コードで見る♪「花のワルツ」

2月8日(月)


クラシックの名曲をコードでとらえる試み。シリーズ第三弾です。

コード・即興の授業&レッスンもまもなく2015年度の締めくくり。
このカテゴリーでは以前「♪ コードで見るショパン」「♪ コードで見るラフマニノフ」をアップしましたが、今回はオーケストラの名曲。

チャイコフスキーのバレエ組曲『くるみ割り人形』の終曲「花のワルツ」です。

全音から、組曲「くるみ割り人形」全曲をピアノ譜にしたものも出版されています。

くるみ割り人形

ただ、これまではピアノ譜をコピーしてコード名を赤鉛筆で書き込むスタイルでしたが、それだと完全に覚えてしまうまでは、コードを書き込んだコピー譜を見ながら弾いている状態。どうしても音符も目に入ってしまうため、完全に「楽譜なし」で弾いているとは言えませんでした。


★そこで今回は、白い紙にコード進行だけ 書いてみました!

1_20160209231326f89.jpg  2_20160209231328ceb.jpg
★クリックしてもう一度 ⊕ マークをクリックすると大きな画面になります。


10分少々の曲ですが、くり返しの多い複合3部形式。
オーケストレーションの細かい変化は無視して、曲の大きな流れをブロックでとらえ、リピート記号やD.S.(ダルセーニョ)、コーダ記号を使って強引にA4・2枚に収めてみました!

だいたい1小節ごとにコードが変わっていきますが、同じコードが続く小節は「-」記号で記してあります。
また〔  〕でくくったところは、1小節の中でコードが変わっているところです。

コーダの部分では〔1・3〕〔・2・〕〔1・3〕…とフェミオレのリズムで1拍飛ばしでコードが変わっていく場面もあり、こんな形で表してみました。


<全体の構成>

ハープのソロを含む美しいイントロ部分、ここのコード進行もなかなかお洒落です。

ワルツに入り、第1テーマ「A」×2回、第2テーマ「B」×2回、1枚目下の2番括弧からふたたび「A」に戻ります。
2回目は合いの手にフルートが入ってきます。「A」×2回、「B」×2回やったら、今度は3番括弧から中間部「C」(右ページ)へ。

中間部「C」は、途中に短調の部分を含む3部形式。そして再び「A」に戻り、「A」×2回、「B」×2回やったら、今度は2番括弧からエンディング(コーダ)へと飛び、終結へ向かいます。



お手元に「花のワルツ」の音源があったら、このコード表と照合してお聴きになってみてください。
そして、このコード表だけを見て簡単なメロディラインをつけて弾けたら、「楽譜がないと弾けません」から脱却できた、と言えるのではないでしょうか?


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

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