揺れた2011年を振り返って

大震災に大きく揺れた2011年もまもなく暮れようとしています。
地面が大きく揺れただけでなく、われわれ日本の社会全体がいろんな意味で大きく揺れ、人間が試された年だったようにも思います。


◆悲喜こもごも

「合格発表会場には悲喜こもごもの顔が…」のように「喜ぶ人と悲しむ人が入り混じって」という意味で使うのは誤りです。一人の人間が、悲しいことと嬉しいことを代わる代わる味わうことです。

私もこの1年ブログを通じて悲しいこと・嬉しいことをたくさん書きました。
震災直後のニュース映像に心を痛め、被災地の皆さんを思い悲しみました。
時に原発事故への政府関係者の対応について、また中国で起きた悲しいひき逃げ事件について、人間の本質が分からなくなるような悲しさも感じました。アドレナリンをたくさん出して怒りの記事も書きました。

一方被災地でもここ東京でも、「せめて自分たちにできることを」という言葉をキイワードに、自分にできる小さなことを見つけて行動を起こしている多くの人たちがいることに喜びと勇気をいただきました。震災前にブームになった「タイガーマスク運動」もそうでした。

また「音楽の力」を通じて、被災地の方たちとの出逢いもありました。
コンサートに先駆けてお邪魔した和太鼓チームとの練習では、高校生らの素晴らしい笑顔に元気をいただきました。
そして各地でのコンサート当日、共演した地元の方たちの素晴らしい音と笑顔に、ステージにいながら瞼が熱くなりました。
ご招待した仮設住宅にお住まいの方たちから差し入れのお菓子をいただき胸がいっぱいになり、終演後小雪の舞う駐車場で、会場を後にする来場者らの車に大きく手を振りました。
12月に訪れた地では、最後の曲が終わったあと客席が総立ちになり、「ブラボー」ではなく「ありがとう」という声をかけていただき、本当に胸が熱くなりました。
たくさんの出逢いをありがとう!


◆一喜一憂

先ほどの「せめて自分にできることを」という思いは「人」に向き、優しさや勇気につながり、感動は巡り巡って循環します。
でも、自分のことだけでいっぱいいっぱいになり「~~したらどうしよう」しか見えないと、株価の変動と同じように、周りの情報にふりまわされて一喜一憂し、へたをするとパニックに陥ったり精神的な病いにも侵されてしまいます。


◆喜怒哀楽

喜び、怒り、哀しみ、楽しみ…
嬉しいときは心から感謝して「ありがとう」と言いましょう。
悲しい時は思いきり泣きましょう。
許されないことに対してはちゃんと怒りましょう。
そして大いに笑いましょう!

音楽も人生も、人としての感情表現を豊かに!

このブログをご覧になってくださっている皆さん、世の中がどうなろうと、何が起ころうと、われわれは常に「共感できる人」でいましょう!

来年もどうかよろしくお願いいたします。

プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
このすぐ下の「カテゴリ」から興味のあるテーマごとにクリックして覗いてみてください。
一部パスワードをご存じのメンバーの方のみ閲覧できるページを含みます。

カテゴリ
カウント開始 2011.1.14~
リンク
最新記事
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QR