メニュー紹介 <更新版>

ようこそ 「ティンパニで朝食を」へ !

すべての人に音楽の喜びを! 障がいのある人もない人も、音楽の力でともに生きる社会へ。
ブログを開設したのは、そんな思いを強くした2010年の4月でした。左の「プロフィール」もご参照ください。

長文の記事も多いですが、視覚に障がいのある方も音声変換で閲覧されますし、中学生でもきちんと読んでいただければ分かる文章で書くように心掛けています。

はじめてご訪問の方にも分かりやすいように、常にこの「メニュー紹介」がトップにくるように投稿日時を本年末の日付に設定しています。 このトップページだけをご覧になって「あ~、まだ更新してないな」と閉じないで下さい! 最新記事はひとつ下にあります。

以下の各カテゴリーから、ご興味のあるテーマの項目(画像の上の文字)をクリックしていただくと、そのテーマの記事群に飛べます。
 


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~ 音楽関連~

公開情報(コンサート・放送予定など) 
in 徳島 2017.6.25 in 飯山 2017.8.6 in 岐阜20170627
2017予定

音楽ギャラリー(リハーサル・バックヤードの様子など)
ティンパニ 
2010年3月「こころコンサート」 NHKホールにて

★フェイスブックもこのプロフィール写真でやっていますので、よかったら探して下さい。

★このカテゴリにはパスワードをかけてある記事があります。
不特定多数には公開していない画像を含むもので、友人・知人にアルバムをお見せするような形でのアップです。
ブログ案内を差し上げている方は、そこに書いてあるパスワードを入力してください。

何かのご縁でこのブログを訪問されてご興味のある方は、この記事下の「コメント」欄に簡単な自己紹介・お名前・メールアドレスをご記入の上、「管理人だけに表示を許可する」にチェックを入れて送信してください(いわゆる“鍵コメ”というもので、他の方からは見えない私信となります)。こちらからメールにてパスワードをお知らせいたします。 



コバケン先生との出逢い(05長崎・06熊本)
コバケン先生 

出逢いに感謝して
出逢い 

ティンパニのつぶやき(オーケストラの打楽器)
打楽器


50代ことはじめ ~音楽療法の世界へ~
201612171800372c6_20170204152302fd2.jpg


★「音の小部屋」プロジェクト
5度時計(改右回り)


「音」についてアラカルト
チェロは歌う 音について

私のこの一曲

シャコンヌ 

オペラの世界へ

カルメン2 オペラ1

→ 電子書籍「オペラの世界へ ~カルメンを中心に~」


~社会~


ノーマライゼイション(ともに生きる)

コミュニケーション

「豊かさとは…?」~日本が見失ってはいけない大切なこと~
派遣村 

社会・時事に思う

一歩踏み込んで 言わせて頂きます! 

★駅の安全・案内サインなど
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原発関連 ~「社会・時事に思う」から分離しました~

★アジアにおける日本の過去 ~「社会・時事に思う」から分離しました~
 

~季節・鉄道・模型・旅~

季節・日記
季節 

模型ギャラリー(手作りモデルの世界へ)
模型1 模型2 模型3
鉄道以外にも…
20120513181403ab7_20170620012322bcf.jpg 2017.5.7現在

もうひとりの恩師(鉄道模型屋さんから学んだ遊びの哲学)
いさみや

小さな鉄(テツ)な旅 ~江ノ電・世田谷線ほか~
テツ旅1 テツ旅2

旅・鉄道(韓国・イギリス・アメリカ・カナダ…)
旅1 旅2カナダ 旅3シアトル 


~自然・科学~

★身近な科学(ちょっと好奇心)

自然・歴史・民俗
雷・竜巻1 風神雷神

なまず通信…2011年1/18(=東日本大震災の約2か月前)に立ち上げたカテゴリーです
なまず1 なまず2 なまず3 なまず4


~その他~


己を見つめる

パウゼ(♪ひと休み)…疲れた頭と なまった腹筋に!

ピアノジョーク…「パウゼ」から分離しました

尻っぽの生えた天使たち


♪セブンはつづくよ どこまでも

これは凄い! 7thのウルトラ 連続技!

ウルトラセブン20170815

7thにも、いろいろな仲間たちがいます。
メジャーセブン、マイナーセブン、マイナーメジャーセブン、何もつかないふつうのセブン…

基本コードは明るい長3和音、その上に短い7thの乗っかった、いわゆる「〇7」タイプ。
何かの属七となって5度下へと誘導。「5度の引力」の連続技!

★「ウルトラセブンス(7th)」、私はそう呼びます!

「音の小部屋」、資料作りの筆休めに… シュワッチ!

コバケンとその仲間たち in 飯山

2017年 8月6日(日)

きょうは、広島に原爆が投下されてから72年目となる日。
集合時刻より早めに上野駅に到着し、投下の時刻・8時15分に西に向かって、個人的に黙とうを捧げました。
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さて本日は、われらが「コバケンとその仲間たちオーケストラ」飯山公演。

2011年~昨年まで6年間、「蓼科高原音楽祭」が茅野で行われてきましたが、茅野は昨年でいったん終結。マエストロが長野県の芸術監督に就任されたのを受けて、長野県内・飯山で第1回公演が行われました。

プログラム表紙20170806

★クリックすると大きな画像でご覧になれます(以下すべて同じ)

朝8:30 上野駅 新幹線改札前集合

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8:50発 はくたか555号にて飯山へ

飯山行き特急券20170806
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上田を過ぎて、信州らしい風景に真夏の雲…
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10:33 飯山着 長野新幹線あらため「北陸新幹線」で上野からおよそ1時間半、近いんですね!
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会場は、飯山駅から徒歩すぐ、飯山市文化交流館「なちゅら」
木のぬくもりを基調とした美しいホールです。

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本日の打楽器メンバーたち(全員そろってませんが…)
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11:45~ ステージ・リハーサル開始

タイトなスケジュールの中、密度の濃いリハーサル。リハ中の画像はありません。

今回も、長崎から参加の瑞宝太鼓のみなさん

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開場前のバックヤード

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久々に顔を合わせるメンバーたち。いい笑顔がいっぱいです!

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2006年 熊本でのスペシャルオリンピックス支援コンサート以来、このオーケストラの活動を追って取材されている、映画「ビリーブ」「天心の譜」の小栗監督と。
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出待ち…
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15:00 開演
  ♪ヴェルディ 歌劇「アイーダ」序曲
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本日の演奏曲目
曲目1 曲目2
今回私は「夏祭り」以降のティンパニを担当させていただきました。

♪「ふるさと」

ふるさと20170806
この曲の作詞者:高野辰之(たかのたつゆき)氏は、ここ飯山の出身。

1876年(明治9年)に長野県に生まれ、長野県尋常師範学校(現・信州大学教育学部)を卒業したのち東京へ出て、東京帝国大学で国文学を学び、国文学者となります。「近松門左衛門全集」、「日本歌謡史」、「浄瑠璃史」、「日本演劇史」などの業績があり、号は斑山(はんざん)。1910年(明治43年)には東京音楽学校教授となっています。

きょうは、長野県知事さん、飯山市長さん、スペシャルオリンピックスに関連してこのオーケストラの母のような細川佳代子さん(細川元首相の奥様)はじめ、芸術文化に造詣の深い方々がご来場になられました。

♪「ふるさと」を、客席の皆さん、ステージ上の地元の市民合唱団・仲間オケ男声合唱団の皆さんで歌い、オーケストラもアドリブで演奏。いつまでも平和で、やさしさにみちた社会が続きますように…

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スペシャルオリンピックスの支援を続けておられる細川佳代子さんと、飯山市長

終演後
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司会の朝岡聡さんと
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帰路 19:25飯山発 はくたか574号にて
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おつかれさま~!!
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例によって、左手だけ乾杯に参加してます!
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こんなラベルのワインも…!
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最近あまり深酒できない私は、こんなもので乾杯…
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大宮下車のメンバーたち
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上野にて解散
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◆次回は、10月15日に岐阜公演です!

in 岐阜20170627

すでに「チケットぴあ」分は完売とのこと。ホールに直接お問い合わせください。

<P.S.>

本編には載せなかった個人的テツな画像から…
朝の新幹線ホームで、われわれの乗る列車の4分前に反対側のホームから、青函トンネルの先へと向かう「はやぶさ・こまち」をたまたま撮影していました。
その列車になんと、以前この仲間オケにも参加されたことのある方が、まったく別のコンサートで青森に向けて出発。まさにこの列車に乗っていたことが判明!

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ついでながら、高崎駅に到着する直前、白い蒸気を吐きながら待機する蒸気機関車を発見!
夏の特別列車だったようで、在来線ホームにはカメラを構えたファンたちが待ち構えていましたが、こちらにご乗車されてた方なんて、いません…よね(笑)??

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この夏いよいよ動き始めます!

8月4日(金)

昨年たちあげた♪「音の小部屋」プロジェクト、お陰さまで何人かからのオファーをいただき、この夏いよいよ本格的に動き始めます。

♪昔ピアノを習ってたけど何十年も弾いてない、でもまた音楽に親しみたい方、
♪クラシック畑にありがちな「楽譜がないと弾けません」から脱却したい方、
♪教育実習でピアノを習ったがコードや即興などの実践力を身に付けたい方、
♪楽譜は読めないけど 「もしもピアノが弾けたなら」症候群の熟年男性、
♪ギターでコードは覚えたが、手の形で鳴らすだけでなく音の原理を知りたい、
♪ドミソ・ファラド・ソシレの基本和音だけなく、もっとお洒落に伴奏したい…etc.

いわゆる「ピアノ教室」ではなく、「音の原理」を理解しつつ、楽譜に頼らなくても音楽をもっと自由に奏でられるように…
名付けて、「おたまじゃくしからの脱皮 プロジェクト」です!


