いつまでも心の中に…

10月30日(水)

私の知人が、15年も寄り添った猫が天に召されたと、facebookにアップされていました。
猫ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

15年も寄り添ったとなれば、これから季節がめぐるごとに、何かにつけて思い出されて寂しくなることでしょう。

この感覚は、犬や猫などの動物たちとも人間と同じような感情でともに過ごした方ならきっと痛いほどお分かりになりますよね。



私も高校生~30歳まで足掛け15年一緒に暮らしたヨークシャーテリアのリーザ(メス)が今でもときどき夢に出てきます。

広島に赴任していた父(両親)のもとを離れて、高校受験を1年後に控えて東京の祖母の家へ出てきたのが私が中学3年の時。
それから2年後、高校2年生の春に広島で両親が飼いはじめ、私との初対面はそれから数ヶ月たった夏休みでした。
人見知りしてよその人には吠えたり警戒するその犬が、私にもちゃんとなついてくれるか両親は心配したそうですが、会ったその日に私の手からカステラを食べ、夜寝る布団に飛び込んできて首に巻きついてジャレついてきてくれました!

以来、母が上京する時は新幹線に乗って広島~東京を往復。その後父が東京勤務となってからはわが家の一員としてずっと一緒でした。私が予備校時代も、大学に入ってからも、就職してからも、家に帰れば家族の一員としていましたが、私が30歳の時に脳腫瘍のようなできものができて旅立ちました。

いま思えば、生まれてすぐにわが家にやってきてわが家で天寿をまっとうして旅立ったのです。まさに私たち家族とめぐり会うために生まれてきたようなものではないでしょうか?



今わが家にいるショコラは、私が幼少のころから数えて4匹目のワンちゃんです。
今年の1月に生まれ、3月にわが家にやってきました。

この季節、生まれて初めて見る枯葉が風に舞うのを追いかけてジャレつきます。つい数日前に「『枯葉』の季節に…」という記事をアップしたばかりです。

枯葉1 枯葉2

まだ幼犬だから何にでも珍しくて反応するのでしょうが、とにかく可愛い盛りです。

でも、そんなショコラを見ていてふと、
「この子ともいつかはお別れの時が来てしまうんだろうな…。私とショコラ、どっちが先かな…? もしショコラが先に旅立ったら、この季節に風に舞う枯葉を見るたびにきっと思い出すんだろうな…」などと思ってしまいます。

とっても淋しいお話でごめんない。でも、動物でも人でも「会うは別れの始まりなり」。

わが家で生涯を過ごせて幸せだったんだな、と思えるように。こちらが悪いことさえしなければ、きっとまた天国で会えるんだな、と。

人間の脳細胞というやつは、ひとつのものや出来事だけを単独で記憶しているのではなく、風に舞う枯葉を見ると思い出すように、色んなことが樹木のように結びついてメモリーされていきます。
「愛おしい」「可愛い」、「可哀想」「哀しい」…といった気持ちを豊かに持てることも、私たち人間の脳の力でもあるんですね。

哀しいけど折に触れて思い出してあげられることが供養にもなるんじゃないかと…。
そして、そういう気持ちを大切にしていけたら優しい気持ちになれて、そうそう悪いこともできなくなるのではないでしょうか?

愛しい生き物たちに感謝をこめて…
プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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