人生というステージで

1月25日(水)

ステージ(舞台)には、さまざまな装置があります。
歌舞伎(お芝居)の専用舞台には、回り舞台・せり・花道といった特殊な設備があります。

回り舞台 歌舞伎舞台


また、音楽専用ホールは残響時間を計算して作られ、立派なパイプオルガンもあったりします。

みなとみらいホール
横浜みなとみらいホール

あるいは、演奏会のほか展示会・イベント・講演会などにも使える多目的ホールのステージもあります。

舞台機構有)トラクト装研 HPより


舞台の間口・奥行、美術バトン(幕やセットを吊るためのバトン)の本数・耐加重、照明や音響設備…それらによって、そこで演出できる内容も大きく変わってきます。

吊りバトン
びっしりと並んだ吊りバトン

逆に、せっかくパイプオルガンを設置したものの、それを活かすような演目が年間を通してほとんどないような事例も…
どんな目的を想定してそのホールが作られたのか、せっかくある設備はちゃんと活かされているかどうか(=運用するソフト面がしっかり充実しているかどうか)…?

また、忘れてはいけない大切なことがあります。

立派な設備を備えた専用ホールはもちろん素晴らしいですが、古い公民館や集会施設、あるいは学校の体育館、教会の会堂やお寺のお堂のような空間であっても、使い方によっては人々にかけがえのない感動を与えることはできるのです。



人の人生も同じではないでしょうか?

その人が生まれた時から授かった才能、学んで身につけたこと、長年やり続けてきたこと… 

隣の人のステージにあるものを羨ましがるのではなく、自らのステージに授かったものを活かして
人生を演出しているかどうか?

人生というステージにおいて、ひとりひとりが役者でもあり、演出家でもあるのですから。



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生活文化の厚み

「隣の人のステージにあるものを羨ましがるのではなく、自らのステージに授かったものを活かして人生を演出しているかどうか?」・・・グッときました。
ところで、クラシック・コンサート用ホールの音響特性に関して、わが国は世界的にとても高い評価を受けているそうですね。海外でコンサートに行った経験はあまりありませんが、ザルツブルグ音楽祭の最終日での印象を思い出しながら、日本は箱は立派でもあのとき味わった祝祭的な興奮を味わわせてくれる機会はどれほどあるのだろうか、などと思いが巡ります。

Re: 生活文化の厚み

ありがとうございます。自分に与えられていることを活かす…聖書の教えの随所にも出てくることばです。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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