音の小部屋はこんな方をお待ちしています

こんな方をお待ちしてます20170812
★クリックすると大きな画面になります


構成プランのイメージ

永続のレッスンではなく、それぞれのニーズに合わせて5~10回シリーズで、その方にあったプログラムを組みます。
たとえば、ある程度ピアノなど楽器経験はあるが、楽譜に頼るのではなくコードだけでの演奏即興・アレンジに幅を広げたい、という方には…

音の小部屋 構成プラン例20170804
★クリックすると大きな画面になります


時間・料金について
音の小部屋 時間・料金20170804
★クリックすると大きな画面になります

あくまで原則としての目安ですので、個別のご相談に応じます。
お知り合いで興味のある方には、クリックした画像をプリントして差し上げてください。


真夏の辞任劇 ~本丸は国をあげての隠蔽では!?~

7月27日(木)

真夏の辞任劇が止まりません。

野党側では、民進党の野田幹事長(元首相)の辞任、つづいて蓮舫代表の辞任。
一方、南スーダンへの自衛隊派遣における「日報」の存在をめぐる隠蔽疑惑で、防衛省の部署のトップ2人の辞任につづいて、今夜突然の稲田防衛大臣の辞意表明…

一般に「辞任=何らかの責任をとって自ら身を引くこと」ですね。
「罷免」「更迭」されるよりも前に、自らの判断で「辞任」する方が、本人の今後のためにもダメージが少なく、大きな組織としても「本人の事情」として扱えます。

そういう意味で、民進党の野田幹事長および蓮舫代表の辞任は理解できます。

都議選以降、これだけ安倍政権の支持率が急降下しているにもかかわらず、野党第一党としてその「受け皿」になれていないこと、民進党の内部に統率力が欠け、支持率も低迷している…その責任をとって幹事長と代表が揃って辞任。自らの責任を感じて、自らの意思で辞任…

この大切な時期に、なにをやってるんだ、しっかりしてくれよ、とは思いますが、少なくとも「辞任」の意向そのものに違和感は感じません。


不気味なのは、稲田防衛大臣の辞任

一方、防衛省幹部の辞任と稲田防衛大臣の辞任には、大きくひっかかるものを私は感じます。
自らの責任をとっての辞任ではなく、もっと大きな力がバックにあるのではないか、と。

南スーダンに派遣された自衛隊の「日報」の存在をめぐる問題。防衛省としての隠蔽、およびその事実を稲田防衛大臣が「知っていた」のかどうか、「隠蔽を了承した」のかどうか…?
たしかにそこが焦点ですが、はたしてこれは防衛省および稲田防衛大臣だけの問題なのでしょうか?

朝日デジタル27日20時すぎ朝日デジタル 27日 20:08

街の声によると、先の都議選における応援演説での失言、軍・防衛・戦闘のことをどこまでわかっているのか…? 稲田防衛大臣の資質に問題があるのではないか、辞任は当然だ、という声が圧倒的に多いようですが、はたして防衛大臣としての資質だけの問題なのでしょうか…?

本丸は安倍政権…?

集団的自衛権を含めたあらたな安保法制の成立によって、自衛隊をPKO活動として南スーダンに派遣し、一部武力行使も含めて他国の軍への「後方支援」に当たった初めての事例。

ただし、その派遣先で「戦闘」が行われていたら速やかに「撤退」させる約束だったはずです。

今年5月に放送されたNHKスペシャルで、派遣された先で何が起きていたのか、どんな状況だったのかを派遣された自衛隊員たちが匿名で明かしました。

すぐ近くに迫撃砲が撃ち込まれ、一部の隊員たちは「死」を覚悟し、家族にあてた「遺書」まで書いたという事実が明らかになりました。そこで行われていたのは、まぎれもなく「戦闘」だったのです!

しかし、国(=政府)は「武力による衝突」と呼び、「戦闘」とはみなしませんでした。

現地隊員から報告を受けた「日報」が防衛省内に存在していたことは、政権にとって都合の悪いものだったに違いありません。
当初は「廃棄された」「存在しない」「確認できない」…と繰り返してきましたが、実際にはそれが存在したことが明らかになったわけです(どこで誰が告発したんでしょうね?)。

防衛省幹部は、稲田防衛大臣に「報告した」といい、一方の稲田防衛大臣は「報告は受けていない」「(非公開とすることを)了承したことはない」と、そこは平行線のまま。

稲田防衛大臣に責任をとって辞任する考えはなく、安倍総理も「職務を全うすることで責務を果たしていただく」と言ってきました。
その責任の内容とは「管理・監督責任」「今後このような問題が起こらないように」…と。そういう問題なのでしょうか?

それがなぜ、8月3日の内閣改造を1週間後に控えた今このタイミングで、急に「辞任」に至ったのか…???
安倍総理と40分にわたって「会談」したそうですが、総理とはどういうやりとりをしたのか…???


◆かつての大本営発表と同じでは?

ここまでお読みいただいて、お感じになりませんか?
これは稲田防衛大臣だけの問題(=大臣としての資質の問題)ではないのです!

自衛隊を派遣し、現地で「戦闘」が行われていたにもかかわらず、自衛隊をすぐに撤退させなかった…その政府の判断にかかわる重大な問題です。

自衛隊の海外派遣、武力行使も含めた後方支援という、戦後初めてのケースにおいて、「現地では戦闘が行われていた」との情報を、防衛省および国(=政府)がどう受け、どう判断・処理されたのか…?

まさにこれは、太平洋戦争における大本営発表と通じるものを感じます。
現地の状況を正しく把握し、正しく判断することなく、政府の思惑によって事実を隠蔽し、撤退させることなく駐屯を継続させ、国民にも事実を隠して嘘をつく…という図式ではないでしょうか?

そこを徹底的に究明しようとするならば、稲田防衛大臣の説明責任を継続させるべきではないでしょうか?

本丸はあくまで安倍政権と見るべきでしょう!

稲田防衛大臣も当然ながら「日報の存在」を知った時点で、どう扱うか、「非公開とする」という防衛省幹部との「合意」も、政府側との板挟みの中でやむを得なかったのではないか…?
安倍総理に相談したのかどうか(当然ながらなんらかの報告・相談はあったのではないか?)、総理からどういう指示があったのかも含めて、そこを明かさなくては問題の本丸には到達できないのではないでしょうか?

安倍政権には、これまでも資質に欠ける大臣を任命した「任命責任」があることも事実でしょうが、本質はそんな甘いものではなく、国を挙げての隠蔽体質、かつての大本営と同じ過ち を犯そうとしていることこそが本質と見るべきではないでしょうか?

新日本紀行テーマ ~ノスタルジー~

7月25日(火)

子どものころに観たテレビ番組のテーマ音楽は懐かしいものです。
「ジャングル大帝」「トムとジェリー」「ウルトラマン」などももちろん懐かしいですが、ちょっと真面目な「新日本紀行」という番組も。

NHK総合で毎週月曜日の夜7時半~8時に放送。1963年(昭和38年)10月~1982年3月まで。私が小学校に上がる前の年から大学時代まで、じつにロングランの番組でした。
名古屋で過ごした小学校高学年のころ、社会科の勉強にもなるのでなるべく観るようにと小学校の先生に言われたことがあります。

冒頭のホルンのテーマでは、山間いを空撮する風景が、主題に入ると「レファソラドレ」という尺八の音階と同じ「追分節」の旋律で、いかにも日本の原風景が浮かびます。
なんとも日本的な郷愁をさそうこのテーマ音楽を聴くと、亡き両親と、また中学3年で東京の祖母の家に居候していたころは祖母と囲んだ夕食の食卓が懐かしく思い出されます。

懐かしい音楽はこちら…
中間部もあったんですね。



https://youtu.be/bcY1Q3nVzcA


作曲はご存知、冨田勲さんです。

楽譜はどこにも見当たらなかったので、私の耳コピでピアノ譜に起こしてみました。
もともと何拍子で書かれていたかは判りませんが、ゆったりとした3拍子に聞こえるので、2分の3拍子で記譜してみました。

新日本紀行20170725_0001
★クリックすると大きな画面でご覧になれます

(お金を取って聴かせるコンサートでの使用はご注意ください。あくまで個人的な楽しみとして…)


楽譜の冒頭にも書いておきましたが、このテーマ音楽に変わったのは1969年4月から。

前のテーマも覚えています。「新日本紀行」というタイトル文字が中心からだんだん近づいて大きくズームインされ、半音階の上昇系のイントロに続いて、農村地帯を行くローカル線に揺られて行くような軽快な音楽でした。



ちょうど日本が高度成長期をまたいで、地方から若者がどんどん流出していった時期。
この30分番組では、その土地の地理・気候とともに、伝統的な行事を守るある人物に焦点をあて、終わりの方ではその行事の様子が映し出されていました。

最近の番組に比べると、アナウンサーのナレーションがとてもゆったりしているように感じます。古き良き時代のNHKらしい番組ですね。

ふるさと再生に、この番組はとても貴重な資料になるはずですが、残念ながらアーカイブスに残っているのは一部です。
しかし、最新技術でかつての録画を美しい画像に蘇らせて「新日本紀行 ふたたび」というシリーズも放送されました。


ミュージカルの名シーン

7月22日(土)

川崎市(溝の口)にある洗足学園で、「Summer Musical Showcase Vol.12」を観てきました。

サマーミュージカル20170722

当校のミュージカルコースに今年の春入学した1年生から卒業を控えた4年生までが総出演。
ディズニーでも有名になったブロードウェイやハリウッドのミュージカルの名作の数々。「Beauty and Beast(美女と野獣)」、「Beautiful」、「La La Land」、「Hamilton」、「ノートルダムの鐘」、「Wickid」、「Moana」、「Legally Blond」、「Aladdin(アラジン)」…など、それぞれの有名なシーンを何曲かずつ歌(ソロ・コーラス)と踊りで。

オペラでいうガラコンサートのようなものですね。
各学年、それぞれの作品の魅力を存分に表現されていて、最後まで楽しませていただきました。

演目の中にある「Beautiful」は、アメリカのシンガーソングライターであるキャロル・キングの半生を描いたミュージカル。いま帝国劇場で水樹奈々さんと平原綾香さんが共演していますが、平原綾香さんもここ洗足の出身です。
♪「The Locomotion(ロコモーション)」はこの「Beautiful」の中で用いられた曲だったんですね!
このように、よく聴く有名な曲なんだけど「あ、この曲、このミュージカルの中で使われてたんだ」というのが何曲かありました。

開演中の画像はもちろんありませんが、開演前のステージの様子を1枚だけ…

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演目すべて、音楽監督・指揮者のもと、ピアノ2台とクラシックを勉強してこられた学生・卒業生らによる生バンドで。15人ほどの編成ながらティンパニも入り、大オーケストラにも負けないサウンドで楽しませていただきました。


<洗足学園内 風景>

「のだめカンタービレ」のロケにも使われた学園内。

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じつは上の娘がまだ小学校に上がる前に2年ほど、音楽に合わせて身体を動かす教室に通うのに付き添ったことがあり、10数年ぶりの懐かしい風景でした。入口の巨大な銀色の卵(繭?)のようなオブジェは当時はまだありませんでした。

きょうの会場「前田ホール」はかつてのまま。

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人を幸せにする「経済」へ

7月17日(祝・月)

戦後あっという間に急速な「経済成長」を遂げた日本は、世界からも注目されました。勤勉で努力家の日本人。
しかし、昭和40年代になると、「エコノミック・アニマル」などという、あまり良い意味とはいえない呼ばれ方をした日本人。

その後の飽食の時代、バブル景気、実体のないお金の流れ、そして一部の大企業や政治家の周りに集まる巨額のお金の一方で、日々の生活にも困窮する人たちとの格差の拡大…

経済成長の陰に置き忘れてきた「人として大切なこと」はなかったでしょうか?

「経済」は人を不幸にするためのものでしょうか、それとも幸せにするためのものでしょうか?
あらためて「経済」って何…?、本当の意味での「豊かさ」って何…?


◆需要と供給

私は経済が専門ではありませんが、世の中のお金の流れ(=経済)の大きな要素に「需要=それを必要とする=ニーズ」と、それを満たす「供給=生産・販売」があって成り立っている、ということぐらいは分かります。そこに「お金」(=通貨)の流通があって経済は成り立つわけです。

戦後まだ間もないころのように、食べ物もまともにない、着るものも住むところもない…そんな時代には「需要」は無限にあったわけです。

復興して企業が活動をはじめ、そうした需要に応えるべくさまざまなモノが作られるようになります。工場や事業所ができることで「働く場」ができ、そこで働いて「賃金」をもらえば、好きなものを買うことができます。ハイカラなもの、憧れだったものが手に入り、豊かな気持ちになれる…朝のドラマ「ひよっこ」の時代ですね。

さらに、テレビ・洗濯機・冷蔵庫といった「三種の神器」に象徴されるように、モノの進化が人々の生活を変え、あらたな文化を創り出しました。「文化包丁」「文化住宅」…さまざまなものに「文化」がつくようになりました。

池田隼人内閣で言われた「所得倍増計画」で、人々の所得もどんどん増え、購買力が伸び、企業の商品開発が進み、去年より今年、今年より来年…と売り上げがどんどん伸びた。いわゆる高度経済成長ですね。

しかし、どんなことも永久には続きません。ある程度モノが満たされてくると、「需要」そのものが飽和状態になります。


◆あらたな需要を創り出す

ある程度「供給」が行き渡ってくると「需要」が低迷します。空腹だった人が満腹になってくると食べ物を欲しくなくなるのと同じです。
供給する側としては、なんとか「べつ腹」を作って食べてもらおう、となります(笑)。

そう、「ないモノを満たす」供給から、人々にとってより魅力的なもの・もっともっと欲しくなるもの…といった「あらたな需要」を生み出すことへと企業の視点にも変化が起きていきます。

一般教養の経済のレベルですが、私も「エスキモーに冷蔵庫を売るには?」という喩え話を聞いたことがあります。
もともと氷原に住んでいるエスキモーに冷蔵庫なんて必要ありませんよね。周りすべてが天然の巨大な冷蔵庫(冷凍庫)なわけですから、アザラシの肉でもなんでもそこに突っ込んおけばいいのです。
そこで、エスキモーたちに「ビール」という飲み物を教えるんだそうです。ビールを氷原に突っ込んでおいたらがちがちに凍ってしまいますね。凍らせないで適温に冷やして飲むから旨いんんだ…と。そうやって冷蔵庫を売るんだそうです。

経済を学ばれた方なら誰でもご存知の、有名な喩え話のようですが、ここには大きなキイワードがあります。ひとつはビールを美味しく飲むという「文化」を広めるということ。
そしてそれを享受するためには冷蔵庫が必要なんだという「あらたな需要」を創り出すことです。

おそらくどの企業も、これに近い発想で「あらたな需要」をどんどん創り出してきたのではないでしょうか?
モノのない(少ない)時代には、洗剤でも電球でも車でも、その基本的な「性能」を他社と比較して売る…そんなCMがほとんどでしたが、高度成長が進むにつれ、新しい商品の紹介にはなんらかの「新しい文化」をイメージさせるようなCMが多くなっていきます。

「まあ素敵」「あんなのほしい」…そんな需要がどんどん生み出されていったのです。



ウルグアイの世界一貧しい大統領といわれたムヒカ大統領はこう見ます。

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「豊かさや幸せというのは、お金で買うものではない。人々がほしいものがどんどん創り出されてそれを欲しいと思う気持ちに支配される。手に入らないと不幸だと感じる。その不幸を埋めるためにモノを買う。買ったものはすぐに古くなり、また新しいものが出るとそれが欲しくなる。不幸を埋めるためにモノを買い続ける…そこには際限がない」

「ものを買うために払っているのは『お金』ではない。お金はもともとあったものではなく、あなたが何らかの労働をして払われたものだ。つまりモノを買うためにあなたの『人生の大切な時間』を注ぎ込んでいるということだ」
(いずれも、過去に見聞きしムヒカ氏の言葉を私なりに要約しました。)


経済=企業の効率化?

人々の暮らしを守ること、より効率のよい便利なもの、安全に欠かせないもの…これまで不可能だったことが最新技術の進歩によって可能になって生み出されることも数多くあります。
技術革新があらたに創り出してくれた新たな需要(=ニーズ)によって企業も成長し、人々の暮らしを豊かにし…それは健全な経済の姿です。

しかし、先ほど見たように、企業が製品を売るために無理やり創り出された需要(=ニーズ)もけっこうあるはずです。
本来人が生きる上で必要とも言えないようなモノがどんどん創り出され、それを欲しいと思う人間の限りない欲望を生み出し、ひいては悲劇を生み出す…戦争に使われる武器を作る産業などはその最たるものと言えるかもしれません。



ともかく企業は、儲かることをやります。もっと明確に言えば「儲かることしかやらない」、「儲からないことは切り捨てていく」のです。それが世界共通の「企業の論理」であり「効率化」ということです。

時として、人々の安全のために満たされなくてはならない安全基準が破られたり、人件費を最小限に抑えるために過度の労働が課されて事故につながったり…最近とても多いですね。

*「人の命よりも、地球よりも、経済(=企業の利益)は重いのか?」

…私もこのブログ内でしばしばそんな表現をしてきました。

そうした企業の理論では成り立たない(=採算が合わない)ことの中に、人として、社会にとって大切なことはたくさんあるのではないでしょうか?
経済成長の陰に置き忘れてきた大切なことが…


ボランティア=無料奉仕が当たり前…?

これもこれまで何度となく書いてきたことですが改めて。

ボランティアという言葉のもともとの意味には「無料奉仕」なんていう意味はありませんでした。「自らの意思に基づいて行う仕事」というのが本来の意味です。

「仕事」と言うと報酬を伴う労働と受け取られがちですが、ここでは「仕事=人が手間暇をかけなくてはいけないこと」という意味で用います。

瓦礫の撤去・人命救助・災害復旧に駆けつける善意の人たちによる大変な「仕事」、子どもたちの行事、地域のお祭りなどの行事の準備・実行にかかる「仕事」、医師や看護師のような専門の資格はなくても福祉や医療の世界で必要とされるさまざまな補助的な「仕事」、お年寄りの話し相手になったり音楽を奏でて心のケアにあたる「仕事」…etc.

そうした「仕事」は、企業の論理、採算ベースで考えたら成り立たないものでしょう。
企業の効率という視点では、儲からないこととして真っ先に切り捨てられる分野でしょう。

でも、そこには本当にそれを必要としている人たちがいる(=需要が明確にある)のです。企業が儲けるために無理やり創り出された需要(=ニーズ)ではなく、誰かがやらなくてはいけないことが現実に目の前にあるのです。
それに携わる「仕事」が、なぜ無料奉仕が当たり前で良いのでしょうか?

企業の儲けのための「仕事」と、本当に必要とされていることに応える「仕事」と、どちらの「仕事」が社会にとって大切で称賛されるべきなのでしょうか?

なにも、がっぽり儲けようと思ってボランティアをする人はいないはずですが(笑)、最低限の交通費・必要経費をはじめ、それなりの「仕事」に見合った対価はどこからか支払われるような仕組みが早急に必要ではないでしょうか?


◆企業の社会貢献

一時期、企業が文化にお金を出す「企業メセナ」ということが言われ、大きな有名企業がこぞって美術館や音楽ホールを建設し、行事に企業名を冠にかかげましたが、その経費の多くは「企業の宣伝・広報」すなわち「企業イメージの向上」のために消えました。

コンサートのチケットも、本来なら企業の協賛が入ることで安くなってもいいはずなのに、むしろ高いものになり、音楽を学ぶ貧しい音大生のポケットマネーでは手の届かないものとなってしまいました。

海外の一流アーティストを呼ぶために高いギャラをはずみ、彼らは日本に来るとたくさんギャラがもらえると喜びましたが、企業がそれだけのコストを無償で出すわけもなく、莫大な広告宣伝費をかけて、クラシック音楽・世界の一流演奏家といった文化の香りを「企業イメージの向上」の広告塔としたのです。

しかしバブル崩壊後、そうした企業の協賛は引き潮が引いていくように去っていきました。
そもそも文化で企業イメージの向上を、ひいては企業の業績につなげようなどというゲスな考えが間違っていたのです!

