秋桜(コスモス)

11月11日(水)


きのう夜の授業&レッスンでも話題に出ましたが、この季節に聴きたく(歌いたく)なる曲のひとつに「秋桜(コスモス)」があります。

さだまさし作のこの曲がリリースされたのは1977年10月。私が大学生の時です。

私はとくに、「花の中3トリオ」の一人として当時もてはやされていた山口百恵さんの大ファンだったわけではないのですが、この歌はなぜか心に沁みて、その後ずっと残りそうな予感がありました。

年代を超えて、また音楽療法にも外せない1曲だと思い、さっそくYoutubeで聴き直して耳コピしてみました。
コードづけの課題の一環なので、メロディラインの他はコードしか記していませんが、前奏・間奏のメロディラインはいちおう書き起こしてみました。

改1 改2
★左右それぞれ、クリックすると大きな画面でご覧になれます


*細かい音の動きを16分音符やタイで表してますが、「ことば」の多い曲で、1番・2番それぞれ歌詞の割り振りも異なるので、必ずしも原曲がこのような記譜だったかどうかは不明です。

*これは山口百恵さんのオリジナル版で「Fm」ですが、3度下の「Dm」で歌っている版もあるようです。
 また、さだまさし氏自身は「Cm」(しかも上!)で歌っています。


<曲について>

山口百恵といえば、宇崎竜童の「これっきりこれっきりこれっきりですか~」(『横須賀ストーリー』)や、「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ」「バカにしないでよ~、Play back」、『イミテーションゴールド』など、男まさりの強い女、悪く言えばツッパリ系の歌が売りでしたが、日本的な女性らしい優しさも秘めていると感じたさだまさし氏がこの歌を贈ったそうです。

しかし、実際に曲が完成するまでには実に2年半!
創作アイディアが具体化するのに時間がかかったとも、作曲するのを忘れていたとも(笑)…諸説あるようですが。

翌日嫁ぐ女性が、母親への感謝の気持ちを込めて…

当時まだ18歳の山口百恵には実感はなかったのではないかと思いますが、見事な想像力と歌唱力で素晴らしいヒット作となりました。

山口百恵が1980年に引退したのち、さだまさし氏自身が歌ったほか、中森明菜、福山雅治、平原綾香などもカバーしています。

もともと山口百恵はこの楽譜に示したキイ「Fm」で歌っていますが、その後の歌謡番組などでは3度下の「Dm」で歌っているバージョンもあるようです。

(私はなぜか、多くの男性歌手の歌は2~3度下げないと歌えないのですが、女性のキイならそのまま(1オクターブ下)でちょうど良いようです。)


<題名について>

さだまさし氏は、当初この曲の題名を「小春日和」にしようと思っていたようですね。
たしかに後半のさびの部分で…

「こんな小春日和の 穏やかな日は」…とあります。
(1番と2番とで出る順序は前後入れ替わってますが)

「コスモス」というタイトルは音楽プロデューサーの意向から。
さだまさし氏はまた、「秋桜(あきざくら)」と文字通り読ませたかったようですが、これで「コスモス」と呼ぶことに。

もともと「秋桜」という漢字に「コスモス」という読みはありませんが、この歌によってその読み方が定着したといえるでしょう。



以上、ウィキペディアほかを参照にまとめてみました。

深まりゆく秋、飲み会のノリのいい曲もいいですが、たまには親への感謝の気持ちを思い起こして、男女・年代を問わず、こういう心に沁みる歌もいかがでしょう?

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
このすぐ下の「カテゴリ」から興味のあるテーマごとにクリックして覗いてみてください。
一部パスワードをご存じのメンバーの方のみ閲覧できるページを含みます。

カテゴリ
カウント開始 2011.1.14~
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR