♪ベートーヴェン

「コバケンとその仲間たちオーケストラ」は、10月にベートーヴェンの交響曲4番、8番、そしてレオノーレの3番に挑みます。

といっても我々が演奏会をやるわけではなく、たった1日のリハーサルのみ!
ヨーロッパで録音をされるわれらがコバケンこと小林研一郎先生のもと、マエストロにどうにでも調理していただくための“練習台”になり、その機会に最高のレッスンを受けられる…というものです。

仲間オケではこれまでにも、ブルックナーの交響曲4番、ベートーヴェンの交響曲1番で同じような機会をいただいています。



さきほどメンバーであるFgのHさんからご紹介いただいたページから​、パート譜をダウンロードしてました。今は本当に便利な時代になりましたね!

180px-Beethoven2.jpg
http://imslp.org/index.php?title=Category%3ABeethoven%2C_Ludwig_van&from=Irish+songs%2C+woo+0152%2C+0025+%28beethoven%2C+ludwig+van%29

交響曲8番は、あのナポレオン戦争のあった1812年に交響曲7番と平行して作曲され、たしか8番の方が一足先に完成したんですよね。

5番「運命」と6番「田園」も同時進行で書かれ、6番は8番と同じく「ヘ長調」で書かれています。
6番「田園」はまるで詩集のような交響曲だと思いますが、耳の病におかされていたベートーヴェンにとって、大好きな田園風景を散歩しながら、鳥のさえずりや小川のせせらぎ、風に枝がそよぐ様子に「音」を感じ、自分が作曲家としてやっていける自信をもった、いわば安心と安らぎのよりどころ。

5番「運命」では、最終楽章でゆるぎないハ長調になりきるまで(=前半繰り返しのあと展開して3楽章のテーマを回想し、再び4楽章のテーマが再現するまで)、なぜか「ファラド」(=ヘ長調の基本和音)の響きは避けるように使われていないのも謎めいていると私は思っています。

ベートーヴェンにとってヘ長調は自分自身を取り戻す“安らぎの原点”だとすれば、同じヘ長調で書かれた8番にはどんなメッセージが…?

最終楽章でティンパニが「ファ」をオクターブで連打するほか、1楽章からやたらとオクターブが出てきますが、オクターブは8度!、 交響曲「8」番…なにかの偶然でしょうか?(笑)



さて、交響曲の7番・8番が完成した1812~3年から、最後の交響曲「第九」が生まれるまでに、まだ12年の歳月がかかります。

そのころの日本は、14代将軍のまさに「篤姫」の時代。外国と交流して新しい文化を取り入れて近代化をすすめるか、はたまた尊王攘夷で外国と戦うか、という論争が起きてくる時です。

同じころベートーヴェンは「音楽を通じて世界がひとつになる」という音楽を書いているんですね。
国も宗教も超えた、まさに人類愛をテーマとする音楽。
これがベートーヴェンのスケールなのです!

プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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