そういう意味では、バブルが崩壊した後の今も、音楽などの芸術文化に協賛してくださっている企業は「ほんもの」といえるのかもしれませんね。


その昔、王宮が音楽家を招いて宮中で演奏させたり作曲家に曲を依頼したのは、音楽の好きな王侯貴族たちでした。また絵画や彫刻の好きな王侯貴族たちは、著名な絵描きや彫刻家に作品を作らせました。

もともと「儲かる仕事」ではない芸術文化の世界を支えるのはお金のあるスポンサーですが、そのスポンサーが「自分のイメージ向上・アピールのため」ではなく、本当に自分が好きな世界だから、ある程度理解しているからお金を出す、というのが本来の姿ではないでしょうか?

音楽などの芸術に関係する人たちも、いくら素晴らしいものを創り出そうにも生活が成り立たないのでは話になりません。よきスポンサーを見つけて、理解されるだけの技術を磨くこと。

そして、お金を持っている人たちにとって、いかにして「より儲けるか」よりも、あるお金をどう使うか、お金の使い方こそが重要ではないでしょうか?
健全な企業としては、内部留保を増やすばかりでなく、本当に社会にとって必要とされているところにお金を出すことで社会に貢献することにステイタスをもっていただきたいものです。


これも私の持論ですが、これからは社会からも音楽の必要性がさまざまな場面で求められてくるようになる。ならばプロ・アマ問わず音楽に携わる者たちも、自分の音楽や身の回りのことだけでなく、社会にも目を向けていく必要があるのではないか、と。

→ 音楽と社会との架け橋



「経済」という言葉は、人を惹き付ける大きな力を持っています。
政権が「経済」という言葉を用いることで支持率を集めることからもそれはうかがえます。

しかし、「お金の流れ」で人々の暮らす社会の仕組みを考えた時、「経済」という言葉は決して大企業中心の「儲かる原理」や、企業の業績・株価の予測だけではないはずだ、と私はずっと思ってきました。

「経済」が人々の「不幸」に結びつく社会ではなく、人々の「幸せ」に結びつく社会でなくてはいけないのではないか…と。


<追記>

◆祭り・イベントも「経済効果」


私が大学を出て間もなく民間の研究所に勤務した時期があります。そのとき最初にかかわった案件に「文化イベントの都市経営効果に関する研究」というのがありました。

青森のねぶた祭・輪島の朝市・十日町の雪まつり・京都の地蔵盆・神戸ポートピア…etc.
歴史的な伝統ある行事、日常生活から派生した行事、新たに創り出された行事など、さまざまなタイプがありますが、それぞれ地域にどんな「効果」を及ぼしているのか?

地域の伝統・文化を継承する、子どもに郷土愛をはぐくむ、地域のマイナス面(例.豪雪など)を逆に活かす、街のにぎわいを演出する、新たな出会い・交流を生み出す…etc. さまざまな仮説を立てて事例を見ていきました。

京都には祇園祭や葵祭などの大規模な伝統行事も多い中、街中の路地ごとに毎年お盆に繰り広げらえる「地蔵盆」という行事があります。この「地蔵盆」について京都大学の建築学科の研究室が調査を続けていました。

「あそこに子ども(孫)が生まれた、今年なん歳になった」など、お地蔵さんを回り持ちで守りながら、子どもを介した地域のコミュニティが守られてきたという側面があります。昔ながらの路地ごとには10~15世帯、人数にして30~40人、その規模がお互いに顔と名前が分かって行事を運営しやすいと言います。

それが、京都郊外の新興住宅地・マンションで「地蔵盆」をやろうとすると、人数が多すぎてうまくいかない…つまり伝統行事を守ることでコミュニティの適正規模が守られてきた側面があるのではないか、と。
地蔵盆を運営できる規模で地域を設計していくことで、地域のコミュニティが守られ、防犯などにも力を発揮すると。

そして、子どものころ祝ってもらったこと、地域の人たちとロウソクの灯のもとで過ごした時間…そうしたことが郷土愛、地域のアイデンティティとして形成されていく…

学生時代、「建築」というと理科系の1学部としか認識していなかった私にとって、まさに「人」「社会」「コミュニティ」という分野を研究されていて奥の深い世界だなと感じたのと合わせて、地域の行事・イベントにはじつに多面的な効果があるんだなと実感し感動を覚えたのでした。

たしかに行事・イベントには、商店街のイベントや博覧会のように大きな「経済効果」を生むもの、それを期待してつくらるイベントもあります。
しかし、最近話題になる地域イベントのほとんどは、あまりにも「経済効果」への期待ばかりに集中しすぎではないでしょうか?


◆観光地も「商売」激戦地

20年ほど前、カナダを旅したことがあり、ロッキー周辺の国立公園では本当に雄大な自然を満喫することができました。
山の名称や標高、その周辺に生息する鳥・動物・植物の案内がすっきりとしたステンレス板にレリーフされていて、余計な広告は見かけません。それがとても心地よかったのです。
トイレと食べ物を調達できる場所はなければ困りますが、過度な土産物屋や広告看板はいらないのです。

しかし日本の観光地は…

滝を見るために車をちょっと止めるにも駐車料金を何百円か徴収される。湖を眺めてしばし深呼吸したいのに、土産物屋さんのスピーカーから大音量のBGM、湖には白鳥の形をした遊覧船、あちこちに広告看板、どっちを向いても商売・商売…
温泉が出た、テレビドラマの舞台になった、地名が何らかの脚光を浴びた…みな寄ってたかって「観光誘致」の大騒ぎ!

すべてにおいて「経済=金儲け」が最優先してしまう国であることが哀しくなります。



この「★豊かさとは…?」のカテゴリーでは、ブログを開設した2010年からさまざまな切り口で書いてきましたが、今回の記事と大きく関連するのがこちらの記事(2016年3月)です。ちょっと長いですが…

 「アベノミクスは投資のすすめ~本当の豊かさとは?~」




デイホーム日誌(9)「脳が喜ぶ歌の会」第7回

7月15日(土) 脳が喜ぶ歌の会 第7回
 
~西田由花里(ゆかりん)さんをお迎えして 歌でたどる女の生涯~

きょうは、元気のいい歌のお姉さん「ゆかりん」こと西田由花里さんをお招きして、歌でたどる「女性の生涯」と題してみなさんと一緒に歌いました。

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プログラムは…

♪365歩のマーチ inC
♪学生時代 inAm
♪恋のバカンス inFm
♪ウナセラディ東京 inGm  

<休憩 奇跡の歌姫、ザ・ピーナッツの半生について>

♪こんにちは赤ちゃん inD
♪秋桜(コスモス) inDm
♪糸(手話入り) inB♭
♪贈る言葉 inF


きょうの歌姫とのご縁

由花里さんとは、かれこれ20年来の知り合いです。ダンスやパフォーマンスのチームリーダーをやられていて、さまざまなイベントにも参加されていて、そのチームが夜にはショーも見せてくれてる…そんな素敵な空間が渋谷にあって、私も仕事帰りにお邪魔したことがあったんです。
勤務地の変更その他いろいろあってご無沙汰するうちに年月が経ち…、まあよくあることですね。
しかし、10年(もっと?)ぶりの再会は、やはり「音楽」が取り持ってくれました。

2か月前にここ野沢デイホームにお迎えしたケーナ奏者の「やぎりん」こと八木倫明さんとの会の様子を私がブログにアップ、それをFacebookにもリンクさせておいたところ、八木さんとお友達の由花里さんがご覧になって私にコンタクトしてくださったんです。「あれ?、この高木さん、私知ってるよ!」と。

→ デイホーム日誌(7) ケーナ奏者をお迎えして(5月20日)

由花里さんはプロの歌手ではないのですが、厚木方面でやはりお年寄り相手に手話や手遊びを交えて歌っておられて、八木さんと最近♪「広い河の岸辺」も歌われたとか!

「ならば、今度ぜひデイホーム野沢へもいらっしゃいませんか?」…それが早々に実現したのが今日の歌会です。


手話や手遊びを交えて

冒頭の♪「365歩のマーチ」ではピエロに扮して登場!

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両手をグー・パー交互に出す手遊びを紹介してくださり、1番は歌だけ、2番は手遊び、3番(=1番の歌詞で)は歌と手と両方…そんな形でスタート。

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そして休憩をはさんで後半の♪「糸」 。 
これはデイホームでの曲にはめずらしい平成生まれの歌です。

はじめにメロディラインを一緒に歌って覚えて(確認して)いただき、サビの部分「縦の糸はあなた 横の糸は私…」以降に手話を教えてくださいました。

5 

6


昭和の歌姫、ザ・ピーナッツのルーツをたどる

日本が太平洋戦争に突入した翌1942年に愛知県に生まれた双子の歌姫。
名古屋も空襲を受け一部焼け野原になった戦後間もないころに小学校に上がったことになりますが、その時すでに大人になっての夢は「歌手になること」。

歌やダンスのレッスンを受け、17歳で名古屋のナイトクラブで歌っていたところを、渡辺プロダクション(いわゆるナベプロ)の社長の目にとまって上京。歌のレッスンを本格的に受け、なんとその翌年に日劇にデビュー!

