日(火)

子どものころに観たテレビ番組のテーマ音楽は懐かしいものです。
「ジャングル大帝」「トムとジェリー」「ウルトラマン」などももちろん懐かしいですが、ちょっと真面目な「新日本紀行」という番組も。

NHK総合で毎週月曜日の夜7時半~8時に放送。1963年(昭和38年)10月~1982年3月まで。私が小学校に上がる前の年から大学時代まで、じつにロングランの番組でした。
名古屋で過ごした小学校高学年のころ、社会科の勉強にもなるのでなるべく観るようにと小学校の先生に言われたことがあります。

冒頭のホルンのテーマでは、山間いを空撮する風景が、主題に入ると「レファソラドレ」という尺八の音階と同じ「追分節」の旋律で、いかにも日本の原風景が浮かびます。
なんとも日本的な郷愁をさそうこのテーマ音楽を聴くと、亡き両親と、また中学3年で東京の祖母の家に居候していたころは祖母と囲んだ夕食の食卓が懐かしく思い出されます。

懐かしい音楽はこちら…
中間部もあったんですね。



https://youtu.be/bcY1Q3nVzcA


作曲はご存知、冨田勲さんです。

楽譜はどこにも見当たらなかったので、私の耳コピでピアノ譜に起こしてみました。
もともと何拍子で書かれていたかは判りませんが、ゆったりとした3拍子に聞こえるので、2分の3拍子で記譜してみました。

新日本紀行20170725_0001
★クリックすると大きな画面でご覧になれます

(お金を取って聴かせるコンサートでの使用はご注意ください。あくまで個人的な楽しみとして…)


楽譜の冒頭にも書いておきましたが、このテーマ音楽に変わったのは1969年4月から。

前のテーマも覚えています。「新日本紀行」というタイトル文字が中心からだんだん近づいて大きくズームインされ、半音階の上昇系のイントロに続いて、農村地帯を行くローカル線に揺られて行くような軽快な音楽でした。



ちょうど日本が高度成長期をまたいで、地方から若者がどんどん流出していった時期。
この30分番組では、その土地の地理・気候とともに、伝統的な行事を守るある人物に焦点をあて、終わりの方ではその行事の様子が映し出されていました。

最近の番組に比べると、アナウンサーのナレーションがとてもゆったりしているように感じます。古き良き時代のNHKらしい番組ですね。

ふるさと再生に、この番組はとても貴重な資料になるはずですが、残念ながらアーカイブスに残っているのは一部です。
しかし、最新技術でかつての録画を美しい画像に蘇らせて「新日本紀行 ふたたび」というシリーズも放送されました。


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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