昭和人の名言

9月20日(火)

「え、あの人も!」…

残念なことに、昭和を生きた名優・名作家・演奏家などが次々に天に召されています。

その中から、私にとっても思い出深いお二人の方が週刊誌で詳しく紹介されていました。
お二人が残された「名言」が掲載されていたので、ここにご紹介させていただきます。

永六輔・大橋巨泉 名言集20160920


永六輔さんといえば、作曲家の中村大さん・歌手の坂本さんとともに「六・八・九」の3羽ガラスとも言われ、♪「上を向いて歩こう」♪「見上げてごらん夜の星を」などの名曲を残されました。

それらの曲がリアルタイムで紹介されていた番組が、NHKの元祖バラエティ番組「夢で逢いましょう」*↓
私がまだ幼稚園~小学校低学年のころ、毎週土曜日の夜10時~、歯磨きなど寝る支度をすべて終えてベッドに入ってこの番組だけは観ることが許されていて、とても楽しみにしていました。

当時のNHKは内幸町にあり、日比谷のスタジオから毎週生放送。私の大先輩たちが裏方で苦労されてたことなど何も知らず、ベッドの中から観ていました。
でも途中で寝てしまうことは絶対にありませんでした。あの番組中に流れた曲やエンディングの音楽・画像は今でも鮮明に覚えています。

♪「こんにちは赤ちゃん」(梓みちよ)、♪「おさななじみ」(デュークエイセス)、♪「遠くへ行きたい」(ジェリー藤尾)なども同時期の作品。越路吹雪さんや丸山明宏(のちの美輪明宏)さんも登場してました。

私にとっては幼いころの思い出ですが、私より1まわり先輩にとっては、まさに青春の思い出、懐メロでしょうね。

*「夢で逢いましょう」
1961(昭和36)年4月~1966(昭和41)年4月まで続き、その後番組として「夢をあなたに」(司会:フランキー堺)に代わりましたが、そちらは1年ほどで終了したように記憶しています。
♪「銀色の道」(ダークダックス)や「帰ろかな」(北島三郎)は「夢をあなたに」で登場。



そしてもうひとり、大橋巨泉さん。
こちらは「夢で逢いましょう」より少し遅れて、私が小学校高学年のころTVでよく拝見しました。

「お笑い頭の体操」「ゲバゲバ90分」にはじまり、「クイズダービー」の名司会者として名をはせ、「野球は巨人、司会は巨泉」とも言われたほど。

私は学生時代になってややテレビ離れしましたが、「11PM」で競馬やマージャンなど、いわゆる「大人の遊び」の世界をとことん追求した方という印象もあります。その後カナダにも移住(?)され、バンクバーには彼の写真が大きく飾られた店がありました。

まさに私から見ても人生を謳歌された方だと思いますが、亡くなられる直前、病ですっかりやつれた姿を見たのが、「戦争できる国にしてはいけない」という、今の日本が進もうとしている方向を危惧する遺言とも言える記事でした。




いまも若く優秀な芸能人が数多くいらして、みなさんそれぞれご自身を磨いてらっしゃることでしょうが、やはり昭和の方たちは「偉人」だと思いますね。

人をこよなく愛し、人としての生き方を、そしてこの国の行く末について真剣に考えてこられた方たちなんだな…と。もちろん長い年輪からにじみ出るのでしょうが。



渋谷に私が行きつけの床屋さんがあり、そこに永六輔さんも生前よくいらしていたようです。

上の記事にも太字で紹介されている、
「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返していくこと」
と自筆で書かれた色紙がいまも飾られています。

IMG_20151217_174256.jpg

現代社会は、とかく人間関係が難しく、ややもすると「人に迷惑をかけないように」、「人に借りをつくらないように」、ついつい必要以上に頑張って生きようとしがちではないでしょうか?

ところが「人に借りをつくらないように」「自分はちゃんとしなきゃ」と頑張り過ぎることで無理な力がかかったり、「私はこんなに頑張ってるのに、~~さんは全然〇〇してくれない、逆に迷惑ばっかりかけてくれて…」と、相手に対する不満・ストレスになり、「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉が素直に出にくくなってしまったり…

永六輔さんのこの言葉を、私も50代になってようやく「そうだな~」と受け止められるような気がして、生意気にもこんなことをブログにつづったことがあります。

→ 
「お世話になり、迷惑をかけ、生かされている」 (…カテゴリー「自分を見つめる」より)


   
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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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