デビュー曲は♪「かわいい花」。これはシドニー・ベシェの「小さな花」という曲に日本語の歌詞を乗せたもの。
つづく♪「情熱の花」はご存知ベートーヴェンの「エリーゼのために」に日本語の歌詞。
♪「レモンのキッス」は、ジョコンダの「時の踊り」(=ヤマザキパン・ロイヤルブレッドのCMバックに流れている曲)に日本語の歌詞。

このように、外国の音楽に日本語の歌詞を乗せたカバーポップスが当時よくつくられました。

♪「ふり向かないで」、♪「恋のバカンス」、♪「ウナセラディ東京」…とオリジナル作品が生まれますが、そこにもやはり外国の音楽からの影響が見受けられます。

とくに、日本のムード歌謡の草分けとも言える♪「ウナセラディ東京」。
バラード調・大人の夜の雰囲気で(コード譜)…


ウナセラディ東京コード入り20170715
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ぐっと大人っぽい雰囲気で、映画音楽(=「黒いオルフェ」「夜霧のしのび逢」など)とも雰囲気・コード進行が似ていますし、さらにたどれば、ショパンのバラード1番(=おととし羽生結弦選手がフリーの演技で使った曲)などとも非常に近いものを感じます。

このように昭和30年代に日本で生まれた歌には、外国の音楽(映画音楽、さらにクラシック)の影響を受けたものが多いように思います。

なぜでしょう?



これは私の仮説ですが…
昭和30年代に入ってテレビの本放送がはじまります。まだ当時の番組はすべて生放送。スタジオもスタッフもテレビ局もまだ今のようにたくさんはありません。1日中番組を流し続けることはできず、放送をしていない時間帯もありました。

その時間がもったいない、ということで、外国の映画を放送することも多かった。
外国の映画と一緒に入ってきたのが映画音楽。それまでの日本の歌謡曲にはなかったおしゃれなコード、哀愁を帯びた大人のムードの曲…

そういう音楽がお茶の間で流れてみんなが聞くようになった!
焦ったのは日本の作曲家たち(だったはず!)

そんな中、外国の歌を日本語に訳したり、外国の音楽(おもにコード進行)に影響を受けた曲がたくさん作られるようになった。
ザ・ピーナッツの歌をたくさん生み出した宮川泰(ひろし)さんもその一人。

もしザ・ピーナッツも宮川泰さんもいなかったら、日本のムード歌謡も広まらなかったんじゃないか…?
本日追加でお配りした<資料>にもそんなことを書いておきました。

ザ・ピーナッツ資料20170715
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本日の脳トレ「かくれ歌」

この歌会はただのカラオケと違い、なにかしら「脳を刺激」することを取り入れます。
私のこの会の名物になりつつある(?)のが、「かくれ歌」シリーズ!

ある曲のコード進行に、まったく違う曲のあるフレーズがそのままハマる!
それを同時に鳴らして「邪魔」するのです!

知ってる曲を歌うだけでも脳はフルに活動します。次のメロディを予想し、その音程の声を出そうとする。さらに歌詞の意味を理解し、メロディに合わせて歌う…

そこにさらに、まったく違う別の曲(=かなり有名な曲だけど、まったく場違いな曲…笑)が耳に飛び込んでくるわけです。
惑わされず、吹き出さずに元の歌をちゃんと歌いきれるかどうか…?

きょうは前半で歌った♪「学生時代」のコード進行にぴったりはまる歌をいくつか散りばめてみました。
歌姫・みなさんにはふつうに「学生時代」の1番の歌詞で歌っていただき、そこにお邪魔虫として飛び込むのは…??

 *ネタばらし
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音楽の輪は広がる

「ゆかりん」と同じダンスチームのメンバーだった康子さん、5月にご一緒した「やぎりん」も、きょう見学にいらっしゃって、皆さんとのひとときを共有してくださいました。

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いろいろ盛りだくさんな内容で、トークと歌で1時間はあっという間に過ぎ、毎回ラストソングで歌っている「見上げてごらん夜の星を」はきょうは省略しました。

終了後にお茶をいただきながら、93歳の方でクラシックが大好きな方と歓談。

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他にもクラシックのお好きな方(男性)が、私にシューベルトの「セレナード」をリクエスト下さいました。

高さ(=調)はうろ覚えだったんですが、チェコフィルのトランペット奏者・ケイマルさんが来日されて「コバケンとその仲間たちオーケストラ」にゲストで参加されたとき、フリューゲルホルンで柔らかい音色でソロを吹いてくださったのが脳裏をよぎり、Dモール(二短調)で(←あとで調べたら偶然にもDモールで合ってました!)。
冒頭のメロディを軽く弾いたら、とても喜んでくださいました。



歌謡曲・映画音楽・クラシック音楽…
それは決して分け隔てする世界ではありません。

「私はクラシックをやるんで、カラオケなんかやりません」とか、逆に「カラオケ演歌はすきだけど、クラシックはちょっと…」という声をよく聞きますが、もったいない!

クラシックと一口にいっても範囲は広く、その中には国や時代を超えて心に響く素晴らしい曲がたくさんあります。
そうした曲の「いいところ」を、長い人生を2時間ほどに凝縮した「映画」にも使った…それが映画音楽。
そしてその映画音楽が日本の歌謡曲にも影響を与えているとすれば…


私もクラシック畑によくありがちな「楽譜がないと弾けません」からの脱却にここ3~4年ほどハマってますが(笑)、逆に演歌や歌謡曲のお好きな方にもクラシック音楽をもっと身近に感じていただけたら…

秋には、アマチュアオーケストラでご一緒してきたヴァイオリンの方をお呼びしようかな…と下話をしつつあります。

ボランティアながら、交通費程度は支給されます。
ご興味のある方(とくにメロディ楽器・歌の方)は、ぜひ私までご連絡いただけたら幸いです。


都議会選 大きな流れをどう見るか?

6月30日(金)

きょうで6月も終わり。一年の半分が過ぎたことになります。
さて、いよいよ東京都議会選ですね!

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言うまでもなく、ここで特定の政党・候補者を応援・よろしく…と申し上げるつもりは毛頭ありません。
あくまで、大きな流れをどう見るか…

投票に足を運ぼうと思うきっかけに、「考える」ためのご参考までに。


小池都知事の戦略のうまさ

都知事に立候補した段階から、古い体質の自民党都議連に対決姿勢を鮮明に打ち出して見事当選。都民の中にも、古い自民党体質への不満があったとみるべきでしょう。

そして就任早々、オリンピック開催施設への見直し、豊洲の新市場の見直しを手掛け、移転に「待った!」をかけ、これまでの歴代都知事のもと進められてきたあまりにもずさんな計画の数々を暴露する結果となりました。

移転が留保されたことで、市場関係者の焦り・怒りも頂点に達したところで、「築地」の将来構想と「豊洲」の位置づけを示し、市場関係者からも大いに絶賛を受けました。
そして、それと前後して自民党に離党届を提出。これまで「都民ファースト」を掲げつつもまだ籍は自民党にあったわけですが、ここではっきりと自分の立ち位置を宣言したわけです。

行政のトップとしての経験はまだないながらも、有言実行の行動力、都議選へのタイミングとしても絶妙な「時の読み方」…
本当に上手いな、というのが正直なところです。



国の政治を変えるのは「地方」から

これは私の持論です。

首都・東京は「大きな地方」です。ここの政治を変えることは、国の政治を変えるアプローチになります。

今回の新しい風には私も大いに期待しているところです。
この新しい風が、自民党にとっては「逆風」であることは今さら言うまでもないでしょう。

都政ではなく「国政」の話になりますが…

これまで数々の法案や政策を、野党からの質問や国民の世論に対して「ていねいに説明」、「しっかりと議論」、「理解を深めていく」ということを本当にどこまでやってきたのでしょうか?

野党や国民の声を無視して、質問にはまともに答えず、だまし討ちのような手法で「数の力」で通してきた法案・政策の数々…

政権がころころ変わり、海外から「いったい誰を日本の代表として交渉していいかわからない」と言われたり、重要な政策がいつまでも「決められない政治」は困りますから、ある程度「決められる政治」「行動力」「安定政権」を求める声もあるのは理解します。

しかし、民主主義の原則である国会の審議をないがしろにして、どんなことも「勝手に決められてしまう政治」、「ほかよりマシだから」の一強体制の弊害が、あちこちに噴出しているのが今の状況ではないでしょうか? 

国会審議の進め方しかり、忖度への疑惑に対する説明責任を果たしていないこと、さらに閣僚や自民党員による暴言や問題発言の数々…
これらすべて「数の力」への驕りから来ているといっても過言ではないでしょう。

「逆風」と言いますが、すべて自分で蒔いてきた種、「因果応報」「自業自得」ではないでしょうか!


◆「もしかして?」も視野に

ここはあまり大きく報じられていないところですが…

小池氏はたしかに自民党に離党届を提出、受理されました。自民党の下村博文幹事長代行は6月1日、報道陣に対して「小池氏の離党届を受理する方針」を明らかにしました。

しかしその後、どのように処理されたのか、正式に離党手続きが終わったという報道は一切ありません。
どうやら、受け取ったものの、まだ正式に党内審議にもかけておらず、離党手続きは保留している状態との情報も。

もし仮にそうだとしたら…

今回の都議会選では「逆風」を認める自民党が、小池氏率いる「都民ファースト」が圧勝した暁には、小池氏に離党を思いとどまるように働きかけ、なんらかの駆け引きをし、あわよくば都民ファースト丸ごと自民党に組入れるつもりでは…??

都知事選のとき、小池氏のほかにもう一人擁立した自民党候補よりも小池氏が優勢と判断したとき、安倍総理が「よし、小池でいこう」と言ったことを思い出しませんか?
あれは何を意味していたのか…??

あまり考えたくないシナリオですが、万一にもそんな可能性があるとすれば…

今の風向き予報と感情だけで「こっちが有利かな」で同じ方向に流れるのは危険だということだけは申し上げておきたいです。


あらたな風にも「数の力」は要注意!

