デイホームにデビューしました!

12月17日(土)

地元・世田谷のデイホーム野沢での午後の「歌会」にお邪魔しました。

民間のデイホームで、近所のボランティアさんたちが多く参加されていて、折り紙・書道・朗読・フラワーアレンジメント…、音楽系ではハーモニカ・マンドリン・ピアノ…、選択プログラムでは臨床美術・身体や手先を使ったゲームなど、ほぼ毎日午後は何かしらプログラムが充実しています。
入所者の方は常時30数名ほど、月~土曜までほぼ毎日通われています。

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(右) 近所の友人がいらして撮って下さった画像です。


すでにピアノ(電子ピアノ)を使った歌会もありますが、音楽療法の要素は入れてないようです。施設でストックしてこられた歌詞本があり、それを皆さん見ながらカラオケではなく生のピアノを使って歌うイメージです。


私も夏ごろから、時間のあいた土曜日に見学にお邪魔し、施設の責任者ともお話しをさせていただいて来ましたが、今回とりあえず「歌会」の伴奏から入らせていただくことに。

デイホームの歌詞本にある曲の中から10曲ほど選び出しました。
皆さんの好きな美空ひばりさんの曲でスタートして、「冬」「旅」に関係する曲、クリスマスも近いので「きよしこの夜」、そして星空にちなんで「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」で閉めくくり。

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卒業した国立音楽院の教務課の方が見学に来て記録写真を撮って下さいました。学校の冊子にも近々紹介記事が載るそうです。

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楽譜はあえて書かず、歌詞本のコピーにどのキイでやるか、怪しい箇所にコードを書き込む程度でトライ。

「冬・旅」に関する曲は短調の曲がどうしても多くなるので、年代ごとの懐かしい曲、その曲にまつわるエピソードを交えながらコミュニケーションを取りつつ、 「何かに似てない?」というミニコーナーを設けてみました。

(例)
  ♪「北の宿から」 & ショパンのピアノ協奏曲1番冒頭
  ♪「いい日旅立ち」 & カルロス・ロビンの「The Gift」
  ♪ザ・ピーナッツのあの曲この曲…、昭和の歌謡曲が意外な曲に似てる??

やり取りを通じて皆さんが興味を示される曲、懐かしい曲を今後の参考に。
「東京ラプソディ」などかなり懐メロも入れてみました。

また終了後に簡単なアンケートをお願いして、今後歌いたい曲、とくにお聞きしたいのは「特別な思い出のある曲(=パーソナルソング)」。

先ずはみなさんと「音楽を通じた親睦」をはかることからスタートし、段階的に「音楽に合わせた手遊び」や「音楽はあらゆる脳を使う最大の健康法」といった話も…etc.
ゆくゆくは他のプログラム(詩の朗読や身体を使ったテラピーなど)に音楽を交える企画など、模索していけたらと思います。


■昭和の歌

私が生まれた昭和30年代は、テレビ放送が始まり、あっという間に各家庭にテレビが普及した時代です。
当時はほとんどが生放送で、今のようにチャンネル数もなく、スタジオもまだ限られてましたから、1日のうちで放送のない時間もありました。

そんな中、外国の映画が放映され、映像とともに音楽も。「風と共に去りぬ」のタラのテーマや「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが歌った「ムーンリバー」、そのほかジャズやグレンミラーなど、それまで日本の音楽にはなかった響きが日本人の耳に届くようになりました。
当時の日本の音楽家たちにとっても刺激的だったに違いありません。外国のメロディーにそっくりそのまま日本語の歌詞をつけた歌や、コード進行のよく似た曲がたくさん生み出されていきました。


私がまだ小学校に上がるころ、土曜日の夜10時から放送されていた「夢で逢いましょう」という番組があり、この番組だけは寝る支度をすべて終えて布団の中で観てよかったので、今もあのテーマ音楽とともに坂本九さんやザ・ピーナッツの歌声は耳に残っています。私にとって「パーソナルソング」かも知れませんね。

今年の七夕の日に、あの番組の構成を手がけ、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」などの作詞をされた永六輔さんが天に召されました。
また、あの「夢で逢いましょう」を毎週生放送で支えてきた大道具さんたちは私の大先輩で、デイホームの皆さんはほぼその年代のはずです。

そんな想いも込めて…

次回は1月21日(土)です。






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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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