「体育の日」を前に…

10月7日(金)

10月10日は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックが開幕した日を記念して「体育の日」となりました。今年はハッピーマンデーがちょうど10日に当たるので、本来の10日が「体育の日」となります。
そこで、その日を前に…


街路樹を伐採しなくてはならない必然性は…!?

千代田区・街路樹1

お上の決めることにいちいち反対する訳じゃありませんが、何でもかんでも「東京オリンピックのため」と称して巨額のお金が使われようとしています。

わずか2週間の「おもてなし」のため、仮にその後もレガシー(遺産)として公共の福祉にと言われても、本当に必要なのか疑問の多いものもたくさんあるように思えてなりません。

そのひとつ、千代田区では、オリンピックのために大規模な道路工事を計画しています。
工事に伴い、白山通り、明大通り、神田警察通りで、300本もの街路樹が伐採されてしまうというのです。


千代田区・街路樹2

220mの自転車道を作るために、2億円もの税金を費やして業者に発注しています。
区役所は伐採について、事前に区議会にも住民にも知らせることはありませんでした。

伐採当日の夜になって、住民たちの反対によって工事は一時中断されました。
伐採に反対し、木を愛する人たちからの陳情や署名が提出されていると聞きます。
→ 
千代田区の街路樹を守る会
★上記の写真・図もこのページから借用しました。



国をあげての大イベント?

担当大臣まで置いての国家重大プロジェクトのような様相ですが、トータルでいったいどれだけの予算規模になるのか?
二兆円とも三兆円ともいわれていますが、今現在どう見積もっているのか?

いま開催中の臨時国会で野党から厳しく問われても、丸川担当大臣は「主催は開催都市である東京都とIOCで、国はあくまで支援の立場だから(予算も含めて)決める立場にない」と繰り返すばかりで、最終的にいくら税金が使われるのかは不明のまま。

多くの人に親しまれているあの原宿駅も、オリンピックに合わせて新しい駅舎に建て替えようなどという話もあります。

IMG_20161014_135036.jpg

本当に必要なのか?、何が、どこまで、なぜ、必要なのか?

そのあたりを誰が最終的に判断するのでしょうか?
われわれが納めた大切な税金は「打ち出の小づち」ではありません!


国としての優先課題は?

アスリートたちにメダルへの期待を託してのお祭り騒ぎも結構ですが、「経済効果」の名のもとにどんどん勝手に進められてはたまりません。

東京都(行政区も含む)も国も、もっと他にやるべきことはないのでしょうか?

東日本大震災から5年半経つのに未だ元の生活に戻れない人たち、さらに熊本をはじめ各地での大きな災害からの復旧は?、福祉や教育など国民のための優先課題は…?


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ああ、役所仕事

すべての公務員がそうだとは申しませんが、昔から「役所的」と言われるとおり、ただ決まったことを上から言われたまま実行するだけ、中身をまったく分かってない…という腹立たしい事業は数限りなくありますね。

◆街路樹の話に絞りますが…

各自治体が道路整備と合わせて街路樹を植えます。都市計画の専門家や造園の識者の意見も入れ、その街にふさわしい木はなんだろう…そこまではいいんです。

問題はそのメンテナンス。枝が伸びすぎて標識や信号が見えなくなったり、台風で木が折れて通行人が怪我をしてはいけませんから、定期的な剪定は必要です。ただ問題はその時期です。

役所が決めた時期に、決められた予算でハンコをついて業者に発注して剪定をやらせるわけですが、ちょうどこれからその植物が花を咲かせるいちばんいい時期に、これから咲くつぼみを無残にも刈り取ってしまう…という「愚」をよく見かけます。

たとえば今の時期はキンモクセイがいい香りを放ってます。もう少し寒くなるとサザンカが花を付けます(♪「たき火」の歌詞にも出てくるように冬の花です)。


街路樹に何が植わっているのか、その木が花をつける時期は…といった内容はまったく関係ないんですね。
そういうことを全く知らない、知ろうともしないロボット役人たちが、単に「安全のため」という大義名分と決められた予算でハンコをついて、ただ「やりました」「やってます」というだけの役所仕事の「愚」です。

作業してる人たちは造園に携わる方ですから、当然その植物がこれからまさに花を咲かせる時期であることは知ってるはずなんですが、発注主である役所に「どうせ剪定するならこの時期ではなく」と進言することはないんでしょうかね?
やはり役人と同じように、ただ「仕事」として頼まれたから、言われた通りにやるだけ…?

植物を見て「かわいそう!」となんともやりきれない気持ちになる私のような人間はごく少数なんでしょうか…?


この事業計画もしかり。自転車道を整備すること自体は意味がないとは申しませんが、真っ先に街路樹を伐採するより、もっと日本らしさ・東京らしさを演出すること、歴史的施設をきちんと整備することなど、やるべきことはたくさんあるように思いますね。
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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