「みんなこっちに一票入れるだろう、今回はこっちが優勢だろう」という勝ち馬レースの予想のような感覚でみんなが集中すれば、またしてもそこに「数の力」が生まれます。

「数の力=民意=民主主義だ」とする見方をされる方もいらっしゃるでしょうが、私はそういう認識が危険だと思っています。

正しい道を進むのに邪魔が少ないのは良いでしょうが、もし万一「間違った道」に進んでしまいそうなときに、周りがすべて「イエスマン」ばかりという状況になってしまいます。

私はこれまで「数の力」の弊害をいろいろ書いてきました。
その自民党の一強体制を崩すべく、ここで都民ファーストが票を伸ばしてくれることは大いに歓迎なんですが…

小池都知事をトップに「都民ファースト」と名を連ねる若手議員には、正直まだ経験も実績も充分とは言えません。
はじめは誰でも初心者ですから、それはまあ良いとして、仮に「都民ファースト」が最大議席を獲得し、そこに今回は公明党も加わるとなると、またしても「数の力」が生まれる可能性があります。

新しい風が古い体質に風穴を開けてくれることは大いに歓迎しますが、新しい力が「数の力」をもって、万が一にも間違った道に進みそうなとき、しっかりと立ちはだかって「NO」と言えるブレない野党にも、ここはひとつ正念場として頑張っていただいて、1議席でも伸ばしていただきたいな…と。



どの党、どの候補者をよろしくなどとは私からは一切申し上げません。
ここに書いたことは、あくまで大きな流れをどう読むか、という私の見解に過ぎません。

とにかく選挙にはちゃんと行っていただいて、それぞれの選挙区の候補者をよく見て、「勝ち馬に一票」ではなく「誰に民意を託したいか」を考えていただけたら…

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「こすりつける」と「なすりつける」、「はっきり」と「くっきり」

言葉の微妙なニュアンス

6月28日(水)


ある留学生との会話で、「人に責任をこすりつける」という表現が出たので、私は「いやいや、それは『こすりつける』じゃなくて『なすりつける』でしょ」と突っ込みました。

脇で聞いていたらジョークのような会話ですよね(笑)

そのアジアからの留学生はよく日本語を勉強されていて漢字もちゃんと読め、「擦る」は「こする」とも「なする」とも読むことを知っていて、その2つはどう違うのかと尋ねてきました。
さて、皆さんならどう答えますか?


「擦る」…する、こする、なする

「擦る」は「する」「こする」「なする」と3通りに読めます。
問題はその使われ方・ニュアンスの違いです。

「する」は、猫が「すり寄る」に代表されるように、身体が触れるほどに近づくこと、ひいては意見を同じくして相手に寄り添う、という意味で使われます。必ずしも物理的に接触するかどうかはあまり問題ではないようです。

それに対して「こすりつける」「なすりつける」はどちらも物理的な接触を伴う言葉です。
そしてただ接触するだけでなく、こちらに付着していたものを向こう側に移す、そんな意味合いを含んでいます。

まず「なすりつける」は…
手についた汚いもの(割と簡単に取れるもの)をそこら辺の壁などにぺたっとやるイメージ。転じて、本来自分が責任をもってやるべきこと(=自分に帰属すること)を人に押し付ける…
「安易に」「軽い気持ちで」「無責任に」…そんなニュアンスが「なすりつける」ではないでしょうか?

それに対して「こすりつける」は…
もう少ししっかりついてしまった汚れをコンクリートの壁などにしっかりと、なんども念入りに、強い意思をもって…そんなニュアンスがあるようです。
犬が嫌な臭いを嗅いでしまったときに、布団やソファーの上を転げまわって身体中を「こすりつけ」てますね。まさにあのイメージではないでしょうか?

日本語は、ちょっとしたニュアンスの違いで言葉を使い分けていますから、なかなか難しい言語だと思います。
さて、自分の犯した重大な過ちを、きわめて悪質に計画的にしっかりと秘書のせいにする…これは「なすりつける」or「こすりつける」どちらでしょうね…?


◆「はっきり」と「くっきり」

以前、やはり日本に来て熱心に勉強している留学生から「はっきり」と「くっきり」はどう違うんですか、と尋ねられたことがあります。

「はっきり」も「くっきり」も英語では「clearly」です。

でも「あなたの話は『くっきり』と分かります」「この際『くっきり』言わせてもらいますけど」…などとは言いませんね。

「くっきり」が用いられるのは、「夕陽が西の空に沈んで、山の稜線が『くっきり』浮かび上がった」とか、「腕時計をはずしたら日焼けの後が『くっきり』ついていた」など、視覚的な場面で用いられる表現ですね。

日本語って、微妙なニュアンスの違いで表現を使い分けている、とても豊かな言語だと思います。だから外国からやってきて日本語を学ぶのは、われわれが英語を学ぶ以上に難しいのではないかと思います。

日本人はふだんそれらの違いを理論的に考えることなく、ごく自然に無意識のうちに使い分けている、とっても感性の豊かな民族なんだと思います。

言葉が乱れている、言葉を知らない若者が増えている…そんな声も聞かれる昨今ですが、日本語のもつ豊かな感性は大切にしたいですね。

「君の話、くっきりとよく分かるよ」とか「人に責任をこすりつけるなよ」などがジョークとして使えて、笑えれば大丈夫でしょう!

コバケンとその仲間たちオーケストラin 徳島

6月24~25日(土・日)

コバケンとその仲間たちオーケストラin 徳島

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おかげさまで今回も大盛況のうちに終演いたしました。
演奏メンバーの皆さん、滞りない旅をすべて整えてくださった事務局のスタッフの皆さん、そして徳島のテレコメディアおよび文理大学ほか関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

一参加者として、旅の画像をアップさせていただきます。

以下、クリックすると大きな画像でご覧になれます。
映っている方には原則その場でblog掲載のご了解をいただいており、画像にはとくにロックはかけませんので、どうか記念に保存なさってください。ただし、なにかに掲載される際には一言お願いします。
なお、★印の画像は、他の方から拝借した画像です。

6月24日(土)
朝8時45分 品川駅集合 9:17「のぞみ」にて

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新神戸に到着
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バス3台にて徳島へ
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鳴門大橋~うず潮
★1★ ★2

徳島 文理大学に到着
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高校生らに迎えられ、会場入り

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むらさきホール
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今回の打楽器メンバーと
2h.jpg 2i.jpg 2j.jpg  IMG_20170624_142511.jpg ★3

リハーサル 
 何か月ぶりかで顔を合わせるメンバーと密度の濃い音づくり…

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県庁近くのホテルへ
 シェフらがお出迎え…
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明日の成功を祈願して、乾杯! 私も左手だけ参加してます。
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海産物、お肉…地元特産のおいしい料理に感激!

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主催の方がお誕生日! 瀬崎さんのソロ・マエストロの伴奏で「チャールダーシュ」のサプライズ演奏!
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さらに、生野やよいさん(Sp)、藤原功次郎さんのトロンボーンによる「愛の讃歌」… 
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福岡公演以来よくご一緒している瑞宝太鼓さんも到着!
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司会の朝岡聡さん、東京でオペラ「ラ・ボエーム」のお仕事を終えて到着!
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特別出演の村井祐児先生とアイスを食べるクラリネット女子たち
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村井先生はコバケン先生の芸大時代の先輩で、とても厳しく、かつとても暖かく見守って下さった恩人とのこと。昔の思い出話など…



6月25日(日)
 

心配していた雨も大したことはなさそう
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むらさきホールにて、10時~最終チェック・リハーサル
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よく響くホールながら、きのうのリハーサルでは金管・打楽器の音が奥まった感じだったので、可動式の円盤状の反響板の高さを調整していただいて…

6d_20170626131506ef3.jpg★ 6e_2017062613150777d.jpg 6f_20170626131508deb.jpg ★6★ ★5

開演前 ロビーまわり
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★7★ ★8

ホワイエのパイプオルガンでウェルカム演奏も
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開演前 バックヤード
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♪13時開演

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ヴェルディ「アイーダ序曲」をステージ下手扉ガラス越しに撮っていただきました。

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2時間半を超えるコンサート、最後はチャイコフスキー作曲「大序曲 1812年」
 アンコールはビゼー「アルルの女」より「ファランドール」
★9
スタンディングオベーションを頂いて、ステージから手を振ってお別れ…

バスにて新神戸へ
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うず潮 きのうとは反対側の車窓より
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明石大橋
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新神戸着
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新幹線の時刻まで余裕があり自由行動。
「自由亭」はかつて特急「つばめ」の時代から食堂車を営業していた老舗。

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友人はステーキ定食、私はステーキカレー、おしかった!
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19:49発 「のぞみ」14号車を貸し切り!
 お疲れ様でした~!

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左手だけ乾杯に参加

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★2005年に結成されてから、今回すでに59回目の演奏会となりました。
コバケン徳島プログラム20170626 コバケン徳島プログラムb20170626
  *クリックすると大きな画像でご覧になれます

このオーケストラのご紹介は、こちらの告知記事をご覧ください。
→ コバケンとその仲間たちオーケストラ 2017夏



コバケン仲間新幹線チケット20170708

今回も120名を超えるメンバー。その中には白杖を使用されるメンバーも大型楽器のメンバーもいらっしゃいますが、新幹線の発車(=途中駅の停車時間は1分)を遅らせることなく速やかに行動(=前後の車両に分散して乗り降り)。

宴会ではとても和やかながら、誰かの話やサプライズ演奏には全員が耳を傾け、感動を分かち合い、幸せな時間を共有。

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他ではちょっと味わえないレベルの高い演奏も、そうした一人一人の豊かな人間性と音楽を愛し仲間を愛する気持ちの賜物ではないかといつも思います。
私もこのような素晴らしいオーケストラに出会えて幸せです。今後とも、どうかよろしくお願いいたします。


コバケンとその仲間たちオーケストラ 2017

コバケンとその仲間たちオーケストラ 2017 公演予定


in 徳島 6月25日(日)

今年は四国・徳島にお邪魔します。

in 徳島 2017.6.25
★クリックすると大きな画像になります
 
おかげさまで無事終了いたしました。 → in 徳島 2日間の画像 

in 飯山 8月6日(日)

