またしても音楽によるご縁が!

10月21日(水)


きょう(←と言っても日付が変わってしまいましたが)、またしても音楽をご縁に素敵な出逢いがありました。

職場の三鷹から夕方都心に向かう電車内で「新世界より」のポケットスコア(←若いころから使い古したものを、最近引っ張り出してにわか勉強中)を眺めていたら、隣の席に座られた私とほぼ同年代の紳士(=私より素敵な男性)が私の手元のスコアに目を向けていらっしゃる気配を感じました。

私も若いころから、通勤電車内でオーケストラのポケットスコアを眺めることはよくあり、周りから不思議そうな視線を浴びたことは何度もあります。
とくに朝の通勤電車では、「お前、朝から何やってんだ? 仕事に向かうんじゃないのか? 電車内で読むなら経済新聞だろ!」的な無言のお叱りを受けたようなことも…(笑)


でも今日の方は、私がめくるページごとに、私とほぼ同じペースでオタマジャクシを追っているような気配を感じ(その方の横顔をまじまじと見たわけではないですが、気配って感じるものです)、もしかして何の曲かも分ってらっしゃるのではないかと…。でも、決してのぞかれてる嫌な感じはしませんでした。

そこで2~3駅過ぎたあたりで勇気を出して、「もしかして、音楽がお好きなんですか?」と私から声をかけました。

その方も、とくに慌てる様子もなく、「私もかつて音楽をやってたんです」とおっしゃり、私の見ていた楽譜が「新世界より」の3楽章だったこともお分かりだったようです。

少しお話しして自己紹介したら、「フェイスブックをやってますか」と聞かれ、「はい、やってます」と申し上げたら、ほどなく友達申請を送ってくださってつながり、近々あるコンサートにもいらっしゃって下さるとか!

こういうご縁って、本当に嬉しいものですね。



その方は、学生時代にはオーケストラでビオラを弾いていらしたらしいのですが、ある大手の住宅メーカーにお勤めになってから、日曜日もお仕事のため(←むしろ土日・祝日の方がお忙しい?)、アマチュアオーケストラに入ることもなく過ごしてこられたとか。

私は、とても親近感を覚えました。

まず、ビオラという楽器。オーケストラ内でビオラは、どちらかというと目立たない楽器と思われがちかもしれませんが、大切な中声部を受け持ち、古典以降のロマン派(メンデルスゾーン、チャイコフスキー以降)の曲では、とっても素敵な旋律も出てきます。人間の声にもっとも近い音域で、地味ながらも人間性が豊かににじみ出るような… 
個人的に、ビオラをやられる方には素敵な友人が何人もいらっしゃいます。もし私も生まれ変わって弦楽器をやるなら、ビオラかチェロかな?…とも。

そして、もうひとつ親近感を覚えたのは、楽器をやってらしたのはもう何十年も前であっても、音楽好きは今も「現役」ということです。

とっても僭越ながら、できれば「私も昔は音楽をやってました」と過去形でおっしゃらずに、いくつになってもまた再開されて、楽しんでいただけたらいいな、と!



この日、私が都心に向かっていたのも、ある音楽サロン(のような場所)にお邪魔するところでした。
若き演奏家(ヴァイオリンとビオラと声楽)の方たちと古いアップライトピアノで戯れてきたんですが、クラシックの曲に限らずジャズ・映画音楽・歌謡曲…ジャンルを超えて、「音楽の力」って素晴らしいと思うんですね。そこにいらっしゃった初めてのお客様とも、音楽を通じて一瞬で仲良くなれる。

この2~3年、勤め帰りに学校に通って学んできた「音楽療法」も、認知症のお年寄り・パーキンソン病・発達障がい・うつ病…といった対象者や年齢によってたて割りで考えるのではなく、もっと広く、すべての人に、「音楽の力」を通じて!
ときに悲しみを共感し、ときに昔を懐かしく思い出していただき、時に美しさに涙し、時に元気をもらい…音楽には無限大の力があると思うのです。



今から2年半前の2013年の春、勤め帰りに「学生」となったその年の暮れに、学校で不定期に出している機関誌に、私の書いたブログ記事をまるまる見開きで掲載してくださいました。
→ 
「今年も終わり」 (2013年12月31日) 

元の記事はこちらです。
→ 
音楽療法って何?

まあ学校としても、私のようなアマチュアで、50代半ばを過ぎた者でも「学生」になれるんだ、というアピールに使えるなら、どうぞ使ってください、ということもありますが(笑)

やはりこの2~3年私が痛感してきたのは、いくつになっても学べることの幸せ、楽器経験や知識の多少にかかわらず、音楽の奥の深さ、楽しさ、不思議さ、つjまり「音楽の力」の偉大さ です。

先ほどの記事も含め、私がこの2~3年で学んだこと、感じたことを雑記帳のように綴ったカテゴリー「★50代ことはじめ~音楽療法の世界へ~」をご笑覧ください。
やや音楽寄りの専門的な話題もありますが、音楽と社会との架け橋になれたら…という私なりの思いも綴ってます。



願わくは、きょう出逢った素敵な紳士にも、「私も昔音楽をやってました」と過去形でおっしゃるのではなく、今からでもまた音楽のある生活を送っていただくきっかけになれたら…

あらためて、音がご縁の出逢いに感謝して…


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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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