6年ほど続いた茅野での公演は昨年で終了し、今年の長野での公演地は飯山です。

in 飯山 2017.8.6
★クリックすると大きな画像になります



in 岐阜 10月15日(日)

in 岐阜20170627
★クリックすると大きな画像になります



ご近所にお住まいの方、旅先でお越しになられる方…
チケットは、チラシにある問合せ先へよろしくお願いします。


◆コバケンとその仲間たちオーケストラ とは

炎のマエストロ「コバケン」こと小林研一郎氏のもと、プロ・アマチュア・年齢を問わず集まったこのオーケストラは、長野県の白馬でスペシャルオリンピックスが開催された2005年3月、障がいのあるアスリートたちに生の演奏を届けようと誕生しました。
以来、各地で開催されるスペシャルオリンピックスへの応援コンサートをはじめ、2010年の「NHKこころコンサート」からはハンディのあるスペシャルメンバーも加わり、東日本大震災のあとは各地で「がんばろう日本」チャリティコンサートを行うなど、すべての人が「ともに生きる社会」をめざして活動してきました。

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2011年4月(東日本大震災から1か月後) サントリーホールにて


ともに生きる社会へ

スペシャルオリンピックスを支援されている細川佳代子さん(=細川元首相の奥様)から聞かせていただいた、ある牧師さんの言葉です。

どんなに医学や科学が進歩しても、何%かの確率でなんらかの障がいをもって生まれてくる命がある。彼らは決して迷惑な存在なんかじゃないんです。私たちに『優しさ』について考えるきっかけを与えてくれるために生まれてくる、神様からのプレゼントなんです。



「思い込み」と「印象操作」

6月21日(水)

あまりこの話題ばかりいつまでも書くのは本意ではないのですが…
参議院も通過されてしまった「テロ等準備罪=共謀罪あらため」。

私も35年も前とはいえ、いちおう法律(とくに刑法)を学んだ者として、まだ実行に着手もしていない行為、犯罪の構成要件を満たしていない行為を捜査対象とできてしまうような法案は、これまでの日本の法律体系とは大きく流れを異にするものです。

もし「予防」と言う意味で、これまでの法体系を大幅に変えてでもこうした法案が必要だとするなら、もっともっと国民をも巻き込んだ議論が十分になされ、野党も国民も理解できるまで議論を深める必要があると思います。

しかし国会では、そうした議論が十分になされたとは到底言える状況ではありません。なぜこんなに急いで、強引に通さなくてはならないのでしょうか?
また、そのような問題ある内容・決め方であるにも関わらず、法案成立に賛成できるのでしょうか?


◆目的と中味は?

一昨年の「集団的自衛権」を含む安保法制もそうでしたが、「国民の命と安全を守ることは重要」、はい、そこは誰も否定しません。

でもそれに対する「答え」が、なぜいきなり「集団的自衛権(=他国のために戦える国にすること)」だったのでしょうか?
自国の防衛を考えるなら、今の憲法でできる限りの自衛隊の活動範囲・発動や指揮系統といったことを先に議論したうえで、どうしてもそれでは足りない部分をどうするかを議論し…という審議もろくにせず、PKO活動の範囲を大きく拡大するような法案を、あのような混乱する国会で「数の力」で強引に押し切りました。

今回もまったく同じです。
「テロ等の凶悪犯罪を未然に防ぐため」という目的はごもっとも。世界の各地でも凶悪なテロは多発しており、日本も「国際基準で対策を考えるのは大切なこと」だと。

しかし、それに対する「答え」がこの法案なのでしょうか?
その中身は…?、「テロ等準備」の定義は…?、犯罪組織かどうかの見極めは…?

277もの行為を列挙し、捜査機関および政府が「怪しい」と睨めばそれこそ「山菜やタケノコを採ること」も「花見に双眼鏡や地図を持参していること」も「テロ等の準備」とみなされてしまう可能性も否定できない法律。

まだ実行に着手もしていない者をどうやって「立件」するのか? 憲法で保障されている基本的人権の著しい侵害となるのではないか?

またこれに類する「事前の準備」をもっと厳密に定めた法律をもつ諸外国でもテロは実際に起きています。こんな法案でテロの防止に有効に役立つとも思えません。

この法案成立に「賛成」している人は、この辺りをどうとらえているんでしょうか?

警察権限が無限に拡大しないよう運用規定をしっかり整備すればよいと言いますが、その具体的な方法や中味が国会で示されて議論されたのでしょうか?

賛成論者にそのあたりを何度となく問いかけてきましたが、いまだ誰からもきちんとした答えを頂けていません。


◆「知らないのに賛成」 or 「知らないから賛成」?

どんなことにも賛成・反対はあってよいと思います。ただし、なんらかの明確な理由があるならばです。

少くとも反対している人たちは、街頭でプラカードを持っている20代の女子大生でも主婦でも、この法案のもつ意味・問題点をちゃんと理解し、それをろくに議論もしないで、こんな強引に通されようとしていることに対して「とんでもない」と反対してるのです。明確な反対理由があるんです。

それに対して賛成している人たちの多くは「テロを防ぐことは大切だから」という表向きの理由だけで賛成されていて、反対の人たちが訴えるようなさまざまな問題についてきちんと説明できない方が多いようです。

北海道の調査結果ですが、こんなデータを見つけました。

「テロ等準備罪について知っていますか?」という質問への答えと、「この法案に賛成ですか、反対ですか?」を聞いた結果を年代別に集計(単純集計の列記)したものです。


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各年代、上段の水色の帯が「知らない」と答えた人の割合、下段の赤い帯が「賛成」の割合です。
みごとに連動してるように見えませんか?

ただ、これだけだと2つの質問への回答を単純集計したものを並べただけなので、より厳密に相関関係を見るには「知っている」と答えた人のうち「賛成」が何%・「反対」が何%、あるいは「賛成」と答えた人のうち「知っている」割合と「知らない」割合、といったクロス集計を取ってみないと厳密な相関は分かりません。

でもまあこの単純集計を並べただけでも「各年齢とも、知らないと答える割合が高いほど賛成の割合が高い」という傾向は明らかに読み取れますね。

え?、中味を知らないで「賛成」? 

「理由なき反抗」っていうタイトルの映画があったかどうか知りませんが(笑)、「理由なき賛成」ってなんなんでしょうね?

たしかにニュースの街頭インタビューでも、賛成の人の声のほとんどは「テロ等の重大な犯罪を未然に防ぐことは大切だから」という声が賛成理由のほとんどでした。

むしろ、中身も問題点もわかってないから、単純に表向きの目的だけで「賛成」できるのかもしれません(←私の勝手な推測ですが)。


◆支持政党別の「賛成」の割合

中味をよく知らないから、表向きの「目的」だけで「いいんじゃないか」と思ってしまう…
情けない話ではありますが、まあ分からなくもありません。

しかしこちらはどうでしょう?

支持政党別に見た「賛成」の割合の差です。

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これはある意味とても不思議だと思いませんか?

どの政党を支持している人でも、テレビや新聞の報道、国会中継(今回あまり放送されなかったが)の様子などから得ている情報量そのものはあまり変わらないはずです。

与党の支持者といえども、必ずしも政権の中枢にいる人と懇意にしていて、法案の中味をしっかり説明されて熟知しているとも思えません。

なのに、支持政党によって賛成の割合になぜこうも差が出るのでしょう?

これは脳科学・人工知能を研究している人も不思議に思う、人間の脳の「思い込み」の働きによるものではないでしょうか?

自分の好きな人だから信用できる、信用したい、同じことをやっても許せる、悪いのはこの人じゃない…いわゆる「あばたもえくぼ」の心理です。
好きな政党が出してきた法案だから間違いない…、さらに先ほどの(表向きの)目的がごもっとも→「賛成」と。

この法案が、個人の自由や権利を脅かす「治安維持法の再来か?」と心配する声にもまったく耳を貸さず、「そんな事はあり得ない」と信じてるんですね。反対する人たちは倒閣目的だ、なんでもごちゃまぜにする、言いがかりだ…etc. と。



この法案が採決される数日前に、若い自民党議員がある駅前に立っていて、演説が一区切りついて通行人と握手したりしていたので、私はちょっと足をとめて「テロ等準備罪はなぜ必要なんですか?」「野党が指摘するような問題・危険性は?」と尋ねたんですが、はっきりとした答えは返ってきませんでした。
私も先を急いでいたので、それ以上突っ込んだ話はできませんでしたが、自民党議員(おそらく都議会選)でさえこの法案についてしっかり説明できないんだということがよくわかりました。

まあ、自民党の国会議員は、政府案に賛成しないと「造反者」とされてしまうので、たとえ中味をよく判っていなくても、場合によっては疑問を感じていても「賛成」に回らざるを得ないのはある意味「しかたない」かもしれません(←本当は、どの党から立候補しようがどこに所属してようが、賛否の議決権は議員ひとりひとりの判断であるべきなんですが)。

しかし自民党を良しとする人たち(一般の有権者)は、なぜ内容もよくわからないまま簡単に「賛成」となるんでしょうか?
そして、反対したり質問で突っ込む野党は“くず”で、野党がくだらない質問をするから審議が妨害されてる、などとよく言えるものだな、と。

まあ、その程度の論理性しかないとすれば、ごく基本的な法律の骨格部分について問うても、反対の人が納得できるような「答え(説明)」ができるはずありません。
だいたい法案を出してる政府閣僚、法務大臣でさえきちんと明確に説明できない法案なんですから…



上の支持政党別の法案への賛成のグラフで、いずれの政党支持層とも、時間がたつと前よりも賛成が減っているんです! つまり国会で審議したことで、理解が深まって賛成が増えたのではなく、逆に与野党の支持層いずれも賛成が減っているんですね。これは何を意味するのでしょうか?
知れば知るほど理解・賛成できない法案だということではないでしょうか。


◆購読紙別の内閣支持率

さてこちらは感覚的にも想像できるところですが、購読している新聞ごとに、内閣支持率がこんなにも違うんだな、ということをあらためて。

購読紙別内閣支持率

★この6月17・18両日に東京都内で実施された調査結果をJX通信社がまとめたもので、母数など詳細は不明。

とくに産経新聞と東京新聞とは極端で、産経新聞の読者では「支持しない」が5%であるのに対し、東京新聞の読者では「支持する」が5%、真逆です! ここまで差があるということです。


見え方の違い

前から何度となく出してきた「ルビンの杯」という心理学でよく用いられる図です。

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中央の黒い部分を「柱・杯」などの造形と見れば左右の白い部分は「背景」ですが、両側の白い部分を「横顔」が向き合っていると見れば真ん中の黒い部分は「背景」に変わります。

描かれている面・輪郭線はまったく同じなのに、まったく違う見方ができて、どっちで認識するかによって見え方が違う…それは何事にもよくあることです。ですから、見解の違いはいろいろあって良いわけですが…


論理をすり替えないで!

社会・政治的な話題をどういう立場でどっち寄りに見るかによって、見え方がまったく違うものになることは改めて驚くまでもありません。

ただ、見方・立場は違っても罵倒言葉や論理のすり替え はやめましょう!
言葉は、国語辞典に出ている、一般の人がごく一般に使う意味で使いましょう。

そして「数の力」にものを言わせないでいただきたい。今の政権の問題・おかしさは明らかに存在するのです。それに対してきちんと答えず、他者批判にすり替えないでいただきたい

それは議論の土台を崩すことになります。

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参議院も閉会して週を明けた19日(月)、夕方らか安倍総理の会見がありました。
国会終了後の会見としては異例の「謝罪」から入りましたが、いったい何に対する謝罪なのかと思いきや…

*印象操作ともいえる質問に感情的になってしまったことへの反省…?
*国会審議に関係ない話題に時間を費やしてしまったことへの反省…?

なんですか、それ?

政権のトップとしてあってはならない「忖度」に関するさまざまな疑惑を追及する野党からの質問が「印象操作」?

総理自らが、マスコミ関係者に寿司や天ぷらをご馳走し、政権よりの報道を流させることこそ「印象捜査」というのですよ! 
与党が野党からの追求で窮地に立たされることが予想される時期に、連日「国会中継」がなかった不思議。

ニュースで取り上げる際にも、同じ内容でも出す順序だけで印象は変わるのです。たとえば…

A.与党の見解を先に紹介した後で、「しかし一方では」と野党の疑問・追求の声を投げかけて終わる

逆に、

B.野党の反発の声を先に「こういう声もありますが…」と出しておいて、その後に総理の見解を長々と流す

AとBでは、真逆な印象を与える可能性が高いといえるでしょう。
こうしたちょっとしたことの積み重ねで、印象は造られていくのです。



一方、国のトップとしてあるまじき行為があったのか・なかったのか、国民が知りたい真実を、国民の目線で、国会の場で質問することがなんで「印象操作」なんでしょうか…?

言葉をすり替えないでいただきたい!

そもそも、国会の場でなぜそのような議論をせざるを得ないのか?
いつまでも何をやっているのか?
知りたい事実にちっとも答えないから、無駄な時間を費やすとも言えるのです。

そして、なにより「テロ等準備罪=共謀罪あらため」を強引に採決にもっていこうとする与党の姿勢に対して、必死の抵抗として「忖度」の問題追及に… それを追求する野党がすべて悪いんでしょうか?

もしやましいことがないなら、きちんと分かるように誠実に答え、再調査も証人喚問も必要ならすぐに応じるべきでしょう?そして本題の法案に関する審議にしっかり時間をつくり、中身の議論をすべきでしょう。

すべて野党が悪い、野党のせいで国民の印象を悪くした…それを「謝罪」というのでしょうか?
ある情報筋によると、あの会見によってさらに支持率を下げる結果になった、との情報も…


★最後にお断りしておきますが…

私はなにも自民党政権を打倒せよ、などとクーデターを望んでるわけではありません。
ただ、今の安倍政権の出してくる政策・法案の数々は、国民を切り捨て、大企業や政治家に都合良いものが多く、国会における審議・答弁のしかた、物事の決め方、答弁に見る人間性などには大いに問題ありと思ってきました。

そのような政権に「数の力」を与え、野党の声も無視してなんでも強引に決めていく暴挙は、民主主義の力で止めなくてはいけないと思っています。

「他に政権を任せられる政党がないから」「他よりましだから」…
という消去法的な理由で、今のような政権を容認して「数の力」を与え続けて良いのでしょうか?
強そうなものに寄り添い、何が正しいのか、何がおかしいのかを考えない人があまりにも多過ぎないでしょうか?

信念をもって今の政権を「支持」する人はいてもいい。でも、「数の力」のおごりや、自分たちこそが正しくて野党が邪魔してる、という態度はいただけません。

今の政権に問題ありと思うのであれば、たとえ自民党支持者でもきちんと認めて同じテーブルで議論すべきだし、「他よりマシだから」という選択ではなく、それぞれの選挙区から、誰をわれわれ国民の代弁者として国会に送るか、という視点で選挙に臨んでいただきたいのです。

国民目線で明らかにおかしなこと、問題点を指摘する野党にも真摯な態度できちんと向き合い「議論」すべきです。
理由ある「賛成」、理由ある「反対」、「何が本質か?」…それらをちゃんと見極められる力をわれわれ有権者ももっていたいと。

➡ 民意の「民」は、民主主義の「民」


電子書籍第二段 「オペラの世界へ~カルメンを中心に~」

6月4日(日)


オペラ「カルメン」を中心に、2009年~2011年ごろ書き留めていたものをベースに、再構成・追加・修正を重ね、このたび電子書籍で出版の運びとなりました。

表紙JPEG


<本書のすすめ>

とかく敷居が高いと思われがちなオペラの世界をもっと身近に!
中でも有名で馴染みのある「カルメン」(ビゼー作曲)を中心に、オペラの魅力に迫ります。

「カルメン」のストーリーについて記したものは多く、もとをたどれば原作となった小説もあります。
しかしオペラ作品の第1幕~第4幕それぞれのシーンごとに、そこで用いられている音楽・主題(モチーフ)にまで言及されたものは意外なほど見当たりません。

また、演奏会のプログラム・曲目解説などには、およその情景・場面は書かれていても、その前後のつながり・登場人物のキャラクター・テーマの引用等にまでは触れていないものがほとんどです。

そのいわば「すきま」を、私なりに…!


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アマチュアでも前奏曲や組曲版を演奏する機会は多いですが、私は幸運にも劇版での演奏機会に何度か恵まれました。
シーンごとの音楽、その前後関係など、あらためて興味を引かれたこと・気づいたことを私なりに書き綴ったものを、今回まとめさせていただきました。


購読はこちらから…

「オペラの世界へ ~カルメンを中心に~」 amazon Kindle出版 (700円)

★上の書籍案内から「購入」をワンクリック、アマゾンの買物と同じ要領で「支払い」手続きをしていただければ、いつでも何度でもご覧になれます。もし私が内容修正することがあっても、常に新しい版でお読みいただけます。

<目次>

はじめに ~オペラの世界へ~
第1章 「カルメン」第1幕 ストーリーと音楽
第2章 「カルメン」第2幕 ストーリーと音楽
第3章 「カルメン」第3幕 ストーリーと音楽
第4章 「カルメン」第4幕 ストーリーと音楽
第5章 カルメン探訪(1) カルメンはどんな女性?
第6章 カルメン探訪(2) カルメンをめぐる男たち
第7章 カルメン探訪(3) 作品誕生秘話
第8章 オペラの舞台裏
第9章 オペラに関連した楽曲
おわりに

<写真>舞台の傾斜  オペラの舞台にはこんなしかけも…!

雑学的な話題も散りばめ、どなたにも読みやすく…を心がけました。
オペラに興味を持たれる一般の方はもちろん、アマチュア演奏家の方にも、ぜひご一読いただきたい一冊です。


6月27日(火)

私のblog愛読者の方へ

もともとは、2011年にblogに掲載していた内容をベースに、新たな内容・校正を加えてより読みやすくなっています。
今回の出版原稿を、「はじめに」~11章(=記事)に分けてブログにも再掲載しました。

私のパスワードをご存知の方は、以下お好きな章をクリックしてパスワードを入れればご覧になれます。
各章の最後に「次へつづく」のリンクも貼ってありますので、「はじめに」から順にご覧になれます。

はじめに ~オペラの世界へ~
第1章 「カルメン」第1幕 ストーリーと音楽
第2章 「カルメン」第2幕 ストーリーと音楽
第3章 「カルメン」第3幕 ストーリーと音楽
第4章 「カルメン」第4幕 ストーリーと音楽
第5章 カルメン探訪(1) カルメンはどんな女性?
第6章 カルメン探訪(2) カルメンをめぐる男たち
第7章 カルメン探訪(3) 作品誕生秘話
第8章 オペラの舞台裏
第9章 オペラに関連した楽曲
おわりに

記事の掲載順序を整えるため、各記事の日付は6月20日、投稿時刻で順指定。
本日の告知まで、週末をはさんでちょうど1週間かかりました!



パスワード=私の私的なblog案内名刺をお持ちの方は、ブログ名・URLの下にパスワード(アルファベット5文字+4桁数字)を記してあります。
紛失された方は、電子書籍(700円)をご購入下さい、と言いたいところですが…(笑)
私までメッセージかメールをいただければお知らせいたします。


オペラの世界へ

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1.「カルメン」第1幕 ストーリーと音楽

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3.「カルメン」第3幕 ストーリーと音楽

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4.「カルメン」第4幕 ストーリーと音楽

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プロフィール

高木 章

Author:高木 章
アマチュアの打楽器奏者です。

某放送局関連に勤務しながら長年趣味で続けてきた音楽活動。あるご縁から、障がいのある方たちとも音楽を通じてのバリアフリーを、また東日本大震災以降は「がんばろう日本」…そんな活動を続けています。

単に自分が音楽が好きだから演奏したいだけでなく、「音楽の力」で「せめて自分にできることを」!

50代半ばにして勤め帰りに学校に通い「音楽療法」を学びました。

音楽寄りの話題、社会・時事に関する日常的なあれこれを徒然なるままに…
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